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エンベロープ ジャーナリングを有効にする

 

エンベロープ ジャーナリングを有効にするには、Exchange Server Email Journaling Advanced Configuration ツール (Exejcfg.exe) を使用します。このツールは、Active Directory ドメイン サービス (AD DS) にアクセスできるどのサーバーでも実行できますが、ドメイン コントローラーで実行することをお勧めします。

EHS ジャーナリング サーバーとして専用のサーバーを指定する場合は、そのサーバーで標準のジャーナリングを有効にする必要はありません。そのため、それが推奨されるソリューションです。

注意

ジャーナリング対象のメールボックス ストアを含むサーバーでは、標準のジャーナリングを有効にする必要があります。標準のジャーナリングの詳細については、「付録 A」を参照してください。

エンベロープ ジャーナリングを有効にするには

  1. AD DS にアクセスできるコンピューターにログオンします。

  2. Microsoft ダウンロード センターから Microsoft Exchange Email Journaling Advance Configuration ツール (exejcfg.exe) をダウンロードします。

  3. Email Journaling Advance Configuration ツールを保存したディレクトリに移動します。

  4. exejcfg.exe をダブルクリックし、ファイルの展開先のディレクトリを選択します。

  5. そのディレクトリにファイルが展開されます。

  6. 展開後、ファイルを確認します。

  7. コマンド プロンプトで「cd\」と入力し、ルート フォルダーに戻ります。

  8. exejcfg.exe を展開したディレクトリに移動します。

    たとえば、ルート ドライブ上の EXEJCFG という名前のフォルダーにファイルを展開した場合は、次のコマンドを入力し、そのディレクトリを開きます。cd exejcfg

  9. 次のコマンドを実行します。

    • エンベロープ ジャーナリングを有効にするには、「exejcfg -e」と入力します。

    • エンベロープ ジャーナリングが有効になっていることを確認するには、「exejcfg -l」と入力します。

これで、エンベロープ ジャーナル形式のメッセージを Hosted Archive または Hosted Continuity サービスに送信するように環境が完全に構成されました。

Microsoft Exchange Server Email Journaling Advanced Configuration の詳細については、Email Journaling Advance Configuration ツールをインストールしたときに展開される「エンベロープ ジャーナリング」というドキュメントを参照してください。

ベスト プラクティスなど、Microsoft Exchange Server メッセージ ジャーナリングの詳細については、「Exchange Server 2003 および Exchange 2000 Server でのメッセージ履歴のトラブルシューティング」を参照してください。