Internet Explorer 9 の自動更新による配布更新日: 2011 年 12 月 16 日 Internet Explorer 9 の日本国内における自動更新に関して米国を初めとする主要国においては、日本時間の 4 月 19 日から、自動更新機能による Internet Explorer 9 (以下 "IE9") の配布が開始されました。日本では、東日本大震災の影響により、IE9 そのものの提供開始日を 3 月 15 日から 4 月 25 日に延期したこともあり、自動更新機能による配布は 6 月 21 日から始まる予定です。Internet Explorer 9 対応が完了していないお客様におきましては、本ページの情報をご参考に、対応をご検討ください。 Windows Internet Explorer 9 は、高速かつ信頼性の高い Web ブラウジング環境を提供しています。ユーザーのブラウジング環境がより安全な最新の状態となるように、マイクロソフトでは Internet Explorer 9 を、自動更新や Windows Update 、Microsoft Update を通じて配布します。 Internet Explorer 9 は、32 ビット版と 64 ビット版の Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows Vista、および Windows Server 2008 に対応しています。 このページでは、Internet Explorer 9 の自動更新による配布方法について説明しています。情報システム部門の IT 担当者の方を対象に、管理している組織に対して、Internet Explorer 9 を自動更新で展開する方法とそのタイミングについても説明しています。Internet Explorer 9 の組織内への配布を遅らせる必要がある場合は、自動更新をブロックする対策を講じる必要があります。なお、自動更新による Internet Explorer 9 の配布は正式版のリリース後、徐々に開始され、数か月をかけて行われます。Internet Explorer 9 リリース後の数か月間は、随時、Internet Explorer 9 へのアップグレードが提案されます。 このページの内容
自動更新による配布プロセス自動配布プロセスでは、更新プログラムを利用できることがユーザーに通知されます。ユーザーは、Internet Explorer 9 をインストールするかどうかを選択できます。 自動更新で Internet Explorer 9 が提供されるのは、ローカル管理者のアカウントを持つユーザーのみです。これに該当するすべてのユーザー (更新プログラムを自動的にダウンロードおよびインストールするように自動更新を構成したユーザーを含みます) に対して、Internet Explorer 9 がダウンロードされ、インストールの準備が整ったときに、自動更新からの通知が表示されます。通知とインストールのプロセスは、ローカル管理者であるユーザーがコンピューターにログオンしない限り開始されません。ローカル管理者ではないユーザーは更新プログラムをインストールするよう求められないため、現在インストールされているバージョンの Internet Explorer を引き続き使用することになります。 自動更新通知のバルーンをクリックすると、Internet Explorer 9 の重要機能の概要の説明と、"インストールする"、"インストールしない"、"後で確認する"、という 3 つのオプションを示す、ようこそ画面が表示されます。
Internet Explorer 9 をインストールすると、ユーザーのコンピューターにインストールされている Internet Explorer 7 または Internet Explorer 8 が置き換えられます。ただし、Internet Explorer 9 をアンインストールすることによって、Internet Explorer 7 または Internet Explorer 8 に戻すことができます。Windows 7、Windows Vista、および Windows Server 2008 では、Windows コントロール パネルの "プログラムと機能" ユーティリティにある [インストールされた更新プログラムを表示] オプションを使用してアンインストールできます。 注 いったんインストールした Internet Explorer 9 を削除すると、そのコンピューターを最新の状態にするために、自動更新により、上記のプロセスを使用して再度 Internet Explorer 9 が配信されます。この場合、ようこそ画面で "インストールしない" を選択するだけでInternet Explorer 9 が自動更新で配布されなくなります。 ページのトップへ 自動配信をブロックするオプション組織の環境で自動更新を使用しており、ユーザーが Internet Explorer 9 を自動的に受信しないようにする必要がある場合は、次に示す措置を 1 つ以上を実行することをお勧めします。
Readiness Toolkit、技術的な概要、機能の詳細、Internet Explorerr 9 のダウンロードなど、Internet Explorerr 9 に関する詳細については、Internet Explorer 9 の製品ページおよび Internet Explorer 9 TechCenterで入手できます。 ページのトップへ Internet Explorer 9 の入手方法自動更新による Internet Explorer 9 の配布は、2011 年に予定されている製品の最終リリース後、間もなく開始されます。管理者は 2011 年第 1 四半期のリリース候補 1 の期間中に、ブロック計画を確定して実行する必要があります。Internet Explorer 9 のリリースに関して具体的な日程は確定していません。Internet Explorer 9 は Microsoft System Center Configuration Manager、Microsoft Systems Management Server、および Microsoft Windows Server Update Services を通じて配布されます。 ページのトップへ WSUS を使用している場合に Internet Explorer 9 の自動インストールを回避する方法マイクロソフトは、Windows Server Update Services (WSUS) 向けに、Windows Internet Explorer 9 のインストールおよび可用性の更新プログラムを "修正プログラム集" パッケージという分類でリリースします。修正プログラム集 パッケージを "自動承認" するように WSUS が構成されている場合 (これは既定の構成ではありません)、Windows Internet Explorer 9 のインストールが自動的に承認されます。その対策として、次の操作を行うことで、この更新プログラムをいつどのような方法でインストールするかを管理できます。Internet Explorer Blocker Toolkit は Windows Update と自動更新を使用したインストールのみをブロックします。このツールキットでは WSUS を使用した配布はブロックされません。次の場合は設定の変更が必要になります。
以下の手順を実行して、作成した自動承認を一時的に変更し、修正プログラム集として分類されているパッケージのインストールが自動承認されないようにします。この手順は WSUS 3.0 の手順です。WSUS 2.0 を使用している場合は、製品のマニュアルを参照してください。
注: 手順 4. のような規則がない場合は、インストールに対して修正プログラム集を自動的に承認するように WSUS が構成されていません。その場合、特に必要な操作はありません。 上記の手順を実行すると Windows Internet Explorer 9 のインストールは自動承認されません。Internet Explorer 9 のパッケージをダウンロードできるようになってから、新しいパッケージを WSUS サーバーに手動で同期すると、修正プログラム集の自動承認を再度有効にしたとき、Windows Internet Explorer 9 はインストールされません。この手順は WSUS 3.0 の手順です。WSUS 2.0 を使用している場合は、製品のマニュアルを参照してください。
オプション: 組織のビジネス要件により、修正プログラム集 パッケージを自動承認するように設定する必要がある場合は、Update Services Microsoft 管理コンソール スナップインで自動承認の設定を元に戻すことができます。これを行うには、次の手順を実行します。
注: 自動承認の規則は、更新プログラムが WSUS に最初にインポートされたときにのみ評価されるため、Windows Internet Explorer 9 更新プログラムがサーバーにインポートまたは同期された後にこの規則を有効に戻しても、この更新プログラムの自動承認は行われません。 ページのトップへ |
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