トピックの最終更新日時 : 2006-05-22
このリリースを完成させるにあたって、ここまでの経緯を振り返るのは興味深いことです。このリリースを計画しているときに、CIO から、電子メール、TCO、セキュリティ、および準拠のミッション クリティカル度が増大していることを伝えられました。管理者は診断および自動化の簡素化と支援を必要としています。一方、エンド ユーザーは電話を使用することを望み、過剰な情報に対する支援を必要としていました。
計画を定義したのは、2003 年 6 月に、一連の顧客を訪問したときに記したメモを再確認しているときでした。各顧客から、メッセージング システムのサーバー トポロジ ダイアグラムを持ち帰っていました。これらのダイアグラムには、Exchange サーバーと Exchange 以外のサーバーが含まれていました。Exchange サーバーは、多くの場合、サーバーが担っている "役割" を示すためにラベルが付けられたり色分けされたりしていました。
実際、Exchange はサーバーの役割として展開されるように構築されていませんでした。これらのダイアグラムを見て、Exchange をサーバーの役割で構成される統合システムとして構築したらどうだろうか、と考え始めました。これによって、セキュリティのロックダウンが容易になるだろうか。費用対効果に優れた容量計画が可能になるだろうか。多様なシナリオで革新の扉が開かれるだろうか。Exchange は完全なメッセージング システムで必要なすべての役割を満たすことができるだろうか。CIO、管理者、およびエンド ユーザーの要件を満たすことができるだろうか。
Exchange チームによる 3 年間の熱心な取り組みの後、これらに対する答えは、Exchange 2007 の 5 つの統合されたサーバーの役割に実装されました。
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メールボックス サーバーの役割 : スケールアップされたストレージの役割です。Exchange Server 2003 に比べ、必要とする I/O スループットは 70% 低くなっています。また、高可用性のための連続レプリケーションおよび電子メールの保存期間ポリシーの適用のサポートが組み込まれています。
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クライアント アクセス サーバーの役割 : 中間層の役割です。インターネットに公開され、新しい Outlook Web Access、Outlook Mobile の同期、外出先での Outlook の使用 (RPC over HTTP)、Internet Message Access Protocol Version 4 rev1 (IMAP4)、Post Office Protocol Version 3 (POP3)、Outlook 予定表 Web サービス、およびその他のプログラム可能な Web サービスを提供します。
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ユニファイド メッセージング サーバーの役割 : 中間層の役割です。Exchange を電話の世界へ接続します。ボイス メールおよび FAX に対するユニバーサル受信トレイ サポートを提供し、音声認識を使用した Outlook Voice Access を可能にします。
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エッジ トランスポート サーバーの役割 : 境界ネットワーク上のゲートウェイです。スパムやウイルスのフィルタ機能が組み込まれており、セキュリティで保護された強力なメールのフェデレーションを可能にします。
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ハブ トランスポート サーバーの役割 : エンタープライズ全体でのメールのルーティング、IRM (Information Rights Management) メッセージの事前使用許諾、および各ステージでの準拠の適用を行います。
これらをまとめるために、管理者の操作性を新しくする必要があることがわかりました。幸運にも、Monad チーム (その後 Windows PowerShell に名前が変更されました) によってシステム管理用の優れたシェルが作成されており、このシェル上に構築することができました。Windows Server でのシステム管理はがらりと変わりました。
低コスト、セキュリティ、準拠を最優先にした Exchange Server 2007 は、以前のどのリリースの Exchange よりもビジネス価値を見出していただけると確信しています。管理者には管理における操作性を、エンド ユーザーには接続したときの操作性を気に入ってもらえるでしょう。
この記事の公開時には、Exchange 2007 Beta 2 の世界へのリリースが近づいている予定です。きっと皆さんにも気に入っていただけることと思います。