イベント ビューアでアプリケーション ログを表示する方法
イベント ビューアでは、アプリケーション ログとシステム ログの両方に、Exchange Server、SMTP サービス、およびその他のアプリケーションの操作に関連したエラー、警告、および情報イベントが含まれています。メールの流れに関する問題の原因を特定するには、アプリケーション ログとシステム ログに含まれているデータを慎重に確認します。
以下の手順を使用して、アプリケーション ログに含まれているエラー、警告、および情報イベントを表示します。
開始する前に
このトピックの手順を実行する前に、「メールの流れと SMTP に関するトラブルシューティング」を参照してください。
この手順を実行するには、以下のアクセス許可が必要です。
- ローカル管理者グループのメンバ
手順
イベントビューアでアプリケーション ログを表示するには、次の操作を行います。
[スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をポイントします。次に、[管理ツール] をポイントし、[イベント ビューア] をクリックします。
コンソール ツリーで、[アプリケーション ログ] をクリックします。
ログをアルファベット順に並べ替え、Exchange サービスのエントリをすばやく見つけるには、詳細ペインの [ソース] をクリックします。
ログのエントリをダブルクリックして、イベントのプロパティ ページを開きます。
ログにフィルタを適用して、特定の Exchange 関連イベントのエントリだけを一覧表示するには、[表示] メニューの [フィルタ] をクリックします。
[アプリケーション ログのプロパティ] で、[イベント ソース] ボックスの一覧を使用して、Exchange 関連のイベント ソースを選択します。たとえば、次のようなイベントがあります。
- MSExchangeTransport SMTP を使用してメッセージをルーティングするときに記録されるイベントです。
- IMAP4Svc ユーザーが IMAP4 を通じてメールボックスおよびパブリック フォルダにアクセスできるようにするサービスに関するイベントです。
- MSExchangeAL アドレス一覧を通じて電子メール メッセージを処理するサービスに関するイベントです。
- MSExchangeIS Exchange Information Store サービスにアクセスできるようにするサービスに関するイベントです。
- MSExchangeMTA X.400 コネクタがメッセージ転送エージェント (MTA) を使用できるようにするサービスに関するイベントです。
- MSExchangeMU メタベース更新サービスに関するイベントです。これは、Active Directory から情報を読み取り、ローカルの IIS メタベースのデータと置き換えるコンポーネントです。
- MSExchangeSA Exchange が Active Directory を使用してディレクトリ情報を格納および共有するときに記録されるイベントです。
- MSExchangeSRS サイト レプリケーション サービス (SRS) を使用して、Exchange 2003 を実行しているコンピュータを、Exchange 5.5 を実行しているコンピュータとレプリケートするときに記録されるイベントです。
- POP3Svc POP3 (Post Office Protocol version 3) を使用して電子メールにアクセスするときに必ず記録されるイベントです。
[分類] ボックスで、特定のイベントのセットを選択するか、選択したイベント ソースのすべてのイベントを表示する場合は、既定の設定の [すべて] のままにします。
[OK] をクリックします。