Remove-UMHuntGroup

 

適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1

トピックの最終更新日: 2007-08-09

Remove-UMHuntGroup コマンドレットは、既存のユニファイド メッセージング (UM) ハント グループを削除します。

構文

Remove-UMHuntGroup -Identity <UMHuntGroupIdParameter> [-Confirm [<SwitchParameter>]] [-DomainController <Fqdn>] [-WhatIf [<SwitchParameter>]]

解説

Remove-UMHuntGroup コマンドレットは、Active Directory ディレクトリ サービスから既存の UM ハント グループを削除します。Remove-UMHuntGroup コマンドレットを使用すると、UM ハント グループは UM IP ゲートウェイから削除され、次に Active Directory から削除されます。削除操作によって、構成済みの UM ハント グループが存在しない状態で UM IP ゲートウェイが残された場合、IP ゲートウェイは UM 呼び出しを処理できなくなります。

Remove-UMHuntGroup コマンドレットを実行するには、使用するアカウントに Exchange 組織管理者の役割が委任されている必要があります。

Exchange Server 2007 を管理するために必要なアクセス許可、役割の委任、および権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。

パラメータ

パラメータ 必須かどうか 種類 説明

Identity

必須

Microsoft.Exchange.Configuration.Tasks.UMHuntGroupIdParameter

このパラメータには、削除対象の UM ハント グループの ID を指定します。これは UM ハント グループ オブジェクトのディレクトリ オブジェクト ID です。

Confirm

省略可能

System.Management.Automation.SwitchParameter

このパラメータを指定すると、コマンドの処理が一時停止します。処理を続行するには、管理者がコマンドの処理内容を確認する必要があります。既定値は $true です。

DomainController

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.Fqdn

このパラメータには、この構成の変更を Active Directory に書き込むドメイン コントローラの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を指定します。

WhatIf

省略可能

System.Management.Automation.SwitchParameter

このパラメータは、オブジェクトに対して行われる操作をシミュレートすることを指定します。WhatIf パラメータを使用することで、実際に変更を加えずに、発生する変更内容を表示することができます。既定値は $true です。

入力の種類

戻り値の種類

エラー

エラー 説明

 

 

例外

例外 説明

 

 

この例は、MyUMHuntGroup という名前の UM ハント グループを削除します。

Remove-UMHuntGroup -Identity MyUMHuntGroup

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。