メッセージ追跡ログ ファイルの管理

 

メッセージ追跡を有効にする場合は、結果のログ ファイルを Exchange でどのように管理するかをカスタマイズできます。既定では、Exchange はメッセージ追跡ログ ファイルを C:\Program Files\Exchsrvr フォルダに格納し、7 日おきにこれらのログ ファイルを削除します。これらの既定の設定は、各自の Exchange 環境のニーズに合う場合と合わない場合があります。

ログ ファイルの場所の選択

メッセージ追跡ログ ファイルのパスおよびフォルダを指定するには、[<サーバー名> のプロパティ] ダイアログ ボックスの [全般] タブにある [ログ ファイル ディレクトリ] ボックスを使用します。ログ ファイル ディレクトリのパスを変更すると、Exchange はそれ以降のログ ファイルを新しいパスへ保存するようになります。ただし、既存のログ ファイルは自動的に新しい保存場所へは移動されません。この操作は手動で行う必要があります。詳細については、「メッセージ追跡ログ ファイルの場所を選択する方法」を参照してください。

ログ ファイルの削除

サーバーにログ ファイルを放置すると、ログ ファイルによって大量のディスク領域が消費され、パフォーマンスに影響する場合があります。ログ ファイルは、定期的に確認して削除することをお勧めします。ただし、ログ ファイルはメッセージの流れに関する問題が発生した場合に確認できるように、十分な期間サーバーに残しておくようにしてください。別の手段として、より大きなログ ファイルを格納できるだけの容量を持つ他のディスクにログ ファイルを移動することもできます。詳細については、「ログ ファイルを削除する間隔を指定する方法」を参照してください。