Exchange 仮想サーバー組織単位を作成し構成する方法
ここでは、Exchange クラスタを強化するために Exchange 仮想サーバー OU を作成し構成する方法について説明します。
開始する前に
この手順を実行する前に、「セキュリティが強化された環境で Exchange Server 2003 クラスタを実行する」を参照することを強くお勧めします (このサイトは英語の場合があります)。
手順
Exchange 仮想サーバー OU を作成し構成するには
Active Directory ユーザーとコンピュータ スナップインで、[表示] をクリックし、[拡張機能] をクリックします。
更新する Exchange クラスタと同じ Active Directory サイト内にあるドメイン コントローラに接続します。[Active Directory ユーザーとコンピュータ <domain_name>] を右クリックし、[ドメイン コントローラに接続] をクリックし、適切なドメイン コントローラの名前を入力して、[OK] をクリックします。
[メンバ サーバー] を右クリックし、[新規作成] をポイントします。次に、[組織単位] をクリックします。
[新しいオブジェクト - 組織単位 (OU)] に「Exchange 仮想サーバー」と入力し、[OK] をクリックします。
[Exchange 仮想サーバー] OU を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[Exchange 仮想サーバーのプロパティ] の [グループ ポリシー] タブで [ポリシーを継承しない] チェック ボックスをオンにします。また、[グループ ポリシー オブジェクトのリンク] に GPO が表示されていないことを確認し、[OK] をクリックします。GPO が表示される場合は、[削除] をクリックして [OK] をクリックします。
[Exchange 仮想サーバーのプロパティ] の [セキュリティ] タブで [詳細設定] をクリックします。
[Exchange 仮想サーバーのセキュリティの詳細設定] の [アクセス許可] タブで [追加] をクリックします。
[ユーザー、コンピュータ、またはグループの選択] で、クラスタ サービス アカウントの名前を選択し、[OK] をクリックします。
[Exchange 仮想サーバーのアクセス許可エントリ] の [適用先:] 一覧から [このオブジェクトとすべての子オブジェクト] を選択します。[アクセス許可] の [フル コントロール] アクセス許可を [許可] に設定し、[OK] をクリックします。