Exchange Server 2003 の使用 - フルテキスト インデックス処理

フルテキスト インデックス処理を展開する場合は、インデックス処理を行うパブリック フォルダやメールボックス ストアを個々に選択します。ユーザーはその後、パブリック フォルダまたはメールボックス ストアに含まれるメッセージと添付ファイルに対して、フルテキスト検索を実行できます。インデックスには、既定でメッセージの件名と本文、送信者と受信者の名前、および CC と BCC のフィールドに指定されたすべての名前が含まれます。また, .doc, .xls, .ppt, .html, .htm, .asp, .txt、および .eml (埋め込み MIME (Multipurpose Internet Mail Extensions) メッセージ) ファイルなどの種類の添付ファイルのテキストも含まれます。画像やサウンドなどのバイナリ添付ファイルはインデックス処理されません。

検索結果の正確さは、インデックスが最後に更新されたタイミングに依存します。パブリック フォルダやメールボックス ストアの内容が変更されたため、新しい内容を反映するようにインデックスを更新する必要があります。インデックスの更新は、手動で行うか、スケジュールに従って自動で行います。

フルテキスト インデックス処理に関する操作を行うには、少なくとも Exchange 管理者である必要があります。ここで説明するファイルの移動を行うには、適切なドライブとディレクトリでの読み取りと書き込みのアクセス許可を持っている必要があります。