グローバル拒否一覧を作成する方法
接続フィルタを使用して、グローバル拒否一覧を作成できます。これらの一覧を使用すると、ブロック リスト サービス プロバイダの使用の有無に関係なく、特定の IP アドレスから送信されたメールを常に拒否できます。グローバル拒否一覧に記載されている IP アドレスは自動的に拒否されます。
グローバル許可一覧のエントリは、グローバル拒否一覧のエントリより優先されます。Exchange Server は、グローバル拒否一覧を確認する前にグローバル許可一覧を確認します。このため、特定のサブセットとマスクからの接続を拒否するが、この範囲内にある単一 IP アドレスからの接続を許可するには、接続を拒否する IP アドレスの範囲に対するサブネットとマスクをグローバル拒否一覧に入力する必要があります。
開始する前に
このトピックの手順を実行する前に、「フィルタの構成およびスパムの制御」と「グローバル許可一覧を作成する方法」を参照してください。
この手順を実行するには、以下のアクセス許可が必要です。
- ローカル管理者グループのメンバ、および組織レベルで Exchange 管理者の役割が割り当てられたグループのメンバ
手順
グローバル拒否一覧を作成するには、次の操作を行います。
[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[Microsoft Exchange] をポイントし、[システム マネージャ] をクリックして Exchange システム マネージャを起動します。
コンソール ツリーで、[グローバル設定] を展開します。次に、[メッセージ配信] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[接続フィルタ] タブをクリックします。
[拒否] をクリックします。[拒否する一覧] ダイアログ ボックスが表示されます。
[追加] をクリックします。
[IP アドレス (マスク)] ダイアログ ボックスで、以下のいずれかのオプションを選択します。
- この接続フィルタ処理のルールのためのグローバル拒否一覧に単一の IP アドレスを追加するには、[単一の IP アドレス] をクリックします。
- グローバル拒否一覧にサブネット アドレスおよびマスクを追加するには、[複数の IP アドレス] をクリックします。
[OK] をクリックします。