セキュリティ グループのメールを有効にする方法
適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007
トピックの最終更新日: 2007-03-20
ここでは、Exchange 管理コンソールまたは Exchange 管理シェルを使用して、Microsoft Exchange Server 2007 のセキュリティ グループのメールを有効にする方法について説明します。
開始する前に
この手順を実行するには、使用するアカウントに次の役割が委任されている必要があります。
- Exchange 受信者管理者の役割
アクセス許可、役割の委任、および Exchange Server 2007 の管理に必要な権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。
.gif "important") 重要 : |
|---|
| Exchange サーバーが存在するドメインとは異なるドメインにあるセキュリティ グループのメールを有効にするには、そのドメインを Exchange 2007 用に準備しておく必要があります。Exchange 2007 用にドメインを準備する方法の詳細については、「Active Directory とドメインを準備する方法」を参照してください。 |
手順
Exchange 管理コンソールを使用してセキュリティ グループのメールを有効にするには、次の操作を行います。
Exchange 管理コンソールを起動します。
コンソール ツリーで、[受信者の構成] を展開し、[配布グループ] をクリックします。
操作ウィンドウで、[配布グループの新規作成] をクリックします。配布グループの新規作成ウィザードが表示されます。
[概要] ページで [既存のグループ] をクリックし、[参照] をクリックします。
[グループの選択] ダイアログ ボックスで、メールが有効な状態にするグループを選択し、[OK] をクリックします。
[次へ] をクリックします。
[グループの情報] ページで、以下のフィールドに入力します。
- [表示名] 既定では、表示名はグループ名と同じです。このフィールドの名前は変更できます。
- [エイリアス] 既定では、エイリアスはグループ名と同じです。このフィールドの名前は変更できます。
[次へ] をクリックします。
[配布グループの新規作成] ページで、[構成の概要] を確認します。構成を変更するには、[戻る] をクリックします。新しい配布グループを作成するには、[新規作成] をクリックします。
[完了] ページの [概要] に、配布グループが正しく作成されたかどうかが示されます。この概要には、配布グループを作成するために使用された Exchange 管理シェル コマンドも表示されます。
[終了] をクリックします。
Exchange 管理シェルを使用してセキュリティ グループのメールを有効にするには、次の操作を行います。
次のコマンドを実行します。
Enable-DistributionGroup -Identity "Security Group1"
構文およびパラメータの詳細については、関連トピック「Enable-DistributionGroup」を参照してください。
詳細情報
Exchange 管理シェルの詳細については、「Exchange 管理シェルの使用」を参照してください。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。