利用可能なリソース メールボックスとそのプロパティの一覧を作成する方法
適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007
トピックの最終更新日: 2007-03-12
ここでは、Exchange 管理コンソールまたは Exchange 管理シェルを使用して、利用可能なリソース メールボックスとそのプロパティの一覧を作成する方法について説明します。リソース メールボックスとは、会議室と機材を表すメールボックスです。リソース メールボックスはリソースとして会議出席依頼に含めることができ、組織のリソースを利用するための簡単かつ効率的な手段を提供します。リソース メールボックスに関連付けられているユーザー アカウントは無効になります。
開始する前に
Get-Mailbox コマンドレットを実行するには、使用するアカウントに次の権限が委任されている必要があります。
- Exchange 受信者管理者の役割
アクセス許可、役割の委任、および Exchange Server 2007 の管理に必要な権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。
手順
Exchange 管理コンソールを使用して、利用可能なリソース メールボックスとそのプロパティの一覧を作成するには、次の操作を行います。
Exchange 管理コンソールを起動します。
コンソール ツリーで、[受信者の構成] を展開し、[メールボックス] をクリックします。
結果ウィンドウで、[フィルタの作成] をクリックします。
ドロップダウン リストで、目的のリソース メールボックスを表示するフィルタを作成します。会議室メールボックスを表示する場合は、[受信者の種類の詳細] を選択し、[等しい] を選択してから、[会議室メールボックス] を選択します。装置メールボックスを表示する場合は、[受信者の種類の詳細] を選択し、[等しい] を選択してから、[備品用メールボックス] を選択します。
[フィルタの適用] をクリックして、結果を表示します。
Exchange 管理シェルを使用して、利用可能なリソース メールボックスとそのプロパティの一覧を作成するには、次の操作を行います。
利用可能な会議室メールボックスの一覧を作成するには、次のコマンドを実行します。
Get-Mailbox -RecipientTypeDetails RoomMailbox
利用可能な備品用メールボックスの一覧を作成するには、次のコマンドを実行します。
Get-Mailbox -RecipientTypeDetails EquipmentMailbox
構文およびパラメータの詳細については、関連トピック「Get-Mailbox」を参照してください。
詳細情報
リソース メールボックスのプロパティを構成する方法の詳細については、「リソース メールボックスのプロパティを構成する方法」を参照してください。
リソースの構成の変更およびカスタム リソース プロパティの設定の詳細については、以下のコマンドレット関連トピックを参照してください。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。