ADSI Edit を使用した Active Directory 属性の編集

 

ADSI Edit (AdsiEdit.msc) は Microsoft Windows® Server のツールです。これを使用すると、Active Directory サービス インターフェイス (ADSI) プロトコルを通じて元の Active Directory® ディレクトリ サービス属性を表示し編集することができます。ADSI Edit は、Active Directory 内の単一のオブジェクトまたは少数のオブジェクトの編集に適しています。ADSI Edit には検索機能はありません。したがって、対象とするオブジェクトと、そのオブジェクトが存在する Active Directory 内の場所を事前に知っておく必要があります。これらは難点があっても、ADSI Edit はその他のどのツールよりも操作が簡単なため、Active Directory の情報を直接編集するためのツールとして一般的に使用されています。

ADSI Edit は、Microsoft 管理コンソール (MMC) で実行されるスナップインとして実装されています。ADSI Edit が格納されている既定のコンソールの名前は AdsiEdit.msc です。MMC の [スナップインの追加と削除] メニュー オプションを通じて任意の .msc ファイルにこのスナップインを追加できます。また、エクスプローラから AdsiEdit.msc ファイルを開くことができます。

adsiedit.dll ファイルが登録されていないと、ADSI Edit は実行されません。このファイルはサポート ツールをインストールすると自動的に登録されます。ただし、インストールする代わりにサポート ツール ファイルをコピーした場合は、adsiedit.msc スナップインを実行する前に adsiedit.dll で regsvr32 コマンドを実行する必要があります。

詳細情報

ADSI Edit のインストールと使用の詳細については、マイクロソフト サポート技術情報の文書番号 246926「Windows 2000 に含まれるサポート ツール フォルダの一覧」を参照してください。

メールボックスの有効化や無効化を行ったり、メールボックスのホーム サーバーを変更したりするその他の方法の詳細については、「Active Directory 属性を使用したメールボックスの有効化、無効化、およびホーム サーバーの変更」を参照してください。