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ユニファイド メッセージングの新機能

 

適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007

トピックの最終更新日: 2008-06-17

Microsoft Exchange Server 2007 ユニファイド メッセージング (UM) のテレフォニー機能は、Microsoft Exchange 製品ラインの新機能です。この導入により、複数のメッセージング インフラストラクチャが単一のメッセージング インフラストラクチャに統合されます。ここでは、Exchange 2007 UM の新しいテレフォニー機能について説明します。

ユニファイド メッセージング サーバーの役割

Exchange 2007 では、メッセージング システムが組織内で一般的に展開および分散される方法に合わせた、個別のサーバーの役割が提供されます。サーバーの役割とは、メッセージング環境において特定の機能を実行するために必要な機能およびコンポーネントを論理的にグループ化する単位です。ユニファイド メッセージング サーバーの役割は、Microsoft Windows Server 2003 を実行しているコンピュータ、または Windows Server 2003 および Exchange 2007 を実行しているコンピュータにインストールできる Exchange 2007 サーバーの役割の 1 つです。

Exchange 2007 ユニファイド メッセージング

ユニファイド メッセージング (UM) は、ボイス メッセージング、FAX、および電子メール メッセージングを、単一のメッセージング インフラストラクチャに統合します。Exchange 2007 ユニファイド メッセージングによって、すべての電子メール、音声、および FAX メッセージが、さまざまなデバイスからアクセスできる 1 つの Exchange 2007 メールボックスに統合されます。ネットワークに Exchange 2007 UM サーバーを展開すると、ユーザーは Outlook Voice Access を使用して、電話、モバイル デバイス、またはコンピュータから自分のメッセージにアクセスできます。

現在、会社の従業員は多くの場合、音声メッセージや FAX メッセージを電子メール メッセージとは別に管理しています。さらに、IT 管理者は多くの場合、ボイス メールまたはテレフォニー ネットワークと、電子メール システムまたはデータ ネットワークを個別のシステムとして管理しています。これらの場合、ボイス メールと電子メールは個別のサーバーにホストされた個別の受信トレイに配置され、電子メールの場合はデスクトップ経由で、ボイス メールの場合は電話を通してアクセスされます。FAX メッセージは、物理的なスタンドアロンの FAX 電話をとおして送受信されます。Exchange 2007 ユニファイド メッセージングでは、電子メール、音声、FAX メッセージを含むすべてのメッセージのための単一の格納場所が提供されます。

詳細情報

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。