Exchange Server 2003 をインストールする方法

Exchnage 組織の計画と準備を行った後で、Exchange 2003 セットアップ プログラムを実行します。ここでは、Exchange セットアップ プログラムを実行して Exchange Server 2003 をインストールする方法について説明します。

開始する前に

フォレスト内の最初の Exchange 2003 サーバーをインストールするには、組織レベルで Exchange 管理者 (完全) アクセス許可を持ち、かつコンピュータ上のローカル管理者であるアカウントを使用する必要があります。具体的には、ForestPrep の実行時に指定したアカウント、または指定したグループのアカウントを使用できます。

重要 :
Exchange 2003 サーバーを初めて複数のドメインに展開するときには、インストールする最初のサーバーのインストール情報がすべてのドメインにレプリケートされたことを確認してから、次のサーバーをインストールするようにしてください。最初のサーバーのインストール情報がすべてのドメインにレプリケートされていない場合、レプリケーションの衝突に関する問題が発生し、最初のサーバーは Active Directory 内の組織オブジェクトに対するアクセス許可を失います。

手順

Exchange Server 2003 をインストールするには、次の操作を行います。

1. Exchange をインストールするサーバーにログオンします。CD-ROM ドライブに Exchange Server 2003 CD-ROM を挿入します。

2. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に、「E:\setup\i386\setup」と入力します。E は CD-ROM ドライブを示します。

3. [Microsoft Exchange インストール ウィザードへようこそ] ページで、[次へ] をクリックします。

4. [使用許諾契約書] ページで、使用許諾契約書を読みます。条件に同意する場合は、[同意します] をクリックし、[次へ] をクリックします。

5. [プロダクト ID] ページで 25 桁のプロダクト キーを入力し、[次へ] をクリックします。

6. [コンポーネントの選択] ページの [アクション] 列で、ドロップダウン メニューの矢印を使用して各コンポーネントの適切なアクションを指定し、[次へ] をクリックします。

   

7. [インストールの種類] ページで [新しい Exchange 組織を作成する] をクリックし、[次へ] をクリックします。

   

8. [組織名] ページの [組織名] ボックスに、新しい Exchange 組織名を入力し、[次へ] をクリックします。

   注 :
   ここで指定する名前は、1 文字以上、64 文字未満である必要があります。新しい Exchange 2003 の組織名には、以下の文字を使用できます。

   • A ～ Z
   • a ～ z
   • 0 ～ 9
   • 空白
   • ハイフンまたはダッシュ

   

9. [使用許諾契約書] ページで、使用許諾契約書を読みます。条件に同意する場合は、[この製品のライセンス契約を読み、その条件に従うことに同意します] をクリックし、[次へ] をクリックします。

10. [コンポーネントの選択] ページの [アクション] 列で、ドロップダウン メニューの矢印を使用して各コンポーネントの適切なアクションを指定し、[次へ] をクリックします。

11. [インストールの概要] ページで、Exchange のインストールに関する選択内容が正しいことを確認し、[次へ] をクリックします。

    

12. [Microsoft Exchange ウィザードを終了します] ページで、[完了] をクリックします。