接続フィルタを作成する方法
以下の手順を使って、接続フィルタのルールとこのルールに構成する例外を作成します。
開始する前に
このトピックの手順を実行する前に、「フィルタの構成およびスパムの制御」を参照してください。
この手順を実行するには、以下のアクセス許可が必要です。
- ローカル管理者グループのメンバ、および組織レベルで Exchange 管理者の役割が割り当てられたグループのメンバ
手順
接続フィルタを作成するには、次の操作を行います。
[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[Microsoft Exchange] をポイントし、[システム マネージャ] をクリックして Exchange システム マネージャを起動します。
コンソール ツリーで、[グローバル設定] を展開します。次に、[メッセージ配信] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[接続フィルタ] タブをクリックします。
接続フィルタのルールを作成にするには、[追加] をクリックします。[接続フィルタ処理のルール] ダイアログ ボックスが表示されます。
[表示名] ボックスに接続フィルタの名前を入力します。
[プロバイダの DNS サフィックス] ボックスに、プロバイダが IP アドレスに追加する DNS サフィックスを入力します。
必要に応じて、[返されるカスタム エラー メッセージ (空白にすると既定のエラー メッセージが使用されます)] ボックスに、送信者に返すカスタム エラー メッセージを入力します。以下の既定のエラー メッセージを使用する場合は、このフィールドを空白のままにします。
< IP アドレス > は、 < 接続フィルタ ルール名 > によってブロックされました
以下の変数を使用して、カスタム メッセージを生成できます。
- %0 - 接続している IP アドレス
- %1 - 接続フィルタ処理のルール名
- %2 - ブロック リスト プロバイダ名
たとえば、次のようなカスタム メッセージを設定するとします。
IPアドレス <IP アドレス> は次のブロック リスト プロバイダによってブロックされました <ブロック リスト プロバイダ名>。
この場合、カスタム エラー メッセージに次のように入力します。
IP アドレス %0 は、ブロック リスト プロバイダ %2 によって拒否されました。
Exchange によって %0 は接続している IP アドレスに置き換えられ、%2 はブロック リスト プロバイダに置き換えられます。
注 : エラー メッセージにパーセント記号 (%) を含める場合は、パーセント記号を 2 つ (%%) 入力する必要があります。 ブロック リスト プロバイダから受信したどのリターン状態コードをこの接続フィルタで照合するかを構成するには、[リターン状態コード] をクリックします。[リターン状態コード] ダイアログ ボックスが表示されます。
次のいずれかのオプションを選択します。
[すべてのリターン コードにフィルタのルールを適用する (この接続フィルタ ルールは、プロバイダ サービスから返されたすべてのリターン状態コードに適用されます)] をクリックして、すべてのリターン状態と接続フィルタを照合する既定値に設定します。
[次のマスクにフィルタのルールを適用する (この接続フィルタルールは、プロバイダ サービスから返されたリターン状態コードをマスクを使用してそれらを解釈することにより適用されます)] をクリックし、プロバイダによって使用されるマスクに対してフィルタを適用するマスクを入力します。
注 : ビット マスクは単一の値に対するチェックのみを行います。IP アドレスが 2 つの一覧にあるときに返されるマスク値を設定する場合、そのビット マスクは両方の一覧にある IP アドレスのみに一致します。IP アドレスが 2 つの一覧のいずれかにあるかどうかを確認する場合は、これらの設定の状態コードを入力します。 [次の応答すべてにフィルタのルールを適用する (この接続フィルタ ルールは、プロバイダ サービスから以下の特定の値を持つリターン状態コードを受信したときに適用されます)] をクリックします。[追加] をクリックし、[リターン状態コード] に、照合する状態コードを入力します。状態コードごとに [追加] をクリックして、コードを入力します。入力が完了したら [OK] をクリックします。
[OK] をクリックします。