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適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1

トピックの最終更新日: 2007-03-28

メールボックス ユーザーのさまざまな配信オプションを構成するには、[配信オプション] ダイアログ ボックスを使用します。

メールボックス ユーザーについて、以下の配信オプションを構成できます。

  • [代理送信]

    • このアクセス許可を他の受信者に与えると、それらの受信者がこのメールボックス ユーザーの代わりに電子メール メッセージを送信できるようになります。特に、このアクセス許可が与えられた受信者は、代理送信するメッセージの "差出人" フィールドにメールボックス ユーザーの名前を入力できます。

      note注 :
      "差出人" フィールドは、Microsoft Outlook Web Access では使用できません。したがって、正しいアクセス許可が割り当てられていたとしても、Outlook Web Access を使用して別のユーザーの代理でメッセージを送信することはできません。

      たとえば、Karen のメールボックスに対する [代理送信] アクセス許可が Michelle に与えられていたとします。Michelle が、"差出人" フィールドに Karen の名前を含むメッセージを John に送信します。John がメッセージを受信すると、そのメッセージは、Karen によって送信されたメッセージのように見えます。John がメッセージを開くと、Microsoft Outlook または Outlook Web Access の "差出人" フィールドに [Michelle は Karen の代理] と表示されます (図 1)。
      代理送信の例

    • [追加] をクリックして [受信者の選択] ダイアログ ボックスを開きます。このダイアログ ボックスには、Exchange 組織のすべての受信者の一覧が表示されます。"代理送信" アクセス許可を与える受信者をクリックし、[OK] をクリックします。[検索] ボックスを使用して特定の受信者を検索することもできます。

    • 選択した受信者から "代理送信" アクセス許可を削除するには、[削除] アイコンをクリックします。

  • [転送先アドレス]
    受信メッセージを別の受信者に自動的に転送することができます。

    • [転送先]   メッセージの転送を有効にするには、このチェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスをオンにした場合は、受信者を選択する必要があります。
    • [参照] をクリックして [受信者の選択] ダイアログ ボックスを開きます。このダイアログ ボックスには、Exchange 組織のすべての受信者の一覧が表示されます。メッセージの転送先にする受信者をクリックし、[OK] をクリックします。[検索] ボックスを使用して特定の受信者を検索することもできます。
    • 転送先アドレスだけでなくこのメールボックス ユーザーにもメッセージのコピーを配信するには、[転送先アドレスとメールボックスの両方にメッセージを配信する] チェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスは、[転送先] チェック ボックスをオンにした場合にのみ使用可能になります。既定では、転送先アドレスを構成すると、すべてのメッセージが選択した受信者に転送され、メールボックス ユーザーには配信されません。
  • [受信者の制限]
    このメールボックス ユーザーが電子メール メッセージの宛先に指定できる受信者の最大数を構成できます。

    • [最大受信者数]   このメールボックス ユーザーが電子メール メッセージの宛先に指定できる受信者の最大数を指定するには、このチェック ボックスをオンにして、対応するテキスト ボックスに値を入力します。0 ~ 2,147,483,647 の範囲の値を入力できます。この制限を取り除くには、このチェック ボックスをオフにします。
      important重要 :
      この制限を構成すると、メールボックス ユーザーによって膨大な数の受信者にメッセージが送信されるのを防ぐことができます。メッセージごとの受信者の制限の詳細については、「受信者の制限について」を参照してください。

詳細情報

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。