Remove-ManagedContentSettings

 

適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1

トピックの最終更新日: 2007-06-30

管理フォルダから管理コンテンツの設定を削除するには、Remove-ManagedContentSettings コマンドレットを使用します。

構文

Remove-ManagedContentSettings -Identity <ELCContentSettingsIdParameter> [-Confirm [<SwitchParameter>]] [-DomainController <Fqdn>] [-WhatIf [<SwitchParameter>]]

解説

管理フォルダから管理コンテンツの設定を削除すると、そのフォルダは実質的に管理フォルダではなくなり、フォルダのコンテンツはメッセージング レコード管理 (MRM) から外されます。管理コンテンツの設定を削除すると、そのフォルダの保存期間のポリシーとジャーナリング ポリシーがすべて無効になります。そのフォルダの移動、削除、または名前変更の可否や、Microsoft Outlook または Outlook Web Access に表示されるクォータまたはポリシー ステートメントの有無には影響しません。

Remove-ManagedContentSettings コマンドレットを実行するには、使用するアカウントに次の役割が委任されている必要があります。

  • Exchange 組織管理者の役割

アクセス許可、役割の委任、および Exchange Server 2007 の管理に必要な権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。

パラメータ

パラメータ 必須かどうか 種類 説明

Identity

必須

Microsoft.Exchange.Configuration.Tasks.ELCContentSettingsIdParameter

Identity パラメータには、管理フォルダ メールボックス ポリシーの名前、識別名、または GUID を指定します。

Confirm

省略可能

System.Management.Automation.SwitchParameter

Confirm パラメータを指定すると、コマンドの処理が一時停止します。処理を続行するには、コマンドの処理内容を確認する必要があります。Confirm パラメータで値を指定する必要はありません。

DomainController

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.Fqdn

Active Directory ディレクトリ サービスからデータを取得するドメイン コントローラの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を指定するには、コマンドに DomainController パラメータを含めます。

WhatIf

省略可能

System.Management.Automation.SwitchParameter

WhatIf パラメータには、オブジェクトに対して行われる操作をシミュレートすることを指定します。WhatIf パラメータを使用することで、実際に変更を加えずに、発生する変更内容を表示することができます。WhatIf パラメータで値を指定する必要はありません。

入力の種類

戻り値の種類

エラー

エラー 説明

例外

例外 説明

この例では、Remove-ManagedContentSettings コマンドを使用して、"MyManagedContentSettings" という名前の管理コンテンツの設定を削除しています。

Remove-ManagedContentSettings -Identity MyManagedContentSettings

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。