Remove-ActiveSyncDevice
適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1
トピックの最終更新日: 2007-08-12
Remove-ActiveSyncDevice コマンドレットを使用すると、Microsoft Exchange Server 2007 を実行しているコンピュータ上のメールボックスに格納されているユーザーのデバイス一覧から、指定したモバイル デバイスのパートナーシップ情報を削除することができます。
構文
Remove-ActiveSyncDevice -Identity <MobileDeviceIdParameter> [-Confirm [<SwitchParameter>]] [-DomainController <Fqdn>] [-WhatIf [<SwitchParameter>]]
解説
Remove-ActiveSyncDevice コマンドレットを使用すると、Exchange メールボックスに格納されているユーザーのデバイス一覧から、指定したモバイル デバイスのパートナーシップ情報を削除することができます。このコマンドレットは、サーバーと正常に同期しなくなったデバイスを削除する場合に役に立ちます。
Remove-ActiveSyncDevice コマンドレットを実行するには、使用するアカウントに Exchange サーバー管理者の役割、および対象サーバーのローカルの Administrators グループが委任されている必要があります。
アクセス許可、役割の委任、および Exchange 2007 を管理するために必要な権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。
パラメータ
パラメータ | 必須かどうか | 種類 | 説明 |
---|---|---|---|
Identity |
必須 |
Microsoft.Exchange.Management.Tasks.MobileDeviceIdParameter |
このパラメータは、削除する特定のデバイスのパートナーシップを一意に識別します。 |
DomainController |
省略可能 |
Microsoft.Exchange.Data.Fqdn |
このパラメータは、Active Directory ディレクトリ サービス検証を行う場合の接続先となるドメイン コントローラを指定します。 |
Confirm |
省略可能 |
System.Management.Automation.SwitchParameter |
このパラメータを指定すると、コマンドの処理が一時停止します。処理を続行するためには管理者がコマンドの処理内容を確認する必要があります。Confirm パラメータで値を指定する必要はありません。 |
WhatIf |
省略可能 |
System.Management.Automation.SwitchParameter |
このパラメータは、オブジェクトに対して行われる操作をシミュレートすることを指定します。このパラメータを使用することで、実際に変更を加えずに、発生する変更内容を表示できます。このパラメータに値を指定する必要はありません。 |
入力の種類
戻り値の種類
エラー
エラー | 説明 |
---|---|
例外
例外 | 説明 |
---|---|
例
次のコード例は、デバイス WM_JeffHay のデバイスのパートナーシップを削除します。
Remove-ActiveSyncDevice -Identity WM_JeffHay
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。