Exchange 環境を電子メールによるウイルス感染から守るための指針

 

電子メールによって送信されるウイルスやワームは、今や現実的な脅威になっています。Microsoft Exchange Server の多くの管理者は、この脅威に立ち向かう必要性に迫られています。

このドキュメントには、電子メールによって送信されるウイルスとワームの影響を受けないように Microsoft® Exchange 環境を強化するための推奨事項が記述されています。推奨事項を実装する際に必要となる詳細情報についての情報源も紹介しています。

このドキュメントで紹介する推奨事項と情報は、より高いレベルのサービスをユーザーに提供する助けとなるため、このドキュメントは実装レベルでのメールの流れに責任を負うメッセージング管理者にとって非常に重要です。メッセージング設計者にとっては、メッセージングのトポロジやソリューションを計画するときにこの情報が役立ちます。デスクトップ管理者にとっては、クライアントのコンピューティング環境をウイルスの危険が及ばない状態に維持するための提案を導き出すために役立ちます。メッセージング チームのメンバは、ウイルス対策ソフトウェアに関する決定を下す際は、その内容がデスクトップで展開されている総合的なウイルス対策ソリューションに適合したものとなるように注意する必要があります。Microsoft Active Directory ディレクトリ サービスのネットワーク管理者やファイアウォール管理者は、このドキュメントで取り上げる推奨事項を把握することで、業務に役立てることができる場合もあります。

この文書には、以下の 3 つの主要なセクションがあります。

  • 推奨される操作と構成 : ウイルスおよびワームから受ける電子メール環境への影響を最小限に抑えるために実装する必要がある推奨事項を紹介します。
  • オプションの構成 : 比較的優先度が低い構成の提案や、代替の構成の提案をいくつか取り上げます。これらの提案は、最初の部分で説明したすべての推奨事項を実装できない場合に実装する必要があります。
  • ウイルス攻撃の発生時の対処方法 : 実際にウイルス攻撃を受けた際の一連の推奨事項と手順を紹介します。実際にウイルスの攻撃を受ける前に、この部分を読んで計画を作成しておくことが重要です。
note注 :
Microsoft Exchange 環境を電子メールによるウイルス感染から守るための指針についてのドキュメントをダウンロードして、印刷するか、またはオフラインで参照してください (このサイトは英語の場合があります)。