Exchange 2010 のインストールを確認する

 

適用先: Exchange Server 2010 SP2, Exchange Server 2010 SP3

トピックの最終更新日: 2009-12-07

Microsoft Exchange Server 2010 のインストール後、Get-ExchangeServer コマンドレットを実行して、セットアップ ログ ファイルを確認することで、インストールを確認することをお勧めします。セットアップ プロセスが失敗した場合や、インストール中にエラーが発生した場合は、セットアップ ログ ファイルを使用して問題の原因を突き止めることができます。

注意

Exchange 2010 をインストールした後のインストール済み Exchange サービスおよびその状態については、「Exchange セットアップによってインストールされるサービスの概要」(英語) を参照してください。

Get-ExchangeServer を実行する

Exchange 2010 が正常にインストールされたことを確認するには、Exchange 管理シェルで Get-ExchangeServer コマンドレットを実行します。このコマンドレットを実行すると、指定したサーバーにインストールされているすべての Exchange 2010 サーバーの役割の一覧が表示されます。

注意

エッジ トランスポート サーバーの役割では、別の Exchange 2010 サーバーの役割とハードウェアを共有することはできません。

構文およびパラメーターの詳細については、「Get-ExchangeServer」を参照してください。

セットアップ ログを確認します。

また、セットアップ処理中に作成されたセットアップ ログを確認して、Exchange 2010 のインストールと構成の詳細を調べることもできます。

インストール中に、Exchange セットアップによって、Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 を実行しているコンピューター上のイベント ビューアーのアプリケーション ログにイベントがログ出力されます。アプリケーション ログを調べて、Exchange セットアップに関連した警告またはエラー メッセージがないことを確認します。これらのログ ファイルには、Exchange 2010 セットアップ中にシステムによって実行される各アクションおよび発生した可能性のあるエラーの履歴が含まれています。情報は、インストールされているサーバーの役割ごとに入手可能です。

セットアップ ログは、<system drive>\ExchangeSetupLogs\ExchangeSetup.log にあります。<system drive> 変数は、オペレーティング システムがインストールされているドライブのルート ディレクトリを表します。

セットアップ ログ ファイルは、Exchange 2010 のインストールおよび構成中に実行されるすべてのタスクの進行状況を追跡するものです。ファイルには、インストールの開始前に実行される前提条件とシステムの準備の確認の状態、アプリケーションのインストールの進行状況、およびシステムに対して行われた構成変更に関する情報が含まれます。このログ ファイルを調べて、サーバーの役割が期待どおりにインストールされたことを確認します。

セットアップ ログ ファイルの確認は、エラーを確認することから始めることをお勧めします。エラーが発生したことを示すエントリが見つかった場合は、関連するテキストに目を通してエラーの原因を特定します。

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