ほとんどのソフトウェアは、次の 4 つのシステム リソースを使用します。
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プロセッサ (CPU)
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メモリ (RAM およびページング ファイル)
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ネットワーク
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ディスク
リソースは有限です。パフォーマンスの低下を防ぐには、バランスを考慮してリソースを使用する必要があります。リソースに負荷がかかりすぎると、システムの処理能力の低下を引き起こします。これはボトルネックと呼ばれます。
このセクションでは、これらのリソースが Client Security とどのように関係しているかについて説明します。

プロセッサのパフォーマンス要因
サーバー上のプロセッサは、ピーク使用時でもプロセッサ リソースを使用できるように、平均 50 ~60% 以下の使用率にする必要があります。Client Security の場合、スケジュールされたスキャンによってイベントが報告されるとき、マルウェアの蔓延の警告が報告されるとき、あるいは、コレクション データベースからレポート データベースにデータが転送されている間 (DTS ジョブ) がピーク使用時となる可能性があります。さらに、レポート サーバーにおけるレポート生成も、プロセッサ使用率を高める原因になります。
Client Security の最小プロセッサ要件については、『プランニングおよびアーキテクチャ ガイド』のシステム要件に関するドキュメント (英語の場合があります) を参照してください。

メモリのパフォーマンス要因
Client Security による RAM およびページング ファイル リソースの使用は、次のアクションに基づきます。
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MOM キューへの Client Security エージェント データの受信
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MOM からのハートビート要求の転送
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Client Security エージェント データを保存するデータベース トランザクション
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コレクション データベースからレポート データベースにデータを移動する SQL Server DTS トランザクション
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データベースのクリーンアップ
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レポート生成
Client Security は多くのサポート サーバー コンポーネントを使用するため、Client Security サーバーのメモリ ボトルネックを監視することは極めて重要です。サーバーに必要なメモリ量は、そのサーバーで実行されている Client Security コンポーネントのコンポーネント要件の合計に、オペレーティング システムのオーバーヘッドの 50% を加えた量になります。
多くの場合、メモリ ボトルネックは、ディスク ページング アクティビティの増加によって明らかになります。パフォーマンス コンソールの [Memory] オブジェクトには、メモリ使用量の監視に使用できるパフォーマンス カウンタが多数含まれています。[Pages/sec] では、メモリ要求を満たすために RAM とページング ファイル間で行われるデータ移動の割合を監視することができます。このカウンタの値が高い場合、メモリ ボトルネックの可能性があります。

ディスクのパフォーマンス要因
ハード ディスクは最も柔軟なシステム リソースです。ディスクは、他のサブシステムのアップグレードと比較して安価であり、依存するアプリケーションの応答性が向上するように構成することができます。
容量
Client Security が必要とするディスク容量は、展開する Client Security エージェントの数に左右されます。Client Security エージェントを多数展開するほど、データベースに報告されるイベントと警告の数が増えます。イベントと警告のサイズは、含まれる情報と保存場所によって異なります。
次の表は、コレクション データベースに保存される Client Security オブジェクトの平均ディスク消費サイズを示したものです。
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項目
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おおよそのサイズ (KB)
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|---|
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イベント
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6
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警告
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7
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属性
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.5
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脅威
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.5
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SQL Server DTS ジョブによってデータがレポート データベースに移動させられた後、ディスク記憶域要件は次の表のように変わります。
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項目
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SQL Server Standard Edition の場合のおおよそのサイズ (KB)
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SQL Server Enterprise Edition の場合のおおよそのサイズ (KB)
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|---|
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イベント
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8
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5
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警告
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8
|
4
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属性
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.6
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.5
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脅威
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.5
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.5
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SQL Server Standard Edition と SQL Server Enterprise Edition のサイズの差は、2 つのエディションのインデックス サイズの違いによるものです。
次の表は、管理対象コンピュータの台数別に、特定の日数ごとに必要な平均ディスク容量をまとめたものです。表の概要は次のとおりです。
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表には、10 日分のデータに対するコレクション (OnePoint) データベースの値と、180 日分および 395 日分 (既定) のデータに対するレポート (SystemCenterReporting) データベースの値が記載されています。
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表では、必要なディスク容量が SQL Server Enterprise Edition の場合と SQL Server Standard Edition の場合とで異なっていますが、これは 2 つのエディションのインデックス サイズの違いによるものです。
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表には記載されている値は、1 日に 27 個のイベントと 0.3 個の警告を送信する管理対象コンピュータを基準にしたものです。
上記の表の値は、例示のみを目的としています。実際のレポート データベースのサイズには、さまざまな要因が影響を及ぼすことがあります。これらの要因については、次のリンクの「データベース サイズの増大要因」セクションを参照してください。データベースのサイジング.
3,000 台以上の管理対象コンピュータに Client Security を展開する場合は、SQL Server Enterprise Edition を強くお勧めします。
速度
インストール先のシステム ドライブにおけるリソースの奪い合いを減らすため、Client Security コンポーネントはシステム ドライブ以外のドライブにインストールすることを強くお勧めします。この推奨事項は、すべての Client Security コンポーネントに適用されますが、管理サーバー、コレクション サーバー、およびレポートサーバーにとって最も重要です。
特に重要なのは、SQL Server とそれをホストするデータベースのインストール場所です。これらはシステム ドライブにインストールしないでください。システム ドライブにインストールすると、ドライブ上のファイルへのアクセスがランダムになり、ディスクがデータベースへのデータ保存やシステム ファイルおよびドキュメントの取得を試みるため、ディスク アクティビティの増加につながります。
SQL Server のパフォーマンス要因の詳細については、以下を参照してください。Client Security データベース コンポーネントのチューニング.
また、ディスクをより高速なディスクにアップグレードするかどうかを決定する際は、パフォーマンス問題の原因がディスクの問題なのか RAM の不足によるものなのかを判断する必要があります。すべての Microsoft Windows® オペレーティング システムは、メモリ サブシステムの一部としてページング ファイルを使用しています。このため、使用可能な RAM の量が低下すると、ページング アクティビティによってページング ファイルへのアクセスが頻繁に発生するため、ディスクのボトルネックと誤って判断される場合があります。
ディスク パフォーマンスの問題なのかメモリ パフォーマンスの問題なのかを判断するには、ディスク パフォーマンス カウンタとメモリ パフォーマンス カウンタの両方を監視する必要があります。詳細については、パフォーマンスの監視に関する Web サイト (英語の場合があります) を参照してください。

ネットワークのパフォーマンス要因
ネットワーク リソースは、組織のネットワーク トポロジに大きく左右されます。ネットワーク パフォーマンスに影響する可能性のある可変要因には次のものがあります。
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ネットワーク速度 (100 メガビット/秒 (Mbps)、ギガビット イーサネットなど)。
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Client Security サーバーのネットワーク アダプタの数。
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ネットワーク アダプタの性能。
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現在の帯域幅使用率 (Client Security の展開前)。
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既存の低速リンクの速度、飽和、遅延。
これらの可変要因は、Client Security の動作に影響します。逆に Client Security もこれらの可変要因に影響します。たとえば、低速なネットワーク セグメント上 (支社など) の Client Security エージェントからのイベントと警告の報告が、Client Security サーバーのネットワークに直接接続されている Client Security エージェントからの報告より大幅に遅れる場合があります。さらに、ネットワーク トラフィックの増加が、MOM サーバーへのイベントおよび警告の報告速度に影響を及ぼすこともあります。
Client Security エージェントはイベントと警告を使用して状態情報を管理サーバーに伝達します。これらのイベントと警告の平均サイズを知ることによって、Client Security がネットワーク トポロジに及ぼす全体的な影響を予測することができます。
テストでは、コレクション サーバーへのイベントと警告の配信は、トランザクションあたり平均 8 ~ 9 KB でした。
その他のネットワーク パフォーマンス要因に、定義の更新のサイズがあります。これらの更新プログラムは、中央の WSUS サーバーによって Microsoft Update からダウンロードされるか、Client Security エージェントによって Microsoft Update から 直接ダウンロードされます。次の表は、2 種類の更新プログラムについて説明したものです。
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更新プログラムの種類
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おおよそのサイズ (MB)
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定義およびエンジンのフル更新
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15
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定義のデルタ更新
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0.5 ~ 1
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最も頻繁に公開される定義の更新は、定義のデルタ更新です。脅威の状況に基づき、必要に応じて何度でも公開されます。平均頻度は 1 日 3 回です。