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ソフトウェア更新プログラムのエクスポート方法

System Center Updates Publisher では、エクスポート ウィザードを使用してソフトウェア更新プログラム定義をエクスポートできます。ウィザードでは、指定されたソフトウェア更新プログラム、あるいは公開フラグが設定されたすべての更新プログラムを、他の公開ツールがインポート可能なキャビネット (CAB) ファイルにエクスポートできます。Updates Publisher 3.0 および Updates Publisher 4.0 では、ウィザードがソフトウェア更新プログラムをテスト カタログの Extensible Markup Language (XML) ファイルにエクスポートしてテストを行うオプションを提供します。

注意

System Center Updates Publisher 4.0 では、ドライバやバンドルなどの依存関係がある更新プログラムのサポートが追加されました。これらの更新プログラムのエクスポート処理の間、更新プログラムとその依存関係がエクスポートされます。ローカルの Updates Publisher データベースにない依存関係を有する更新プログラムをエクスポートすることはできますが、エクスポート処理が完了する前に警告メッセージが表示される場合があります。依存関係を有する更新プログラムをテストのためにエクスポートすることはできません。

次の手順を使用して、ソフトウェア更新プログラム定義をカタログにエクスポートします。

ソフトウェア更新プログラムをエクスポートするには

  1. 次のいずれかを行います。

    • エクスポート用のソフトウェア更新プログラム定義を手動で選択

      ベンダ ノードまたは製品ノードを選択することによってノードおよびサブ ノード内のすべてのソフトウェア更新プログラム定義をカタログ ファイルにエクスポートするか、製品ノードを強調表示して [結果] ペインで更新プログラムを選択することによって個別の定義を選択します。強調表示されたコンソール ツリー ノードまたはソフトウェア更新プログラム定義を右クリックし、[エクスポート] をクリックします。

    • 公開フラグが設定されたすべてのソフトウェア更新プログラム定義をエクスポート

      Updates Publisher コンソール ツリーで [System Center Updates Publisher]、<ベンダ名>、または<製品名> を右クリックして、[エクスポート] をクリックします。

  2. [エクスポートの種類の指定] ページで次の設定のいずれかを選択します。

    • [選択した更新プログラムを他の Publisher によってインポートされるキャビネット ファイルにエクスポートする]:選択したソフトウェア更新プログラム定義を他の公開ツールによってインポート可能な CAB ファイルにエクスポートするには、この設定を指定します。

    • [選択した更新プログラムをテスト カタログ XML ファイルおよびテスト用にサポートされているスキャン ファイルにエクスポートする]:選択されたソフトウェア更新プログラム定義が期待どおりに機能するかどうかをテストするには、この設定を指定します。カタログ XML ファイルが、カスタム更新プログラム スキャン ツール、スキーマ ファイル、および適切なコマンド ライン パラメータが指定されたスクリプトと共に作成されます。テスト用のエクスポート フォルダに格納されたファイルを使用すると、更新サーバーに対してカタログの公開を実行しなくても、カタログをテストすることができます。

      注意

      この設定は、Updates Publisher 3.0 および Updates Publisher 4.0 のみに適用されます。

    • 公開フラグが設定された Updates Publisher のデータベース内のすべての更新プログラムをエクスポートする:公開フラグが設定されたすべてのソフトウェア更新プログラム定義を他の公開ツールによってインポートできる CAB ファイルにエクスポートするには、この設定を指定します。

    [次へ] をクリックします。

  3. 次のどちらか 1 つを構成し、エクスポートされるカタログまたはテスト カタログのパスを指定します。

    • [選択した更新プログラムを他の Publisher によってインポートされるキャビネット ファイルにエクスポートする] または [公開フラグが設定された Updates Publisher のデータベース内のすべての更新プログラムをエクスポートする] 設定が前のページで指定された場合、[エクスポート パスの指定] ページの [エクスポート パス] を構成します。カタログの既定のエクスポート先は %USERPROFILE%\My Documents\My Catalogs\MyUpdatesCatalog.cab です。異なるパスを使用する場合、テキスト ボックスにエクスポート パスを入力するか、[参照] をクリックしてカタログ ファイルのフォルダを選択します。

    • 前のページで [選択した更新プログラムをテスト カタログ XML ファイルおよびテスト用にサポートされているスキャン ファイルにエクスポートする] 設定を構成した場合、[テスト用エクスポート パスの指定] ページの [テスト用のエクスポート パス] を構成します。テキスト ボックスにテスト用のエクスポート パスを入力するか、[参照] をクリックしてテスト カタログ ファイルとサポート テスト ファイル用のフォルダを選択します。

    [次へ] をクリックします。

  4. [次へ] をクリックして、更新プログラムをエクスポートします。

    ソフトウェア更新プログラムがエクスポートされている間、[進行状況] ページにステータスと進行状況が表示されます。

  5. [閉じる] をクリックしてウィザードを終了します。[確認] ページに、エクスポートされたソフトウェア更新プログラムの構成済みプロパティの概要が表示されます。ソフトウェア更新プログラムのエクスポート中にエラーが発生した場合は、エラー メッセージが表示され、エクスポート処理が中止されます。

    重要

    カタログ ファイルを配布する場合、必ず UpdatesCatalog.xml を UpdatesCatalog.cab と同じ場所にコピーしてください。そうしないと、Updates Publisher がカタログの最新バージョンを取得しているかどうかを識別できません。

関連項目

タスク

テスト用エクスポート カタログの使用方法

概念

エクスポート処理について
エクスポート ウィザードについて
[結果] ペイン

その他のリソース

ソフトウェア更新プログラムのエクスポート
エクスポート ウィザード