
Exchange 2007 のデータベース キャッシュ サイズ
データベース キャッシュが大きいと、ディスクの入出力 (I/O) が減り、メモリからの情報の読み取りはディスクからの情報の読み取りに比べてかなり速いことから、パフォーマンスが大幅に向上します。
Exchange 2007 の 64 ビット アーキテクチャを使用すると、データベース キャッシュの最大サイズには仮想アドレス スペースの制限による制約がなくなり、代わりに、使用可能なメモリの量とデータベース I/O によって決定されることになります。たとえば、16 GB の物理 RAM を持つサーバー上では、システム キャッシュやそのサーバーで実行されている他のアプリケーションにメモリが残り、メモリの必要量を満たすのに十分であれば、ESE によりデータベース キャッシュは、8 GB まで増加される場合があります。
データベース キャッシュの最大サイズが既定で設定されていないため、データベース I/O に増加を必要とする負荷がかかっている場合、ESE によりデータベース キャッシュをサーバー上で使用可能な RAM をほぼすべて消費するサイズにまで増加させることができます。他のアプリケーション、または Windows Server システム キャッシュがメモリを要求するかメモリを必要とする場合、必要に応じて、ESE によりデータベース キャッシュのサイズが減少します。増加を必要とするほどデータベース I/O に負荷がない限り、ESE によってキャッシュのサイズが増加されることはありません。Exchange 2007 の既定による最小のデータベース キャッシュ サイズは、少なくとも 2 GB の RAM を持つサーバー上で 512 MB です。