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 Windows 2000 コマンドライン ユーティリティ
Windows 2000 コマンドライン ユーティリティ
最終更新日: 2000年5月23日
By Michael Otey

この記事は、『Windows 2000 Magazine』の 2001 年 4 月号に掲載された記事を翻訳したものです。

コマンド プロンプトの極意
Windows 2000 には、"使える" ユーティリティやアプリケーションが数多く用意されています。2000 年 12 月号のトップ 10 では、Windows 2000 の最高に "使える" グラフィック ユーティリティについて書きましたが、今回は、Windows 2000 のコマンドラインで実行できる "使える" ユーティリティ トップ 10 を披露しましょう。

10. FTP (ftp.exe) は、今でも "使える" Windows 2000 コマンドライン ユーティリティです。コマンド プロンプトで「ftp」と入力すると開く FTP コマンド シェルを使って、リモート システムとのファイルの送受信ができます。コマンド ラインのスイッチ -s を使用すると、バッチ モードで FTP を動作させることができます。バッチ モードでは、FTP クライアントは FTP のサブコマンドをすべてテキスト ファイルから読み込みます。

9. Telnet クライアント (telnet.exe) は、Windows NT では GUI 版ユーティリティですが、Windows 2000 ではキャラクタ ベースのツールになっています。この変更点だけを見ると、進歩したようには思えないかもしれませんが、Windows 2000 の Telnet クライアントは NTLM (NT LAN Manager) 認証が使用できるように拡張されています。

8. Microsoft システム情報 (msinfo32.exe) を使うと、コマンドラインでシステム情報を取得することができます。Windows NT 診断プログラム (WinMSD : winmsd.exe) は NT 4.0 でシステム情報を取得する場合の主要なツールですが、Windows 2000 版の WinMSD は Microsoft 管理コンソール (MMC) スナップインに変更されました。コマンドラインで使用するには、msinfo32.exe を実行する際に、次のように実行形式ファイルへのフル パスで指定します。

"C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\MSInfo\msinfo32.exe" /?

このように指定しないと、WinMSD スナップインが開きます。

7. ワイヤレス リンク (IRFTP : irftp.exe) ユーティリティを使うと、宝の持ち腐れになっていた赤外線ポートを有効活用できます。Irftp は、赤外線で通信可能な他のコンピュータとのワイヤレス接続 (たとえば、デスクトップ PC とノート PC 間の接続) を確立します。

6. Windows インストーラの msiexec.exe コンポーネントを使うと、Windows 2000 インストーラをコマンドラインから利用でき、ファイルのコピー、レジストリの更新、ショートカットの作成といったインストール関連作業を行うことができます。Msiexec.exe は、インストール情報をインストール パッケージ (つまり .msi ファイル) から読み込みます。インストール パッケージには、Windows アプリケーションのインストール、更新、アンインストールに関する、アプリケーション個別の実行手順が記述されています。

5. アプリケーション互換性 ユーティリティ (apcompat.exe) を使うと、以前のバージョンの Windows 用に作成されたアプリケーションを実行することができます。操作は簡単です。このツールを実行して、実行する以前のバージョンの Windows 用のアプリケーションを選択し、OS からアプリケーションに対して通知する Windows のバージョンを入力するだけです。

4. Windows ファイル チェッカ (sfc.exe) は、保護されたシステム ファイルをすべてスキャンし、正しいものかどうかの検証を行います。システム ファイルが間違ったバージョンのものに変更されていた場合、sfc.exe を使用して変更されたファイルを \%systemroot%\system32\dllcache フォルダに保存されているシステム ファイルのバージョンに置き換えることができます。

3. Cipher コマンドライン ツール (cipher.exe) を使うと、ファイルやフォルダの暗号化、解読、暗号化情報の表示を行うことができます。また、cipher.exe を使えば、特定のファイルやフォルダを暗号化したユーザーを調べることもできます。

2. PathPing (pathping.exe) は、NT 4.0 の Ping コマンドと Tracert コマンドの機能を統合したものです。PathPing を使うと、宛先のホストへの経路上の 1 つまたは複数のルーター ホップでデータの消失が発生しているかどうかを調べることができます。ICMP (Internet Control Message Protocol) パケットを経路上の各ルータに送信することによって、この機能を実現しています。

1. 回復コンソール (RC) を使うと、DLL の破損によるエラーや、その他のファイルに関連した問題が発生した場合に、システムの回復を行うことができます。NTFS を完全にサポートするコマンド ウィンドウを利用できるようにシステムを起動するものです。RC は既定ではインストールされませんので、このユーティリティを利用するには、"\i386winnt32.exe /cmdcons" を実行してインストールする必要があります。RC を実行するには、システムの起動オプション メニューで [回復コンソール] オプションを選択します。

著者紹介

Michael Otey 氏は、『Windows 2000 Magazine』の上級技術担当編集者であり、オレゴン州ポートランドにあるソフトウェア開発およびコンサルティングを手掛ける TECA 社の社長を務めています。氏は、『SQL Server 7 Developer's Guide』(Osborne/McGraw-Hill) の共著者でもあります。氏のメール アドレスは、mikeo@teca.com です。

この資料は、『Windows 2000 Magazine』のご好意により提供していただいたものです。『Windows 2000 Magazine』を購読するには、ここをクリックしてください。

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