適用対象: System Center Configuration Manager 2007, System Center Configuration Manager 2007 R2, System Center Configuration Manager 2007 R3, System Center Configuration Manager 2007 SP1, System Center Configuration Manager 2007 SP2

トピックの最終更新日 - 2007 年 8 月

ソフトウェアの更新が子サイトでは失敗するが、親サイトでは成功する

レプリケーションの遅延、または子サイトへのコンテンツのレプリケーションのエラーが原因で、ソフトウェアの更新が失敗している可能性があります。

可能性のある解決方法

子サイトで展開およびパッケージを調べて、それらが正しくレプリケートされていることを確認します。

Configuration Manager で SMS 2003 レポートが機能しないことがある

ソフトウェアの更新レポートに使用される表示の変更が原因で、Systems Management Server (SMS) 2003 で作成されたレポートでエラーが発生したり、不正確なデータが返される場合があります。

可能性のある解決方法

Configuration Manager 2007 でレポートを再度作成します。

レポートにエラー 0x80040668 が表示される

レポート「トラブルシューティング 2 - 展開エラー」でエラー コード 0x80040668 が表示された場合、通常は、エラーにもかかわらず、展開用の更新が正常にインストールされています。このエラーの説明は、"ソフトウェアの更新が適用後も操作可能と検出されます" です。

可能性のある解決方法

これは通常、一時的な状態です。次回のソフトウェアの更新の展開評価サイクルまで待ち、このエラーが再度表示されないことを確認します。

アップグレードされた管理者がアクセスできないオブジェクトがある

アップグレード後、そのアップグレードの実行ユーザーは Configuration Manager 2007 コンソール内のすべてのオブジェクトにアクセスできますが、既存の管理者はアップグレード前から存在していたオブジェクトにのみアクセスできます。

可能性のある解決方法

セットアップを実行したユーザーのみが、アップグレード後の新規オブジェクトにアクセスできます。すべての SMS 2003 ソフトウェアの更新オブジェクトに対してフル アクセス権を持っていた管理者には、Configuration Manager 2007 で同じオブジェクトに対してフル アクセス権を持ちますが、展開テンプレートや更新リストなど、新しいオブジェクトの種類に対しては権限を持ちません。管理者に、管理する新規オブジェクトに対するアクセス権を手動で付与してください。

レポートにエラー 0x8024400E "SOAP メッセージを処理できませんでした" が表示される

カテゴリ「ソフトウェアの更新 - E. トラブルシューティング」のレポートが次のエラーと共に表示された場合、一時的な問題であることもあれば、ソフトウェアの更新ポイントの構成に問題がある可能性もあります。

WU_E_PT_SOAP_SERVER SOAP_E_SERVER 0x8024400E - サーバー エラーが発生したため、SOAP メッセージを処理できませんでした。後で再送信してください

可能性のある解決方法

ソフトウェアの更新ポイントの構成を確認します。

レポートに状態メッセージ データが表示されない

展開の状態メッセージは、展開の作成元である、階層内の上位のサイトにレプリケートされます。ソフトウェアの更新の状態メッセージは、Microsoft Update と同期されたサイト (通常はセントラル サイト) にレプリケートされます。階層内のより上位のサイトから実行したレポートには、下位のサイトにレプリケートされた状態メッセージの情報が表示されません。

可能性のある解決方法

Microsoft Update との同期は、セントラル サイトのレポートに対応情報が表示されるように、セントラル サイトで構成する必要があります。展開は、展開の評価と強制実行状態のレポートが実行されるサイトで作成する必要があります。

NAP 評価を直ちに有効にする設定が適用されない

ソフトウェアの更新のプロパティで、[NAP 評価を有効にする]を選択して[日付と時刻]を構成するとき、[直ちに]に切り替えても、ダイアログ ボックスを終了したときに日付と時刻が現在の時刻に変更されないことがあります。

可能性のある解決方法

[直ちに]を使用する代わりに、[日付と時刻]の設定を現在の日付と時刻に構成します。この問題は、ネットワーク アクセス保護ポリシー ([ネットワーク アクセス保護]ノードの下の[ポリシー]にあります) のプロパティで、有効日時を[直ちに]に変更したときには発生しません。

Configuration Manager の外部でソフトウェアの更新をインストールすると、対応レポートに影響する場合がある

Configuration Manager の外部で、必須のソフトウェアの更新をインストールすると (たとえば、ソフトウェアの更新を手動でインストールしたり、自動更新を使用したりすると)、ソフトウェアの更新のクライアント エージェントでは、そのソフトウェアの更新が保留中と表示され続けます。次回、クライアント コンピュータでソフトウェアの更新の対応スキャンが実行されると、そのソフトウェアの更新は保留中と表示されなくなり、対応レポートでも、そのソフトウェアの更新がクライアント コンピュータで必須と表示されなくなります。

可能性のある解決方法

この問題を回避するには、クライアント コンピュータでは、ソフトウェアの更新のクライアント エージェント以外の方法を使用して必須のソフトウェアの更新をインストールしないでください。

期限切れのソフトウェアの更新をアクティブな展開から削除できない

Microsoft 更新プログラム用インベントリ ツールが階層から削除されると、このツールに固有のソフトウェアの更新のメタデータは期限切れ状態に設定されます。SMS 2003 クライアントにソフトウェアの更新を展開するアクティブな展開がある場合、展開のソフトウェアの更新は期限切れとして表示されますが、削除できません。その展開は、有効なソフトウェアの更新では引き続き機能しますが、その中に期限切れの更新があることを示すグレーのアイコンで表示されます。

可能性のある解決方法

この問題を回避するには、Microsoft 更新プログラム用インベントリ ツールを削除する前に、すべてのアクティブな展開のプロパティで、[Deploy software ソフトウェアの更新を SMS 2003 クライアントに展開する]の設定をオフにします。

参照:

その他のリソース

ソフトウェアの更新のトラブルシューティング