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Get-EventLogLevel コマンドレットの ECIdParameter パラメータでアスタリスクが使用されると、処理が失敗する

 

適用先: Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007

トピックの最終更新日: 2007-08-21

ここでは、Microsoft Exchange Information Store (MSExchangeIS) イベント ソース内ですべてのオブジェクトを検索しようとして、Exchange 管理シェルで Get-EventLogLevel コマンドレットにアスタリスク (*) を使用したときに発生するエラーを解決する方法について説明します。Get-EventLogLevel コマンドレットの Identity パラメータの SubEventSource または Category の部分にアスタリスクを使用すると、処理が失敗します。

Exchange 管理シェルでは、ECIdParameter の種類を使用するパラメータは、EventSource\SubEventSource\Category の構文を使用します。EcIdParameter の種類を使用するパラメータの値を指定する場合、アスタリスクを使用できるのは、構文の EventSource の部分のみです。たとえば、次の Get-EventLogLevel コマンドを使用すると、MSExchangeIS イベント ソース内の全オブジェクトを検索できます。

Get-EventLogLevel MSExchangeIS*

ただし、次のコマンドを使用して、MSExchangeIS イベント ソースの 9000 Private サブイベント ソース内の全カテゴリを検索することはできません。

Get-EventLogLevel MSExchangeIS\9000 Private\*

この問題を回避する例については、後の「手順」セクションを参照してください。

開始する前に

以下の手順を実行するには、使用するアカウントにローカルの Administrators グループのメンバシップが委任されている必要があります。アクセス許可、役割の委任、および Microsoft Exchange Server 2007 を管理するために必要な権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。

手順

Exchange 管理シェルを使用して Microsoft Exchange Information Store イベント ソース内の全オブジェクトを検索するには、次の操作を行います。

  • たとえば、MSExchangeIS イベント ソースの 9000 Private サブイベント ソース内の全オブジェクトを検索するには、次のどちらかのコマンドを使用します。

    • Get-EventLogLevel MSExchangeIS\9000*\*
    • Get-EventLogLevel *\*9000*\*

詳細情報

ログ出力レベルが構成可能な Exchange 2007 プロセスの一覧については、「構成可能なイベント ログ レベルを持つプロセス」を参照してください。Exchange プロセスのログ出力レベルを変更する方法の詳細については、「Exchange プロセスのログ出力レベルを変更する方法」を参照してください。

Get-EventLogLevel コマンドレットの詳細については、「Get-EventLogLevel」を参照してください。Set-EventLogLevel コマンドレットの詳細については、「Set-EventLogLevel」を参照してください。

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。