Disable-ServiceEmailChannel

 

適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1

トピックの最終更新日: 2008-01-17

Microsoft Exchange Server 2007 Service Pack 1 (SP1) では, .NET サービス チャネルが導入されています。このチャネルにより、Exchange 2007 は、Exchange サーバー コンピュータとは一時的にしか接続しないアプリケーションまたはデバイスに後で転送する情報を格納できます。Disable-ServiceEmailChannel コマンドレットは、特定のユーザーの .NET サービス チャンネルを無効にします。このコマンドレットは、ルート フォルダの下のユーザーのメールボックスの受信フォルダを削除します。

構文

Disable-ServiceEmailChannel -Identity <MailboxIdParameter> [-Confirm [<SwitchParameter>]] [-DomainController <Fqdn>] [-WhatIf [<SwitchParameter>]]

解説

Disable-ServiceEmailChannel コマンドレットを実行するには、使用するアカウントに Exchange サーバー管理者の役割および対象サーバーのローカルの Administrators グループのメンバシップが委任されている必要があります。

Exchange 2007 を管理するために必要なアクセス許可、役割の委任、および権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。

パラメータ

パラメータ 必須かどうか 種類 説明

Identity

必須

Microsoft.Exchange.Configuration.Tasks.MailboxIdParameter

このパラメータには, .NET サービス チャネルを有効にするユーザーの ID を指定します。指定されるユーザーは、Active Directory ディレクトリ サービスの有効なユーザーで、Exchange 2007 メールボックスを持っている必要があります。

Confirm

省略可能

System.Management.Automation.SwitchParameter

Confirm パラメータを指定すると、コマンドの処理が一時停止します。処理を続行するには、コマンドの処理内容を確認する必要があります。Confirm パラメータで値を指定する必要はありません。既定値は $true です。

DomainController

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.Fqdn

この構成の変更を Active Directory に書き込むドメイン コントローラの完全修飾ドメイン名を指定するには、コマンドに DomainController パラメータを含めます。

WhatIf

省略可能

System.Management.Automation.SwitchParameter

WhatIf パラメータには、オブジェクトに対して行われる操作をシミュレートすることを指定します。WhatIf パラメータを使用することで、実際に変更を加えずに、発生する変更内容を表示することができます。WhatIf パラメータで値を指定する必要はありません。

入力の種類

戻り値の種類

エラー

エラー 説明

 

 

例外

例外 説明

 

 

次のコードは、"Jeff Hay" というユーザーの .NET サービス チャンネルを無効にします。

Disable-ServiceEmailChannel -Identity JeffHay

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。