Windows Media エンコーダのデスクトップ エクスペリエンス コンポーネントがインストールされていない

[このトピックの目的は、Exchange Server アナライザ ツールが提起した特定の問題に取り組むことです。解決策を適用する対象は、Exchange Server アナライザ ツールを実行し、その特定の問題が発生しているシステムに限定する必要があります。無料でダウンロードして入手できる Exchange Server アナライザ ツールは、トポロジ内の各サーバーから構成データをリモートで収集し、データを自動的に分析します。生成されるレポートには、構成上の重要な問題点、潜在的な問題点、および製品の各種設定で既定値以外のものが、詳細に記載されます。これらの推奨事項に従うことにより、パフォーマンス、スケーラビリティ、信頼性、およびアップタイムの向上を達成できます。このツールの詳細、または最新バージョンのダウンロードについては、「Exchange Server ベスト プラクティス アナライザ ツール バージョン 2 のダウンロード」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=34707) を参照してください。]  

トピックの最終更新日: 2007-10-03

Windows Media エンコーダのデスクトップ エクスペリエンス コンポーネントがインストールされていないため、Microsoft Exchange Server 2007 セットアップ プログラムを続行して、Windows Server 2008 ベースの対象のコンピュータにユニファイド メッセージング サーバーの役割をインストールできません。

Exchange 2007 セットアップ プログラムを実行するには、Exchange 2007 のユニファイド メッセージング サーバーの役割をインストールする Windows Server 2008 ベースのコンピュータに Windows Media エンコーダのデスクトップ エクスペリエンス コンポーネントがインストールされている必要があります。

この問題に対処するには、Windows Media エンコーダのデスクトップ エクスペリエンス コンポーネントを対象のコンピュータにインストールしてから、Microsoft Exchange セットアップ プログラムに戻ります。

Windows Server 2008 サーバー マネージャを使用して Windows Media エンコーダのデスクトップ エクスペリエンス コンポーネントをインストールするには、次の操作を行います。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をクリックします。次に、[サーバー マネージャ] をクリックします。

  2. 左側のナビゲーション ウィンドウで、[機能] をクリックし、[機能の追加] を右クリックして選択します。

  3. [機能の選択] ウィンドウで [デスクトップ エクスペリエンス] チェック ボックスをオンにします。

  4. [機能の選択] ウィンドウで [次へ] をクリックし、[インストール オプションの確認] ウィンドウで [インストール] をクリックします。

  5. [閉じる] をクリックして、機能の追加ウィザードを終了します。

  6. 変更を有効にするにはサーバーを再起動する必要があります。

Windows のコマンド ラインを使用して Windows Media エンコーダのデスクトップ エクスペリエンス コンポーネントをインストールするには、次の操作を行います。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に、「cmd」と入力し、[OK] をクリックします。

  2. システムのコマンド プロンプトで、以下のコマンドを実行します。

    ServerManagerCmd -install Desktop-Experience
    
  3. Exit」と入力して、Windows のコマンド プロンプトを閉じます。

  4. 変更を有効にするにはサーバーを再起動する必要があります。