Outlook Web Access が予期しない応答を返す
トピックの最終更新日: 2008-02-07
ここでは、Microsoft Office Outlook Web Access からユーザーにエラーが返される原因になる問題について、2 つの状況で説明します。
- Outlook Web Access プレミアムでは、1 つ以上のサブフォルダがあるフォルダを展開するか、[予定表]、[連絡先]、または [仕事] フォルダをクリックすると、[Microsoft Exchange が予期しない応答を発行しました (404)。] というエラー メッセージが表示される場合があります。
- 新しく作成したメールボックスに Outlook Web Access を使用してログオンすると、最初のログオン プロセスでローカライズとタイム ゾーンの選択を構成した後に、[HTTP エラー 404 - ファイルまたはディレクトリが見つかりません。] というエラー メッセージが表示される場合があります。
原因
これらのエラーは, .owa のアプリケーションの拡張子マッピングがインターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャで見つからない場合に発生する可能性があります。
開始する前に
以下の手順を実行するには、使用するアカウントにローカルの Administrators グループのメンバシップが委任されている必要があります。
Microsoft Exchange Server 2007 を管理するために必要なアクセス許可、役割の委任、および権限の詳細については、アクセス許可に関する考慮事項に関するページを参照してください (このサイトは英語の場合があります)。
手順
IIS マネージャを使用して .owa のアプリケーションの拡張子マッピングを修復するには、次の操作を行います。
クライアント アクセス サーバーにログオンして、IIS マネージャを開きます。
[Web サイト] の [既定の Web サイト] の下にある /owa 仮想ディレクトリに移動します。
注 : |
---|
[既定の Web サイト] からではなく、他の Web サイトから Outlook Web Access にアクセスする場合は、他の Web サイトに移動します。 |
- /owa 仮想ディレクトリを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
- [仮想ディレクトリ] タブで、[構成] ボタンをクリックします。
- [アプリケーションの拡張子] の下に, .owa が含まれているかどうかを確認します。
- .owa が含まれていない場合は、[追加] をクリックします。
- 実行可能ファイルを見つけるには、[参照] ボタンをクリックし、\Windows\Microsoft.NET\Framework\<最新バージョン> を参照して、[aspnet_isapi.dll] を選択します。
注 : |
---|
システムが 64 ビットの場合は、\Windows\Microsoft.NET\Framework64\<最新バージョン>\aspnet_isapi.dll を使用します。 |
- "拡張子" フィールドに、「owa」と入力します。
- "動詞" フィールドで [制限] を選択して、「POST,GET」と入力します。
- [スクリプト エンジン] チェック ボックスがオンになっていることを確認します。
- [ファイルの存在を確認する] チェック ボックスをオフにします。
- [OK] をクリックし、この変更を保存します。
- [OK] をさらに 2 回クリックして、/owa 仮想ディレクトリのプロパティを閉じます。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。