[アーティクル]
03/02/2015

Project Server 2007 キューブ作成サービス展開の構成オプション

更新日: 2009年4月

トピックの最終更新日: 2009-04-16

ここでは、Microsoft Office Project Server 2007 キューブ作成サービスの使用を計画するときに検討できる、サポートされる展開の構成オプションについて説明します。

重要
Project Server アプリケーションサーバーで行われる OLAP キューブの作成と処理によって、サーバーのリソースが大幅に消費される可能性があります。展開のオプションを検討するときは、「章の概要 : パフォーマンスおよび容量を計画する (Project Server)」を参照してください。

構成オプション

キューブ作成の展開では、次の 3 つのコンポーネントを構成します。

Project Server 2007 キューサービスを備えた Office Project Server 2007 アプリケーションサーバーです。
SQL Server Analysis Services SQL Server 2000 Analysis Services Service Pack 4 (または以降の SP)、SQL Server 2005 Analysis Services SP 1 (または以降の SP)、または SQL Server 2008 Analysis Services の 3 つのバージョンのいずれかを使用できます。
Project Server レポートデータベース Project Server レポートデータベースは、Office Project Server 2007 によって作成される 4 つのプロジェクトデータベースの 1 つです。Analysis Services は、Project Server レポートデータベースのテーブルにアクセスし、プロジェクトのキューブデータを使用して Analysis Services キューブデータベースを作成します。Project Server レポートデータベースは、SQL Server 2000、SQL Server 2005、または SQL Server 2008 に存在します。

Office Project Server 2007 では、データベースコンポーネントや SQL Server Analysis Services 用にさまざまなバージョンの SQL Server を使用できます。たとえば、データベースサーバーとして SQL Server 2000 SP4 を使用したり、SQL Server 2005 SP2 Analysis Services を使用できます。

1 台のサーバー構成

1 台のサーバー構成では、3 つのコンポーネントがすべて同じコンピュータに展開されます。

Project Server 2007 の単一サーバー CBS 展開

この構成は、非常に小さな会社または小さなパイロット展開でのみ使用してください。大規模な会社または多数のプロジェクト、あるいは大規模なプロジェクトを使用する顧客には推奨されません。

2 台のサーバー構成

サポートされる 2 台のサーバー構成は 2 種類あります。

最初の構成では、Project Server アプリケーションサーバーと Project Server レポートデータベースを 1 台のサーバーに展開します。そして、SQL Server Analysis Services を 2 台目のサーバーに展開します。
2 番目の構成では、Project Server アプリケーションサーバーを最初のサーバーに展開します。そして、Project Server レポートデータベースと SQL Server Analysis Services の両方を 2 台目のサーバーに展開します。