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ブラウザ サポートを計画する (Project Server)

更新日: 2013年1月

 

トピックの最終更新日: 2014-12-09

この記事の内容 :

  • ブラウザー サポートについて

  • Project Server 2007 での使用がサポートされるブラウザー

  • Project Server 2007 での使用がサポートされないブラウザー

ブラウザー サポートについて

Microsoft Office Project Web Access は Microsoft Office Project Server 2007 へのオンライン アクセスに使用します。Office Project Web Access で使用する Web ブラウザーには、必要な ActiveX コントロールをダウンロードしてインストールする必要があります。つまり、Office Project Web Access で使用できるのは、レベル 1 の Web ブラウザーのみです。

Office Project Server 2007 展開の計画の一環として、組織内で使用されているブラウザーを確認して、Office Project Server 2007 で最適なパフォーマンスが得られるようにすることをお勧めします。

Project Server 2007 での使用がサポートされるブラウザー

レベル 1 の Web ブラウザーは、ActiveX コントロールによって提供される高度な機能を利用して、最適なユーザーの操作性を提供します。レベル 1 のブラウザーは、サーバーの全体管理 Web サイトも含めて、すべての SharePoint サイト上の完全な機能を提供します。Project Server 2007 で使用できるレベル 1 のブラウザーは次のとおりです。

  • Microsoft Internet Explorer 6.x (32 ビット)

  • Windows Internet Explorer 7.x (32 ビット)

  • Windows Internet Explorer 8.x (32 ビット)

  • Windows Internet Explorer 9.x (32 ビット)

  • Windows Internet Explorer 10.x (32 ビット)

  • Windows Internet Explorer 11.x (32 ビット)

    [!メモ] Windows 10 オペレーティング システムでの Windows Internet Explorer 11 もサポートされています。

    [!メモ] 上記の一覧に含まれない他のすべてのブラウザー (レベル 1 またはそれ以外) は、Project Server 2007 での使用のためにはサポートされていません。

    [!メモ] 上記の一覧に含まれるレベル 1 のブラウザーがサポートされるのは、Windows オペレーティング システムを実行するコンピューターにおいてのみです。

    [!メモ] Windows Internet Explorer の 64 ビット バージョンは、Office Project Web Access に必要な ActiveX コントロールの実行を許可しないため、サポートされていません。

Internet Explorer 9 を使用して Project Web Access でグリッドを編集する

現在、Office Project Server 2007 にアクセスするのに Internet Explorer 9 を使用している場合、特定のページでグリッドを編集する際に小さな問題が生じる可能性があります。これらの特定のページでは、編集可能なセルのすべてのコンテンツが削除されると、そのページが更新されるまでそのセルにデータを追加できません。これらのページのセルのコンテンツを変更する場合、セルのすべてのコンテンツを完全には削除しないようにしてください。セルのコンテンツを完全に置き換えるには、セル内のすべてのテキストを選択し、新しい文字列に置き換えます。この問題は、次のページのグリッドに影響します。

  • 自分のタスク

  • 自分のタイムシート

  • 提案と作業 > 新しい作業

  • 進捗レポートの提出依頼 > セクション グループ

  • サーバーの設定 > エンタープライズ ユーザー設定フィールドと参照テーブル > 参照テーブルの編集 > 参照テーブルのグループ

  • サーバーの設定 > 行の分類

  • サーバーの設定 > タイムシート期間 > 期間の作成

  • サーバーの設定 > キューブの構成 > 計算されるメジャーのグループ

  • サーバーの設定 > 管理用時間

Project Server 2007 での使用がサポートされないブラウザー

レベル 1 以外のすべてのブラウザーは、Office Project Server 2007 での使用がサポートされません。これには、Firefox 1.5、Mozilla、Netscape Navigator 8.1 などのレベル 2 のブラウザーがすべて含まれます。

Internet Explorer 5.01、Internet Explorer 5.5x、Internet Explorer for Macintosh などの旧バージョンのブラウザーや、サード パーティの旧バージョンのレベル 2 のブラウザーもサポートされません。

セキュリティで保護された環境のクライアントで ActiveX コントロールを有効にする

Office Project Server 2007 の一部の機能には、クライアント上で ActiveX コントロールを使用することで動作するようになっているものがあります。セキュリティで保護された環境では、セキュリティの制約のため、これらのコントロールがダウンロードされておらず、ユーザーがコントロールをダウンロードできないようになっている場合があります。これらの機能を動作させるには、クライアントでこれらのコントロールをダウンロードして有効にする必要があります。

ActiveX コントロールは、Project Server サイトの次のフォルダーにある 2 つの .cab ファイルに格納されています。

C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\web server extensions\12\TEMPLATE\LAYOUTS\PWA\OBJECTS\1033

.cab ファイルは次の 2 つです。

  • Pjclient.cab

  • Pjcintl.cab (1033 サブフォルダー内、または他言語のフォルダー内)

これらの 2 つの .cab ファイルには、以下のファイルが含まれています。

Pjcintl.cab:

  • langcabENU12.inf (このファイルは、コントロールを手動でインストールする場合は必要ありません)

  • Pj12ENUc.dll

Pjclient.cab:

  • Microsoft.vc80.crt.manifest (このファイルは、コントロールを手動でインストールする場合は必要ありません)

  • Msvcr80.dll

  • Pjgrid12.ocx

  • Pjprint12.dll

  • Pjquery12.ocx

  • Pjres12c.dll

  • Pjtextconv12.dll

クライアント側のコントロールを有効にするには

  1. クライアント コンピューターに管理者としてログオンします。

  2. Project Server に接続し、次のフォルダーから Pjclient.cab ファイルと Pjcintl.cab ファイルをコピーします。C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\web server extensions\12\TEMPLATE\LAYOUTS\PWA\OBJECTS\1033

  3. ファイルをクライアント コンピューター上のフォルダーに貼り付けます。

  4. Pjcintl.cab ファイルをダブルクリックして開き、Pj11enuc.dll ファイルをクリックします。

  5. [ファイル] メニューの [抽出] をクリックします。

  6. [マイ コンピューター]、[ローカル ディスク]、[Windows] の順に展開し、[Downloaded Program Files] をクリックします。

  7. [抽出] をクリックします。

  8. Pjcintl.cab ファイルを閉じます。

  9. [Pjclient.cab] をダブルクリックして開き、[編集] メニューの [すべて選択] をクリックします。

  10. [ファイル] メニューの [抽出] をクリックします。

  11. [マイ コンピューター]、[ローカル ディスク]、[Windows] の順に展開し、[Downloaded Program Files] をクリックします。

  12. [抽出] をクリックします。

  13. Pjclient.cab ファイルを閉じます。

  14. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に、「CMD」と入力し、[OK] をクリックします。

  15. CD %COMMONPROGRAMFILES%\Downloaded Program Files」と入力し、Enter キーを押します。

  16. regsvr32 pj12enuc.dll」と入力し、Enter キーを押します。

  17. regsvr32 pjres12c.dll」と入力し、Enter キーを押します。

  18. for %i in (pj*.dll) do regsvr32 %i」と入力し、Enter キーを押します。

  19. 表示される regsvr32 の各ウィンドウで登録が成功したことを確認し、[OK] をクリックしてウィンドウを閉じます。

  20. %i in (pj*.ocx) do regsvr32 %i」と入力し、Enter キーを押します。

  21. 表示される各コマンド ウィンドウで登録が成功したことを確認し、[OK] をクリックしてウィンドウを閉じます。

このブックのダウンロード

このトピックは、簡単に読んだり印刷したりできるように、次のダウンロード可能なブックに含まれています。

入手可能なブックの詳細な一覧については、「Project Server 2007 のダウンロード可能なコンテンツ」を参照してください。