検索範囲を管理する (Office SharePoint Server)

検索範囲では、検索インデックス内の情報のサブセットを定義します。ユーザーは、検索の実行時に検索範囲を選択することによって、検索結果を検索範囲内のものに制限できます。通常、検索範囲には、組織内のユーザーにとって重要で一般的な特定のトピックやコンテンツ ソースを含めます。たとえば、特定のプロジェクトに関連するすべてのアイテムや、財務、マーケティングなど、組織内の特定のグループに関連するすべてのアイテムに対して検索範囲を作成できます。また、他の複数の範囲を含む検索範囲を作成することもできます。

検索範囲は、共有サービス プロバイダ (SSP) レベルとサイト管理レベルの両方で設定できます。SSP レベルで設定した検索範囲は SSP 内のすべてのサイトで利用できますが、これらの範囲をサイト管理レベルで変更または削除することはできません。

検索範囲を管理するには、最初に [範囲の表示] ページを開く必要があります。

  1. SSP の管理ページを開きます。

    SSP の管理ページを開くには、次の操作を行います。

    1. トップ ナビゲーション バーの [アプリケーション構成の管理] をクリックします。

    2. [アプリケーション構成の管理] ページの [Office SharePoint Server 共有サービス] セクションで、[このファームの共有サービスの作成または構成] をクリックします。

    3. [このファームの共有サービスの管理] ページで、管理ページを開く SSP をクリックします。

  2. 共有サービス管理ホーム ページの [検索] セクションで、[検索の設定] をクリックします。

  3. [検索設定の構成] ページの [範囲] セクションで、[範囲の表示] をクリックします。

目的に合ったトピックをクリックしてください。

  • 新しい範囲を作成する

  • 範囲をコピーする

  • 範囲を削除する

新しい範囲を作成する

  1. [範囲の表示] ページで、[新しい範囲] をクリックします。

  2. [範囲の作成] ページの [タイトルと説明] セクションで、[タイトル] ボックスに範囲のタイトルを入力します。

  3. [説明] ボックスに、範囲の目的を管理者に知らせる検索範囲の説明を入力します。

    注意

    説明はユーザーに対しては表示されません。

  4. 読み取り専用の [最終更新者] ボックスに、ユーザーの資格情報が自動的に入力されます。

    注意

    [最終更新者] の設定は、ユーザーに対しては表示されません。

  5. [対象の結果ページ] セクションで、以下のどちらかを選択します。

    • [既定の検索結果ページを使用する] : この検索範囲からの検索結果を標準の検索結果ページを使用して表示する場合は、このオプションを選択します。

    • [この範囲の検索対象として別のページを指定する] : この検索範囲からの検索結果をカスタム ページに表示する場合は、このオプションを選択します。このオプションを選択した場合は、[対象の結果ページ] ボックスにカスタム検索結果ページの URL を入力します。

  6. [OK] をクリックします。

範囲をコピーする

検索範囲をコピーする場合、コピーは常に共有範囲になります。したがって、他のサイトで使用できるようにするためにサイト範囲をコピーできます。

  • [範囲の表示] ページの範囲の一覧で、コピーする範囲のメニューの [共有用としてコピーを作成] を選択します。

範囲を削除する

  1. [範囲の表示] ページの範囲の一覧で、削除する範囲のメニューの [削除] を選択します。

  2. 範囲を削除するかどうかを確認するメッセージ ボックスで、[OK] をクリックします。