ハードウェア要件およびソフトウェア要件 (SharePoint Server 2010)

更新: 2010 年 7 月 8 日

ここでは、Microsoft SharePoint Server 2010 をインストールして実行するために必要なハードウェアとソフトウェアの最小要件を示します。

Cc262485.Important(ja-jp,office.14).gif重要:

ここで説明する最小ハードウェア仕様を満たしていない運用システムに関して Microsoft テクニカル サポートに問い合わせても、システムをアップグレードして最小要件を満たすまで、受けられるサポートは限定的です。

この記事の内容

概要

Microsoft SharePoint Server 2010 は、多数のインストール シナリオに対応します。現在対応しているインストールには、組み込みデータベース インストールを備えた単一サーバーと、単一サーバー ファーム インストールまたは複数サーバー ファーム インストールが含まれます。

Cc262485.00e1f644-b93b-4dd5-a1f3-62385a2a34a8(ja-jp,office.14).png   Microsoft Project Server 2010 を SharePoint Server 2010 とともにインストールする予定の場合は、「ハードウェア要件およびソフトウェアの要件を決定する (Project Server 2010)」を参照してください。特に、Project Web App ユーザー向けにサポートされる Web ブラウザーに注意してください。

ハードウェア要件 - Web サーバー、アプリケーション サーバー、および単一サーバー インストール

組み込みデータベース インストールを備えた単一サーバーと、複数のサーバー ファーム インストールで SharePoint Server 2010 を実行しているサーバーには、次の表の要件が適用されます。

コンポーネント 最小要件

プロセッサ

64 ビット、4 コア

RAM

  • 開発または評価用に 4 GB

  • 単一サーバーまたは複数サーバー ファーム の運用環境には 8 GB

ハード ディスク

システム ドライブに 80 GB

基本インストール用、およびログ記録、デバッグ、メモリ ダンプの作成などの診断用に、十分な空き領域が必要です。また運用環境では、日常の運用のためにディスクの空き領域が余分に必要になります。運用環境で使用する RAM の 2 倍の空き領域を保持してください。詳細については、「SharePoint Server 2010 での容量管理と規模設定」を参照してください。

ハードウェア要件 - データベース サーバー

ファームに複数のサーバーがある運用環境内のデータベース サーバーには、次の表の要件が適用されます。

Cc262485.note(ja-jp,office.14).gifメモ:

展開の規模 (小規模と中規模) の意味は、「SharePoint Server 2010 での容量管理と規模設定」の基準となるアーキテクチャに関するセクションで説明されています。

コンポーネント 最小要件

プロセッサ

  • 小規模の展開に 64 ビット、4 コア

  • 中規模の展開に 64 ビット、8 コア

RAM

  • 小規模の展開に 8 GB

  • 中規模の展開に 16 GB

大規模の展開については、「ストレージおよび SQL Server の容量計画と構成 (SharePoint Server 2010)」の「必要なメモリを見積もる」セクションを参照してください。

Cc262485.note(ja-jp,office.14).gifメモ:
これらの値が SQLServer_の最小値として推奨されている値よりも大きいのは、SharePoint Products 2010 環境で必要とされるデータ分布のせいです。SQL Server のシステム要件の詳細については、「SQL Server 2008 R2 のインストールに必要なハードウェアおよびソフトウェア」 (http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=129377&clcid=0x411) を参照してください。

ハード ディスク

システム ドライブに 80 GB

ハード ディスクの容量は Sharepoint のコンテンツのサイズによって決まります。展開に含まれるコンテンツおよびその他のデータベースのサイズを見積もる方法については、「ストレージおよび SQL Server の容量計画と構成 (SharePoint Server 2010)」を参照してください。

ソフトウェア要件

以下の表の要件は、組み込みデータベースを備えた単一サーバー インストールと、ファーム内に 1 つまたは複数のサーバーを含むサーバー ファーム インストールに適用されます。

Cc262485.Important(ja-jp,office.14).gif重要:

SharePoint Server 2010 は単一ラベルのドメイン名をサポートしません。詳細については、「単一ラベル DNS 名を使用して Active Directory のドメインを構成する」を参照してください。

Microsoft SharePoint 製品準備ツール (SharePoint Server 2010 のスタート ページからアクセスします) は、SharePoint Server 2010 の前提条件となるソフトウェアをインストールするときに役立ちます。前提条件となるソフトウェアの一部はインターネットからインストールされるので、インターネット接続を利用できることを確認します。詳細については、「SQL Server を使用する単一サーバーを展開する (SharePoint Server 2010)」、「データベースが組み込まれた単一サーバーを展開する (SharePoint Server 2010)」、および「3 層ファーム用の複数サーバー (SharePoint Server 2010)」を参照してください。

最小要件

環境 最小要件

ファーム内のデータベース サーバー

以下のいずれか:

  • 64 ビット版の Microsoft SQL Server 2008 R2。

  • 64 ビット版の Microsoft SQL Server 2008 Service Pack 1 (SP1) (累積的な更新プログラム 2 を適用済み)。「SQL Server 2008 Service Pack 1 の累積的な更新プログラム パッケージ 2 について」(http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=165962&clcid=0x411) ページで、[この技術情報に対応する修正プログラムのダウンロードのリスト] リンクをクリックし、表示される手順に従ってください。「修正プログラムのダウンロード」ページで、SQL_Server_2008_SP1_Cumulative_Update_2 ファイルをダウンロードします。Microsoft SQL Server 2008 SP1 を Windows Server 2008 R2 にインストールする場合、互換性に関する警告が表示されることがありますが、この警告を無視してインストールを続行できます。

    Cc262485.note(ja-jp,office.14).gifメモ:
    CU3 または CU4 を使用することはお勧めしません。CU2、CU5、または CU5 以降の累積的な更新プログラムを使用することをお勧めします。詳細については、SQL Server 2008 の累積的な更新プログラム パッケージ 5 (http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=196928&clcid=0x411) を参照してください。SQL_Server_2008_RTM_CU5_SNAC ファイルをダウンロードしてください。

  • 64 ビット版の Microsoft SQL Server 2005 Service Pack 3 (SP3)。「SQL Server 2005 Service Pack 3 の累積的な更新プログラム パッケージ 3」(http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=165748&clcid=0x411) ページで、[この技術情報に対応する修正プログラムのダウンロードのリスト] リンクをクリックし、表示される手順に従ってください。「修正プログラムのダウンロード」ページで、SQL_Server_2005_SP3_Cumulative_Update_3 ファイルをダウンロードします。

SQL Server のバージョンの選択方法については、「SQL Server 2008 R2 と SharePoint 2010 製品: よりよい統合 (ホワイト ペーパー) (SharePoint Server 2010)」を参照してください。

データベースが組み込まれた単一サーバー

  • SP2 を適用した 64 ビット版の Windows Server 2008 Standard、Enterprise、Data Center、または Web Server、64 ビット版の Windows Server 2008 R2 Standard、Enterprise、Data Center、または Web Server、あるいは 64 ビット版の Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (SP1) Standard、Enterprise、Data Center、または Web Server。SP2 が適用されていない Windows Server 2008 を実行中の場合は、Microsoft SharePoint 製品準備ツール によって Windows Server 2008 SP2 が自動的にインストールされます。

    Cc262485.note(ja-jp,office.14).gifメモ:
    セットアップを実行する前に Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 の更新プログラムをダウンロードする必要があります。この更新プログラムは、準備ツールによってインストールされる .NET Framework 3.5 SP1 の修正プログラムであり、WCF でトランスポートのセキュリティやメッセージの暗号化なしのトークンの認証をサポートするメソッドを提供します。詳細およびリンクについては、この記事の「適用するソフトウェアへのアクセス」セクションを参照してください。

  • KB979917 - QFE for Sharepoint issues - Perf Counter fix & User Impersonation (英語) (http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=192577&clcid=0x411) (英語)

    • Windows Server 2008 SP2 の場合は、Windows6.0-KB979917-x64.msu (Vista) ファイルをダウンロードします。

    • Windows Server 2008 R2 の場合は、Windows6.1-KB979917-x64.msu (Win7) ファイルをダウンロードします。

    詳細については、関連する KB 記事「ASP.NET 2. 0 ベースのアプリケーションを IIS 7. 0 または IIS 7. 5 を統合モードで実行しているサーバーを展開するときに 2 つの問題が発生します。」 (http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=192578&clcid=0x411) を参照してください。

準備ツールによって以下の必須コンポーネントがインストールされます。

  • Web サーバー (IIS) の役割

  • アプリケーション サーバーの役割

  • Microsoft .NET Framework 3.5 SP1

  • SQL Server 2008 Express SP1

  • Microsoft Sync Framework Runtime Version 1.0 (x64)

  • Microsoft Filter Pack 2.0

  • Microsoft Chart Controls for Microsoft .NET Framework 3.5

  • Windows PowerShell 2.0

  • SQL Server 2008 Native Client

  • Microsoft SQL Server 2008 Analysis Services ADOMD.NET

  • .NET Framework 3.5 SP1 用 ADO.NET Data Services 更新プログラム

  • WCF でトランスポートのセキュリティやメッセージの暗号化なしのトークンの認証をサポートするメソッドを提供する, .NET Framework 3.5 SP1 用の修正プログラム。

  • Windows Identity Foundation (WIF)

    Cc262485.note(ja-jp,office.14).gifメモ:
    Microsoft "Geneva" Framework をインストール済みの場合は、Windows Identity Foundation (WIF) をインストールする前に、Microsoft Geneva Framework をアンインストールする必要があります。

ファーム内のフロントエンド Web サーバーとアプリケーション サーバー

  • SP2 を適用した 64 ビット版の Windows Server 2008 Standard、Enterprise、Data Center、または Web Server、64 ビット版の Windows Server 2008 R2 Standard、Enterprise、Data Center、または Web Server、あるいは 64 ビット版の Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (SP1) Standard、Enterprise、Data Center、または Web Server。SP1 が適用されている Windows Server 2008 を実行中の場合は、Microsoft SharePoint 製品準備ツール によって Windows Server 2008 SP2 が自動的にインストールされます。

    Cc262485.note(ja-jp,office.14).gifメモ:
    セットアップを実行する前に Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 の更新プログラムをダウンロードする必要があります。この更新プログラムは、準備ツールによってインストールされる .NET Framework 3.5 SP1 の修正プログラムであり、WCF でトランスポートのセキュリティやメッセージの暗号化なしのトークンの認証をサポートするメソッドを提供します。詳細およびリンクについては、この記事の「適用するソフトウェアへのアクセス」セクションを参照してください。

  • KB979917 - QFE for Sharepoint issues - Perf Counter fix & User Impersonation (英語) (http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=192577&clcid=0x411) (英語)

    • Windows Server 2008 SP2 の場合は、Windows6.0-KB979917-x64.msu (Vista) ファイルをダウンロードします。

    • Windows Server 2008 R2 の場合は、Windows6.1-KB979917-x64.msu (Win7) ファイルをダウンロードします。

    詳細については、関連する KB 記事「ASP.NET 2. 0 ベースのアプリケーションを IIS 7. 0 または IIS 7. 5 を統合モードで実行しているサーバーを展開するときに 2 つの問題が発生します。」 (http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=192578&clcid=0x411) を参照してください。

準備ツールによって以下の必須コンポーネントがインストールされます。

  • Web サーバー (IIS) の役割

  • アプリケーション サーバーの役割

  • Microsoft .NET Framework 3.5 SP1

  • Microsoft Sync Framework Runtime Version 1.0 (x64)

  • Microsoft Filter Pack 2.0

  • Microsoft Chart Controls for Microsoft .NET Framework 3.5

  • Windows PowerShell 2.0

  • SQL Server 2008 Native Client

  • Microsoft SQL Server 2008 Analysis Services ADOMD.NET

  • .NET Framework 3.5 SP1 用 ADO.NET Data Services 更新プログラム

  • WCF でトランスポートのセキュリティやメッセージの暗号化なしのトークンの認証をサポートするメソッドを提供する, .NET Framework 3.5 SP1 用の修正プログラム。

  • Windows Identity Foundation (WIF)

    Cc262485.note(ja-jp,office.14).gifメモ:
    Microsoft "Geneva" Framework をインストール済みの場合は、Windows Identity Foundation (WIF) をインストールする前に、Microsoft Geneva Framework をアンインストールする必要があります。

クライアント コンピューター

オプションのソフトウェア

環境 オプションのソフトウェア

データベースが組み込まれた単一サーバーおよびファーム内のフロントエンド Web サーバーとアプリケーション サーバー

  • PowerPivot ブックを操作する場合、Microsoft SQL Server 2008 R2。詳細については、「Microsoft SQL Server 2008」(http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=179611&clcid=0x411) を参照してください。

  • Windows 7 または Windows Vista。詳細については、SharePoint 2010 の開発環境をセットアップする方法 (http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=164557&clcid=0x411) を参照してください。

  • Microsoft SQL Server 2008 R2 用 Feature Pack に含まれる SQL Server リモート BLOB ストア インストール パッケージ。ダウンロードするには、ダウンロード センター (http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=177388&clcid=0x411) にアクセスします。

準備ツールによって以下のオプションのソフトウェアがインストールされます。

  • SharePoint Server 2010 の Access Services を使用するための、Microsoft SharePoint テクノロジ 2010 (SSRS) 用の Microsoft SQL Server 2008 R2 Reporting Services アドイン。ダウンロードするには、ダウンロード センター (http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=177388&clcid=0x411) にアクセスします。

  • SharePoint Search 2010 でフリガナ一致を正しく動作させる場合、Microsoft Server Speech Platform。

クライアント コンピューター

  • Microsoft Office 2010 クライアント。詳細については、Microsoft Office 2010 の製品情報 のページ (http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=195843&clcid=0x411) を参照してください。

  • Microsoft Silverlight 3。

適用するソフトウェアへのアクセス

Windows Server 2008、Microsoft SQL Server、または SharePoint Server をインストールするには、以下に列挙した Web サイトに移動します。前提条件となっているソフトウェアのほとんどは、SharePoint Server のスタート ページからインストールできます。前提条件となっているソフトウェアは、ここに示した Web サイトからも入手できます。Web サーバー (IIS) の役割とアプリケーション サーバーの役割は、サーバー マネージャーで手動で有効にできます。

前提条件となっているソフトウェアをインストールから直接インストールできないか、それが妥当でないシナリオでは、ネットワーク共有からインストールできます。詳細については、「ネットワーク共有から必須コンポーネントをインストールする (SharePoint Server 2010)」を参照してください。

変更履歴

日付 説明

2010 年 7 月 8 日

2010/07/05

2010 年 6 月 4 日

2010/05May/Week5

2010 年 5 月 12 日

初期発行

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