権限のあるページを構成する (Office SharePoint Server)

権限のあるページは、アイテムの関連性のランク付けの計算に影響を及ぼします。これにより、検索結果一覧に検索結果が表示される順番が変動します。アイテムの関連性のランク付けは、権限のあるページ、2 番目に権限のあるページ、または 3 番目に権限のあるページとして一覧表示された URL からアイテムがどの程度 (何クリック) 離れているかによってある程度決まります。2 番目に権限のある URL ではペナルティ クリックが 1 つ、3 番目に権限のある URL ではペナルティ クリックが 2 つカウントされます。つまり、3 番目に権限のある URL に近いことはランク付けに良い影響を与えますが、2 番目に権限のある URL に近い場合と比べて 1 クリック及ばないことになります。2 番目に権限のある URL と最も権限のある URL についても、同様のことが当てはまります。

URL を権限のない URL としてマークして、検索結果一覧の最後の方に表示することもできます。レベルが下がりますが、その計算にクリック距離のペナルティは使用されません。

注意

この手順を実行するには、共有サービス プロバイダ管理サイト コレクションの読み取りアクセス許可が、最低限必要です。

権限のあるページとして Web ページを指定するには

権限のあるページとして Web ページを指定するには、次の手順を使用します。

権限のあるページとして Web ページを指定する

  1. インストールの状態に応じて、次の手順のいずれかを実行します。

    • Microsoft Office Servers インフラストラクチャ更新プログラムがインストールされている場合は、サーバーの全体管理のサイド リンク バーで、[共有サービス管理] グループの共有サービスをクリックします。

      [共有サービス管理] ページの [検索] セクションで、[検索管理] をクリックします。

      [検索管理] ページのサイド リンク バーの [クエリと結果] セクションで、[権限のあるページ] をクリックします。

      注意

      詳細については、「Microsoft Office サーバー製品インフラストラクチャ更新プログラムについて」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=121886&clcid=0x411) を参照してください。

    • Microsoft Office Servers インフラストラクチャ更新プログラムがインストールされていない場合は、サーバーの全体管理のサイド リンク バーで、[共有サービス管理] グループの共有サービスをクリックします。

      [共有サービス管理] ページの [検索] セクションで、[検索の設定] をクリックします。

      [検索設定の構成] ページの [権限のあるページ] セクションで、[権限のあるページの指定] をクリックします。

  2. [権限のあるページの指定] ページの [権限のある Web ページ] セクションで、[最も権限のあるページ] ボックスに、中心的な URL または権限のある URL を入力します。各 URL は改行で区切り、1 行に 1 つの URL を入力します。

  3. [2 番目に権限のあるページ] ボックスに、2 番目に権限のある URL を入力します。

  4. [3 番目に権限のあるページ] ボックスに、3 番目に権限のある URL を入力します。

  5. [権限のないサイト] セクションの [レベルを下げるサイト] ボックスには、検索結果が返されるときに重要ではないとしてマークする URL を入力します。

    たとえば、古くなった情報を記録保持のために格納しているサイトの URL を入力できます。

    [レベルを下げるサイト] ボックスで URL を指定した場合、その URL とプレフィックスが一致するすべての URL またはアイテムはレベルが下げられます。

    注意

    [OK] をクリックした後でランク付けの計算を開始する場合は、[今すぐ更新する] セクションの [今すぐ更新する] チェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスをオフにすると、ランク付けの計算は、あらかじめ決められているスケジュールに従って行われます。

  6. [OK] をクリックします。

関連項目

概念

検索結果が充実するように設定を管理する (Office SharePoint Server)