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 ワークフローとは
ワークフローとは

更新 : 2009-02-26

この記事の内容 :

ビジネス プロセスについて

どの企業でも仕事の大半は、情報やドキュメントの流れによって異なるビジネス プロセスに基づいて行われます。これらのビジネス プロセスでは、インフォメーション ワーカーが積極的に参加して各自の業務グループの意思決定や成果物につながる作業を行う必要があります。Microsoft Office SharePoint Server 2007 では、このようなビジネス プロセスをワークフローを使用して実装し、管理します。

ワークフローが役立つビジネス プロセスの例を以下に示します。

  • 契約の承認   契約を承認または却下する必要がある組織のメンバのために、提案された契約を説明します。

  • 経費報告書   経費報告書および関連する領収書の提出を管理し、報告書を確認、承認した後に提経費支払い者へ払い戻します。

  • テクニカル サポート   顧客によって開かれ、サポート技術者によって調査され、技術者に転送され、解決され、ナレッジ ベースに追加されるテクニカル サポート インシデントの進捗を管理します。

  • 面接   就職希望者の面接の進捗状況を管理します。これには、面接日をスケジュール管理し、集まった面接のフィードバックを収集、そのフィードバックを次の面接担当者が利用できるようにし、採用/不採用の決定を容易にすることが含まれます。

  • コンテンツの発行   企業のインターネット プレゼンス サイトにおけるコンテンツ発行の承認を管理します。

インフォメーション ワーカーの参加が必要なビジネス プロセスを実装する際に多くの IT 部門が直面する問題の 1 つとして、それらのプロセスが実際の作業方法と融和しないことがあります。ビジネス プロセスが効果的に機能するためには、職場で日々使用している使い慣れたツールやアプリケーションと統合しなければならず、そうすることでビジネス プロセスがインフォメーション ワーカーの日常業務の一部となるのです。電子化された職場では、電子メール、予定表、タスク リスト、グループ作業 Web サイト、およびMicrosoft Office Outlook 2007、Word 2007 などのクライアント アプリケーションとの統合がここに含まれます。これが、Office SharePoint Server 2007 に基づいたワークフローに実装されている方法です。

Office SharePoint Server 2007 のワークフロー

Office SharePoint Server 2007 には、主要なビジネス ニーズに対応する以下の標準ワークフローがあります。

  • フィードバックの収集   校閲用のドキュメントを送信します。作成者は、校閲者を選択し、指示を送信し、ワークフローの進捗状況をチェックします。校閲者は、電子メール通知を受信し、校閲するドキュメントへのリンクでタスクを割り当てられます。参加者は、必要に応じて各自のタスクをだれかに委任したり、辞退することができます。

  • 承認   承認用のドキュメントを送信します。承認は、Web サイトへのドキュメントの発行や顧客への事業提案書の提出というように、別のドキュメント管理タスクの前提条件となることがよくあります。フィードバックの収集のワークフローを使い、作成者は承認者を選択し、指示を送信し、ワークフローの状態を追跡します。既定では、承認は順次ワークフローであり、承認者がドキュメントを確認する順序を作成者が指定します (これに対し、フィードバックの収集は並列ワークフローであり、校閲者が任意の順序でフィードバックを提供できます)。

  • 廃棄承認   参加者は期限切れドキュメントの廃棄を承認できます。

  • 署名の収集   ドキュメントをそのドキュメントに署名する必要がある一連の参加者に回覧します。

  • 翻訳   1 つ以上の言語へのドキュメントの翻訳を管理します。このワークフローでは、プレースホルダ ドキュメントを作成し、原版ドキュメントの各言語バージョンの翻訳タスクを追跡します。原版ドキュメントが変更された場合は、翻訳されたバージョンを更新するタスクを割り当てます。

  • 案件管理   解決のために案件をチーム メンバに回覧します。

  • 東アジアのドキュメントの承認   デジタル署名印とグループ指向の合意プロセスを使用した承認用にドキュメントを回覧します。このワークフローは、東アジアの製品バージョンおよび言語パックでのみ使用できます。

Office SharePoint Server 2007 では、サイトの作成者がワークフローをライブラリ、リスト、またはコンテンツ タイプと関連付けて、ドキュメントまたはリスト アイテムに対して実行可能にすることができます。ワークフローの進捗状況はワークフローの履歴リストに記録され、ワークフロー タスクはタスク リストを使用して参加者に割り当てられます。

インフォメーション ワーカーの日常業務の一部となるように、ワークフローは Office SharePoint Server 2007 および 2007 Microsoft Office system に緊密に統合され、インフォメーション ワーカーが簡単に参加できるようになっています。以下の作業は、Web ベースの Office SharePoint Server 2007 インターフェイスまたは 2007 Office system クライアント プログラムから実行できます。

  • ドキュメントまたはリスト アイテムに対して実行できるワークフローを表示する。

  • ワークフローを開始する。

  • ワークフロー タスクを表示および開始する。

  • ワークフロー タスクを完了し、タスク完了フォームに入力する。

Office SharePoint Server 2007 のワークフローは Microsoft Windows の Windows Workflow Foundation コンポーネント上に構築され、ソフトウェア開発者は Microsoft Visual Studio 2005 で Windows Workflow Foundation Designer を使用してカスタム ワークフローを作成できます。Microsoft Windows の Windows Workflow Foundation コンポーネント上に構築されたワークフローを管理者がインストールし、有効にした後で、ユーザーはそれを 1 つ以上のライブラリ、リスト、またはコンテンツ タイプと関連付けることができます。

また、ユーザーは Microsoft Office SharePoint Designer 2007 を使用してカスタム ワークフローを作成することもできます。Office SharePoint Designer 2007 を使用して作成した個々のワークフローは、単一のライブラリまたはリストと関連付けることができます。Microsoft Visual Studio 2005 を使用すると、Office SharePoint Designer 2007 で使用可能にできるカスタムのワークフロー アクションを作成できます。Office SharePoint Designer 2007 には、ビジュアルなワークフロー デザイン環境と、以下のような一連のワークフロー アクションが用意されています。ユーザーはソース コードを記述する代わりに、これらのアクションをワークフローに追加できます。

  • リスト メタデータの設定

  • リスト アイテム (ドキュメントを含む) の作成、コピー、削除、または変更

  • アイテムのチェックインまたはチェックアウト

  • ワークフローの一時停止、開始、または停止

  • 電子メール メッセージの送信

  • アイテムのモデレート状態の設定

  • アイテムのメタデータの設定

  • タスクの割り当て

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このトピックは、簡単に読んだり印刷したりできるように、次のダウンロード可能なドキュメントに収められています。

入手可能なドキュメントの詳細な一覧については、「Office SharePoint Server 2007 のダウンロード可能なブック」を参照してください。

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