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クローラ影響ルールを追加する (Office SharePoint Server 2007)

この記事では、サイトをクロールするためのクローラ影響ルールを追加する方法について説明します。この手順を実行する前に、次の点を確認してください。

クローラ影響ルールを追加するときは、指定したサイトのクロールに関する以下のどちらかの制限を指定します。

  • クローラがサイトから一度に要求できるドキュメントの最大数。

  • クローラがサイトからドキュメントを要求できる頻度。

この記事の内容 :

  • クローラ影響ルールを追加する

  • サイト名でワイルドカード文字を使用する

クローラ影響ルールを追加する

クローラ影響ルールを追加するには、以下の手順に従います。

クローラ影響ルールを追加するには

  1. インストールの状態に応じて、次の手順のいずれかを実行します。

    • Microsoft Office Servers インフラストラクチャ更新プログラムがインストールされている場合は、サーバーの全体管理のサイド リンク バーで、[共有サービス管理] グループの共有サービスをクリックします。

      [共有サービス管理] ページの [検索] セクションで、[検索管理] をクリックします。

      [検索管理] ページの [クロール中] セクションで、[クローラ影響ルール] をクリックします。

      Note

      詳細については、「Microsoft Office サーバー製品インフラストラクチャ更新プログラムについて」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=121886&clcid=0x411) を参照してください。

    • Microsoft Office Servers インフラストラクチャ更新プログラム がインストールされていない場合、[サーバーの全体管理] ページの [アプリケーション構成の管理] タブで、[検索] セクションの [Search サービスの管理] をクリックします。

      [Search サービスの管理] ページの [ファームレベル検索の設定] セクションで、[クローラ影響ルール] をクリックします。

  2. [クローラ影響ルール] ページの [ルールの追加] をクリックします。

  3. [クローラ影響ルールの追加] ページの [サイト] セクションの [サイト] ボックスに、このクローラ影響ルールに関連付けるサイト名を入力します。サイト名でのワイルドカード文字の使用については、「サイト名でワイルドカード文字を使用する」を参照してください。

    注意

    URL を入力するときは、プロトコルを省略する必要があります。たとえば、http:// や file:// は含めません。

  4. [要求頻度] セクションで、以下のオプションのどちらかを選択します。

    • [指定した数のドキュメントを一度に要求し、次の要求まで待機しない]。このオプションを選択する場合は、[同時要求数] の一覧を使用して、この URL のクロール時にクローラで一度に要求するドキュメントの数を選択します。この URL のクロール時に Office SharePoint Services Search サービスで一度に要求する最大数を指定できます。

    • [1 度に 1 つのドキュメントを要求し、次の要求まで指定した時間待機する]。この URL のクロール時に、次の要求を行うまでの時間 (秒単位) を指定できます。このオプションを選択すると、Office SharePoint Services Search サービスは一度に 1 サイトずつ要求を行い、次の要求を行うまでの間、指定された時間待機します。[待機する時間 (秒)] ボックスに、次の要求まで待機する時間 (秒単位) を入力します。次の要求までの時間は最小で 1 秒、最大で 1,000 秒です。

  5. [OK] をクリックします。

サイト名でワイルドカード文字を使用する

クローラ影響ルールでは 1 つのサイトを指定できますが、ワイルドカード文字を使用して、ルールの適用対象となる複数のサイトを指定することもできます。以下の表に、クローラ影響ルールの追加時にサイト名で使用できるワイルドカード文字を示します。

使用するワイルドカード 用途

* (サイト名)

すべてのサイトにルールを適用します。

*.* (サイト名)

名前にドットを含むサイトにルールを適用します。

*.*サイト名*.com (サイト名)

*サイト名*.com ドメイン (*.adventure-works.com など) 内のすべてのサイトにルールを適用します。

*.*トップレベル ドメイン名* (*.com または *.net など) (サイト名)

特定のトップレベル ドメイン名 (.com, .net など) で終わるすべてのサイトにルールを適用します。

?

サイト名内の 1 つの文字を表します。たとえば、*.adventure-works?.com は、ドメイン内の adventure-works1.com、adventure-works2.com といったサイトすべてに適用されます。

たとえば、アドレスが .com で終わるすべてのインターネット サイトに適用される、*.com のクローラ影響ルールを管理者が作成できます。ポータルの管理者が samples.microsoft.com のコンテンツ ソースを追加するとします。samples.microsoft.com について個別のクローラ影響ルールが存在しない限り、*.com のルールはこのサイトに適用されます。

関連項目

概念

クローラ影響ルールを編集する (Office SharePoint Server 2007)