Set-ecssecurity : Stsadm 操作 (Office SharePoint Server)
操作名 : Set-ecssecurity
説明
管理者は、Excel Calculation Services のセキュリティ設定を設定できます。
この操作は、共有サービス管理 Web サイトの [Excel Services の設定] ページにある [セキュリティ] ユーザー インターフェイスを設定する操作と同じです。
Excel Calculation Services のセキュリティの詳細については、「Excel Services のセキュリティを計画する」の「Excel Services のセキュリティについて」を参照してください。
Excel Services のデータ アクセス モデルの詳細については、「Excel Services をサポートするためのリソース要件を決定する」を参照してください。
構文
stsadm -o set-ecssecurity
** –ssp <SSP 名>**
[-FileAccessMethod {UseImpersonation | UseFileAccessAccount}]
[-AccessModel {TrustedSubsystem | Delegation}]
[-RequireEncryptedUserConnection {None | Connection}]
[-AllowCrossDomainAccess {True | False}]
パラメータ
パラメータ |
値 |
必須/省略可 |
説明 |
ssp |
有効な SSP 名 ("SharedServices1" など) |
必須 |
構成する Excel Calculation Services のリソースを提供する SSP の名前です。 |
fileaccessmethod |
以下のどちらかの値 :
|
省略可能 |
Excel Calculation Services で、Windows SharePoint Services 以外のすべての信頼済みのファイルの場所からワークブック ファイルを取得するために使用される認証方法です。 |
accessmodel |
以下のどちらかの値 :
|
省略可能 |
Excel Calculation Services で承認について処理する方法を指定します。 TrustedSubsystem は、Windows サーバー ファームの既定値です。 Delegation は、スタンド アロン展開または評価用の展開の既定値です。 データ アクセス モデルの詳細については、「第 1 章: Excel Services 入門」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=110227&clcid=0x411) の「インストールの前提条件とシステム要件」を参照してください。 |
requireencrypteduserconnection |
以下のどちらかの値 :
|
省略可能 |
None : クライアント コンピュータと Excel Calculation Services のフロントエンド コンポーネント間で、暗号化された通信を行わないことを指定します。 Connection : クライアント コンピュータと Excel Calculation Services のフロンドエンド コンポーネント間で、暗号化された通信を行うことを指定します。 |
allowcrossdomainaccess |
以下のどちらかの値 :
|
省略可能 |
True : Windows SharePoint Services 内の他のドメインに存在する Web パーツ、Web ページ、または Web サービスが、信頼済みのワークブックとデータ接続ファイルを要求できるようにすることを指定します。 False : Windows SharePoint Services 内の他のドメインに存在する Web パーツ、Web ページ、または Web サービスが、信頼済みのワークブックとデータ接続ファイルを要求できないようにすることを指定します。 |