ウイルス対策設定を構成する (Windows SharePoint Services)

Windows SharePoint Services 3.0 のウイルス設定を構成するには、以下の手順を使用します。

ウイルス対策設定を有効にできるのは、互換性のあるウイルス対策スキャナをインストールした後のみです。サーバー ファームで、ファームのフロント エンド Web サーバーごとに、ウイルス対策ソフトウェアをインストールする必要があります。

以下の 4 つのウイルス対策設定を構成できます。

  • アップロード時にドキュメントをスキャンする : アップロードされるドキュメントをスキャンするには、この設定を選択します。この設定は、ウイルスに感染したドキュメントをユーザーが他のユーザーに配布するのを防ぐために役立ちます。

  • ダウンロード時にドキュメントをスキャンする : ダウンロードされるドキュメントをスキャンするには、この設定を選択します。この設定は、ウイルスへの感染についてユーザーに警告し、ウイルスに感染したドキュメントをユーザーがダウンロードするのを防ぐために役立ちます。この設定を選択しても、[ウイルスに感染したドキュメントをユーザーがダウンロードできるようにする] オプションが選択されていない場合を除き、ユーザーは、ウイルスに感染したドキュメントをダウンロードすることを選択できます。

  • ウイルスに感染したドキュメントをユーザーがダウンロードできるようにする : このオプションを選択すると、ユーザーはウイルスに感染したドキュメントをダウンロードすることができます。ほとんどの場合は、このオプションを選択しないでください。システムでウイルス感染のトラブルシューティングを行うなど、ウイルスに感染したドキュメントをダウンロードする特定の理由がない限り、このオプションを選択しないでください。

  • ウイルスに感染したドキュメントをクリーンにする : スキャン中にウイルスに感染したドキュメントが発見された場合に、自動的にクリーンにするには、このオプションを選択します。

管理者の資格情報

この手順を完了するには、サーバーの全体管理サイトでの Administrators グループのメンバシップが必要です。

ウイルス対策設定を構成する

  1. ナビゲーション バーの [サーバー構成の管理] をクリックします。

  2. [サーバー構成の管理] ページで、[セキュリティの構成] の [ウイルス対策] をクリックします。

  3. [ウイルス対策] ページの [ウイルス対策の設定] で、以下の 1 つまたはすべてを選択します。

    • アップロード時にドキュメントをスキャンする

    • ダウンロード時にドキュメントをスキャンする

    • ウイルスに感染したドキュメントをユーザーがダウンロードできるようにする

    • ウイルスに感染したドキュメントをクリーンにする

  4. [OK] をクリックします。

    Stsadm コマンド ライン ツールを使用してこの手順を実行する方法については、「Antivirus : Stsadm プロパティ (Windows SharePoint Services)」を参照してください。

このブックをダウンロードする

のトピックは、簡単に読んだり印刷したりできるように、次のダウンロード可能なドキュメントに収められています。

入手可能なドキュメントの詳細な一覧については、「Windows SharePoint Services のダウンロード可能なブック」を参照してください。