Essentials でワークグループに参加したコンピューターにエージェントをインストールする方法

適用対象: System Center Essentials 2010

ワークグループに参加したコンピューターを System Center Essentials 2010 で管理するために準備するには、まず、Essentials 管理サーバーでの認証で使用する、各コンピューターの証明書を取得し、次に Essentials コンソールで管理する各コンピューターを承認する必要があります。ワークグループに参加したコンピューターを管理するための準備方法の詳細については、「ワークグループに参加したコンピューターを管理するために Essentials 管理サーバーを準備する方法」を参照してください。

重要

Essentials 2010 エージェントをインストールするコンピューターで、Essentials 管理サーバーの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を正しく解決でき、ワークグループに参加したコンピューターと Essentials 管理サーバー間で TCP 5721 を使用して接続できることを確認します。

Essentials 2010 エージェントをインストールするコンピューターで次のソフトウェアが実行されていることを確認します。

エージェントをインストールしてワークグループに参加したコンピューターを構成するには

  1. System Center Essentials 2010 セットアップ メディアで SetupSCE.exe を起動します。

    ヒント

    ネットワーク共有からの Essentials 2010 のインストール方法の詳細については、「Essentials の初期セットアップと構成のトラブルシューティング」を参照してください。

  2. [Essentials エージェントのインストール] をクリックして、Essentials 2010 エージェント インストーラーを実行します。

  3. [Essentials サーバー] の下で、次のように指定します。

    • [完全修飾ドメイン名 (FQDN)] ボックスに、Essentials 管理サーバーの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を入力します。

    • [管理グループ名] ボックスに、管理サーバーの NetBIOS 名_MG という形式で管理グループの名前を入力します。

  4. [プログラム ファイルの場所] で、[参照] をクリックし、Essentials 2010 ファイルをインストールするフォルダーを選択します。

  5. Essentials 管理サーバーの Essentials フォルダー\Certificates フォルダーにある次の証明書が必要です。ネットワーク経由で Essentials フォルダー\Certificates フォルダーにアクセスできない場合は、Essentials フォルダー\Certificates フォルダーからローカル コンピューターの エージェントのインストール フォルダー\Certificates フォルダーに証明書をコピーします。

    • WSUSSSLCert.cer: Windows Server Update Services 用の SSL (Secure Sockets Layer) 証明書

    • WSUSCodeSigningCert.cer: Windows Server Update Services 用のコード署名証明書

    [証明書] で [参照] をクリックして、証明書を見つけて選択します。

  6. [このコンピューターはワークグループに参加済み] チェック ボックスをオンにします。[参照] をクリックして、前のセクションの手順で作成したコンピューター証明書を見つけて選択し、ボックスに、コンピューター証明書のパスワードを入力します。選択する証明書は、Essentials 管理サーバーで使用される証明書を発行した証明機関 (CA) と同じ CA に対して発行する必要があります。

  7. [参照] をクリックし、コンピューター証明書を作成した CA の信頼されたルート証明書を見つけて選択します。

  8. [インストール] をクリックします。

参照:

タスク

ワークグループに参加したコンピューターを管理するために Essentials 管理サーバーを準備する方法

概念

Essentials の初期セットアップと構成のトラブルシューティング