Essentials でワークグループに参加したコンピューターにエージェントをインストールする方法
適用対象: System Center Essentials 2010
ワークグループに参加したコンピューターを System Center Essentials 2010 で管理するために準備するには、まず、Essentials 管理サーバーでの認証で使用する、各コンピューターの証明書を取得し、次に Essentials コンソールで管理する各コンピューターを承認する必要があります。ワークグループに参加したコンピューターを管理するための準備方法の詳細については、「ワークグループに参加したコンピューターを管理するために Essentials 管理サーバーを準備する方法」を参照してください。
重要
Essentials 2010 エージェントをインストールするコンピューターで、Essentials 管理サーバーの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を正しく解決でき、ワークグループに参加したコンピューターと Essentials 管理サーバー間で TCP 5721 を使用して接続できることを確認します。
Essentials 2010 エージェントをインストールするコンピューターで次のソフトウェアが実行されていることを確認します。
- Microsoft XML 6.0 Parser:このソフトウェアはエージェントと共に自動的にインストールされます。また、「Microsoft Core XML Services (MSXML) 6.0」 (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=76343) からダウンロードすることもできます。
エージェントをインストールしてワークグループに参加したコンピューターを構成するには
System Center Essentials 2010 セットアップ メディアで SetupSCE.exe を起動します。
ヒント
ネットワーク共有からの Essentials 2010 のインストール方法の詳細については、「Essentials の初期セットアップと構成のトラブルシューティング」を参照してください。
[Essentials エージェントのインストール] をクリックして、Essentials 2010 エージェント インストーラーを実行します。
[Essentials サーバー] の下で、次のように指定します。
[完全修飾ドメイン名 (FQDN)] ボックスに、Essentials 管理サーバーの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を入力します。
[管理グループ名] ボックスに、管理サーバーの NetBIOS 名_MG という形式で管理グループの名前を入力します。
[プログラム ファイルの場所] で、[参照] をクリックし、Essentials 2010 ファイルをインストールするフォルダーを選択します。
Essentials 管理サーバーの Essentials フォルダー\Certificates フォルダーにある次の証明書が必要です。ネットワーク経由で Essentials フォルダー\Certificates フォルダーにアクセスできない場合は、Essentials フォルダー\Certificates フォルダーからローカル コンピューターの エージェントのインストール フォルダー\Certificates フォルダーに証明書をコピーします。
WSUSSSLCert.cer: Windows Server Update Services 用の SSL (Secure Sockets Layer) 証明書
WSUSCodeSigningCert.cer: Windows Server Update Services 用のコード署名証明書
[証明書] で [参照] をクリックして、証明書を見つけて選択します。
[このコンピューターはワークグループに参加済み] チェック ボックスをオンにします。[参照] をクリックして、前のセクションの手順で作成したコンピューター証明書を見つけて選択し、ボックスに、コンピューター証明書のパスワードを入力します。選択する証明書は、Essentials 管理サーバーで使用される証明書を発行した証明機関 (CA) と同じ CA に対して発行する必要があります。
[参照] をクリックし、コンピューター証明書を作成した CA の信頼されたルート証明書を見つけて選択します。
[インストール] をクリックします。
参照:
タスク
ワークグループに参加したコンピューターを管理するために Essentials 管理サーバーを準備する方法