コマンド ライン オプションを使用して自動更新の動作を調整する

自動更新の動作の調整に使用されるコマンド ライン オプションは 2 つあります。これらのオプションはコマンド プロンプトから実行するようになっています。これらは、クライアント コンピュータのテストやトラブルシューティングに役立ちます。WSUS サーバーとクライアント コンピュータの両方の問題に対する広範なトラブルシューティング情報については、Microsoft Windows Server Update Services 操作ガイドを参照してください。

Detectnow オプション

検出の待機は時間の浪費となる場合があるため、直ちに検出を開始できるようにするオプションが追加されています。新しい自動更新クライアントがインストールされているいずれかのコンピュータで、コマンド プロンプトから次のコマンドを実行します。

wuauclt.exe /detectnow

ページのトップへ

Resetauthorization オプション

WSUS はクライアント コンピュータの Cookie を使用して、クライアント側のターゲットを使用する場合のコンピュータ グループのメンバシップなど、さまざまな種類の情報を格納します。既定では、この Cookie は、WSUS で作成されてから 1 時間後に期限が切れます。クライアント側のターゲットを使用している場合にグループのメンバシップを変更するときは、このオプションを detectnow と組み合わせて使用することで、Cookie を失効させ、検出を開始して、WSUS のコンピュータ グループのメンバシップを更新します。

このパラメータの組み合わせは、次の順序でのみ使用できます。

wuauclt.exe /resetauthorization /detectnow

 ページのトップへ