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Hyper-V のトラブルシューティング

適用対象: Windows Server 2008 R2

ここでは、Hyper-V を使用しているときによく発生する問題のいくつかを紹介します。Hyper-V のイベントに基づいたトラブルシューティングの詳細については、Windows Server 2008 テクニカル ライブラリの Hyper-V のトラブルシューティングに関するページ (英語の可能性あり) (http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=108562) を参照してください。Hyper-V に関するサポート技術情報の記事を検索するには、Microsoft サポート オンライン (http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=113139) を参照してください。

どのような問題がありますか?

Hyper-V の役割をインストールして、仮想マシンを作成およびインポートできますが、起動できません。

原因: ハイパーバイザーが実行されていません。システム イベント ログに、"ハイパーバイザーが実行されていないため、仮想マシンを起動できませんでした。" というエラー メッセージが表示されます。

解決方法: 物理コンピューターは、ハイパーバイザーを実行するための特定のハードウェア要件を満たしている必要があります。詳細については、「Hyper-V をインストールするための前提条件」を参照してください。コンピューターが要件を満たしていない場合は、そのコンピューターを使用して仮想マシンを実行することはできません。コンピューターが要件を満たしていても、ハイパーバイザーが実行されていないとき、場合によっては、BIOS で、ハードウェア補助による仮想化およびハードウェアによるデータ実行防止 (DEP) の設定を有効にする必要があります。これらの設定を変更した場合は、コンピューターの電源を一度切ってから入れ直す必要があります。コンピューターを再起動するだけでは、設定の変更は適用されません。

原因: システム ディスクとして使用されている仮想ディスクが SCSI コントローラーに接続されています。

解決方法: システム ディスクを IDE コントローラーに接続します。手順の詳細については、「ディスクと記憶域を構成する」を参照してください。

原因: 仮想マシンは物理 CD または物理 DVD をインストール メディアとして使用するように構成されていますが、物理ドライブは使用中です。

解決方法: 物理 CD または物理 DVD ドライブにアクセスできる仮想マシンは一度に 1 台だけです。CD または DVD を他の仮想マシンとの接続から切断して、再試行してください。

ゲスト オペレーティング システムのネットワークベース インストールを実行できません。

原因: 仮想マシンでレガシ ネットワーク アダプターの代わりにネットワーク アダプターが使用されているか、レガシ ネットワーク アダプターが適切な外部ネットワークに接続されていません。

解決方法: 仮想マシンが、インストール サービスを提供する外部ネットワークに接続されたレガシ ネットワーク アダプターを使用して構成されていることを確認してください。ネットワーク アダプターの構成方法の詳細については、「ネットワークを構成する」を参照してください。

仮想マシンが自動的に一時停止します。

原因: スナップショットまたは仮想ハード ディスクが保存されたボリュームで、使用可能な記憶域が不足すると、仮想マシンは自動的に一時停止します。仮想マシンの状態は、Hyper-V マネージャーの一覧に「一時停止 - 重大」と表示されます。

解決方法: Hyper-V マネージャーを使用してスナップショットを個別に適用または削除して、ドライブ上の空き領域を増やします。または、すべてのスナップショットを削除するには、仮想マシンのデータを含めずに仮想マシンをエクスポートしてから、その仮想マシンをインポートします。

仮想マシンを作成して起動しようとすると、"ユーザー マップ セクションが開いています"、"指定されたネットワーク リソースまたはデバイスは利用できません"、または "スレッドの終了またはアプリケーションの要求によって、I/O 処理は中止されました" という内容を含むエラー メッセージが表示されます。

原因: この問題は、管理オペレーティング システムでウイルス対策ソフトウェアが実行されている場合に、リアルタイム スキャンを実行するコンポーネントが Hyper-V 仮想マシンのファイルを監視するように構成されていることが原因で発生している可能性があります。

解決方法: 仮想マシンのファイルをリアルタイム スキャンから除外します。特定のファイルの詳細については、Microsoft サポート技術情報の文書番号 961804 の記事 (英語の可能性あり) (http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=143978) を参照してください。

Hyper-V マネージャーのコンソールに仮想マシンが表示されません。

原因: この問題は、管理オペレーティング システムでウイルス対策ソフトウェアが実行されている場合に、リアルタイム スキャンを実行するコンポーネントが Hyper-V 仮想マシンのファイルを監視するように構成されていることが原因で発生している可能性があります。

解決方法: 仮想マシンのファイルをリアルタイム スキャンから除外します。特定のファイルの詳細については、Microsoft サポート技術情報の文書番号 961804 の記事 (英語の可能性あり) (http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=143978) を参照してください。

仮想マシン接続を使用すると、マウス ポインターがドットで表示されたり、マウス ポインターが仮想マシンのウィンドウ内で動かなくなったりします。

原因: 統合サービスがゲスト オペレーティング サービスにインストールされていません。

解決方法: ゲスト オペレーティング システムがサポートされている場合は、そのオペレーティング システムで統合サービスを使用できます。統合サービスをインストールして、マウスの統合を改善してください。手順の詳細については、「ゲスト オペレーティング システムをインストールする」を参照してください。ゲスト オペレーティング システムがサポートされていない場合は、キーの組み合わせを使用して、マウスを仮想マシンのウィンドウ外に移動できます。既定のキーの組み合わせは、Ctrl + Alt + 左方向キーです。

仮想マシンを制御しようとすると、マウスが使用できなくなります。Hyper-V を実行するサーバーに接続するため、リモート デスクトップ接続を使用しています。

原因: 仮想マシンへの接続に Hyper-V マネージャーを使用している場合は、仮想マシンへの接続は仮想マシン接続によって提供されます。ただし、統合サービスがインストールされていない場合は、リモート デスクトップ接続セッションでの仮想マシン接続の使用はサポートされません。したがって、マウスが完全に機能しないのは予期される動作です。

解決方法: 統合サービスがインストールされていない場合は、リモート デスクトップ接続セッションでは仮想マシン接続を使用しないようにします。これにはいくつかの方法があります。

  • 統合サービスをインストールします。手順の詳細については、「ゲスト オペレーティング システムをインストールする」を参照してください。

  • 仮想マシンへの直接のリモート デスクトップ セッションを確立します。

  • Hyper-V を実行しているサーバーのコンソールにログオンしてから、仮想マシン接続を使用して仮想マシンに接続します。

  • サポートされているクライアント コンピューターに Hyper-V 管理ツールをインストールし、コンピューター上に仮想マシン接続をインストールして、仮想マシンへの仮想マシン接続セッションを確立します。詳細については、Windows Server 2008 テクニカル ライブラリのページ (英語の可能性あり) (http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=143558) を参照してください。

ゲスト オペレーティング システムでデバイス マネージャーを開くと、一部のデバイスが不明デバイスの一覧に表示されます。

原因: 統合サービスがインストールされていない場合は、仮想マシンでの使用を目的として最適化されたデバイスや Hyper-V を使用して実行されるデバイスは、デバイス マネージャーで認識されません。デバイス マネージャーで不明デバイスとして識別されるデバイスはゲスト オペレーティング システムによって異なります。例としては、VMBus、Microsoft VMBus HID Miniport、Microsoft VMBus Network Adapter、storvsc miniport などが挙げられます。

note
最適化されたデバイスには、特定のゲスト オペレーティング システムでは使用できないものもあります。デバイスがゲスト オペレーティング システムでサポートされていない場合、そのデバイスは動作しません。デバイス ドライバーを手動でインストールしてデバイスを動作させることはできません。サポートされる各ゲスト オペレーティング システムで使用可能なデバイスの一覧については、http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=128037 (英語の可能性あり) を参照してください。

解決方法: ゲスト オペレーティング システムがサポートされている場合は、そのオペレーティング システムで統合サービスを使用できます。統合サービスがインストールされると、ゲスト オペレーティング システムで使用可能なデバイスがデバイス マネージャーで認識されるようになります。手順の詳細については、「ゲスト オペレーティング システムをインストールする」を参照してください。

仮想マシンのパフォーマンスを監視したいのですが、タスク マネージャーに表示されるプロセッサ情報に、仮想マシンで使用されているプロセッサのリソースが表示されません。

原因: タスク マネージャーでは、仮想マシンの CPU 情報は表示されません。

解決方法: Hyper-V が動作しているサーバーの仮想マシンに関する CPU の使用状況を表示するには、信頼性とパフォーマンス モニターを使用し、Hyper-V のパフォーマンス カウンターからデータを確認してください。信頼性とパフォーマンス モニターを開くには、[スタート] ボタン、[ファイル名を指定して実行] の順にクリックして、「perfmon」と入力します。

管理オペレーティング システム (Hyper-V を実行するオペレーティング システム) 上で表示される場合は、以下のパフォーマンス カウンターによって情報が提供されます。

  • Hyper-V Hypervisor Logical Processor % Guest Run time: 仮想マシンの実行に使用されている物理プロセッサの割合を識別します。このカウンターでは、個別の仮想マシンの識別または各仮想マシンでの消費量の識別は実行されません。

  • Hyper-V Hypervisor Virtual Processor %Guest Run time: 仮想マシンで消費される仮想プロセッサの割合を識別します。

note
仮想プロセッサはいずれの論理プロセッサ上でもスケジュールできるので、仮想プロセッサの消費は物理プロセッサの消費に直接マッピングされません。

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