すべてのデータベースを移動する (Search Server 2008)

  • [アーティクル]

更新日: 2009年6月

適用対象: Microsoft Search Server 2008

 

トピックの最終更新日: 2009-12-02

この記事には、Microsoft Search Server 2008 に関連付けられたすべてのデータベースをデータベース サーバー間で移動するための情報と手順が記載されています。ここでは、データベースを移動するための 2 つの異なる手順を説明しています。

  • すべてのデータベースを別の名前のデータベース サーバーに移動するには、「すべてのデータベースを別のデータベース サーバーに移動する」の手順を使用します。

  • すべてのデータベースを同じ名前のデータベース サーバーまたはアップグレードしたデータベース サーバーに移動するには、「すべてのデータベースを同じ名前のデータベース サーバーに移動する」の手順を使用します。

重要

この記事の手順では、ファーム全体を停止する必要があります。これによって、ユーザーはプロセスが完了するまで、すべてのファーム サイトと資産を利用できなくなります。

以下のデータベースは、この記事で説明されている手順で移動できます。

  • 共有サービス プロバイダ (SSP) のデータベース

  • コンテンツ データベース

  • 検索データベース

  • サーバーの全体管理のコンテンツ データベース

  • 構成データベース

すべてのデータベースを別のデータベース サーバーに移動する

この手順では、Search Server 2008 ファームのすべてのデータベースを別の名前の新しいデータベース サーバーに移動します。新しいデータベース サーバーには、古いデータベース サーバーと同じバージョンの Windows Server と SQL Server を使用する必要があります。データベースを同じ名前のサーバーまたはアップグレードしたサーバーに移動するには、「すべてのデータベースを同じ名前のデータベース サーバーに移動する」の手順を使用します。

この手順では、複数の Search Server 2008 と Microsoft SQL Server 2005 または SQL Server 2008 の組み込みツール (サーバーの全体管理 Web サイトおよび Stsadm コマンド ライン ツールなど) を使用します。データベース サーバー間ですべてのデータベースを移動するには、以下の手順を実行します。

  1. 新しいデータベース サーバーを準備します。

  2. SSP に関連付けられている Web アプリケーションを記録します。この情報は、Web アプリケーションを復元された SSP に再関連付けするのに使用できます。

  3. SSP をバックアップします。

  4. ファームから SSP を削除します。

  5. ファームを停止します。すべてのデータベースを移動するには、事前にファームを停止して、データベースの移動中に変更が行われないことを保証する必要があります。

  6. 構成データベースとサーバーの全体管理コンテンツ データベースをバックアップします。

    注意

    ファーム内のその他のデータベースが、SSP と共にバックアップおよび復元されます。

  7. 目的のデータベース サーバーにデータベース バックアップ ファイルをコピーまたは移動します。

  8. バックアップしたデータベースを目的のデータベース サーバーに復元します。

  9. SQL Server ログイン、固定サーバー ロール、固定データベース ロール、およびこれらのデータベースのアクセス許可のすべてを目的のデータベース サーバーにコピーします。

  10. 新しいデータベース サーバーを参照するようにファームをリダイレクトします。

    重要

    SQL Server 接続エイリアスを使用して、ファームが新しいデータベース サーバーを参照するように指定することをお勧めします。SQL Server 接続エイリアスを作成し、フロントエンド Web サーバー、アプリケーション サーバーなどのすべてのサーバーが SQL Server のインスタンスへ接続するときにそのエイリアスを使用できるようにしておく必要があります。接続エイリアスは、SQL Server のインスタンスへの接続に使用できる代替名です。

  11. サーバーの全体管理を実行しているサーバーを再起動して、変更を適用し、UNRESOLVED_TOKEN_VAL(2nd_Search) に関連付けられたサービス、Web サイト、およびアプリケーション プールが開始していることを確認します。

  12. バックアップから SSP を復元します。

  13. Web アプリケーションを SSP に関連付けます。

重要

この手順を実行するための最小限の要件は、次のとおりです。

  • Farm Administrators SharePoint グループのメンバである必要があります。

  • サーバーの全体管理の Web サイトを実行しているコンピュータで、Administrators グループのメンバである必要があります。

  • データベースの移動元のデータベース サーバーでの権限

    • Administrators グループのメンバである必要があります。

    • db_backupoperator 固定データベース ロールのメンバである必要があります。

  • データベースの移動先のデータベース サーバーでの権限

    • Administrators グループのメンバである必要があります。

    • db_owner 固定データベース ロールのメンバである必要があります。

  • 環境によっては、データベース管理者との間で移動手順を調整する必要があります。データベースを操作する際は、適用されるポリシーとガイドラインに必ず従ってください。

すべてのデータベースを別のデータベース サーバーに移動する

  1. 「データベース サーバーを準備する」の手順を使用して、新しいデータベース サーバーを準備します。

  2. 次の手順を実行して、SSP に関連付けられている Web アプリケーションを記録します。

    1. SharePoint サーバーの全体管理の Web サイトの [アプリケーション構成の管理] ページで、[Office SharePoint Server 共有サービス] セクションの [このファームの共有サービスの作成または構成] をクリックします。

    2. [このファームの共有サービスの管理] ページの一覧に表示されている、関連付けられた Web アプリケーションを記録します。

  3. 次の手順を実行して、SSP をバックアップします。

    1. SharePoint 製品とテクノロジがインストールされているドライブ上で、%COMMONPROGRAMFILES%\Microsoft shared\Web server extensions\12\Bin ディレクトリに移動します。

    2. どのノードをバックアップするかが判明していない場合は、次のコマンドを入力します。

      stsadm -o backup -showtree

      注意

      このコマンドでは、バックアップされるファーム内のオブジェクトの一覧が表示されますが、バックアップは実行されません。バックアップできないアイテムは角かっこ ([ ]) で囲まれます。

    3. SSP をバックアップするには、次のコマンドを入力します。

      stsadm -o backup -directory <UNC パス>-backupmethod full -item <SSP 名>

      <UNC パス> はバックアップ フォルダの UNC パス (\\サーバー名\フォルダ名) を示し、<SSP 名> はバックアップする SSP の名前を示します。SSP に関連付けられているすべてのデータベースが、バックアップに自動的に組み込まれます。

  4. 次の手順を実行して、SSP を削除します。

    1. Microsoft SharePoint 製品とテクノロジがインストールされたドライブで、%COMMONPROGRAMFILES%\Microsoft shared\Web server extensions\12\Bin ディレクトリに移動します。

    2. SSP を削除するには、次のコマンドを入力して Enter キーを押します。

      stsadm -o deletessp -title <SSP 名>-deletedatabases -force

      <SSP 名> は削除する SSP の名前を示します。

    3. SharePoint ファームから SSP コンテンツ データベースを切断するには、次のコマンドを入力して、Enter キーを押します。

      stsadm -o -deletecontentdb -url <URL>-databasename <データベース名>

      <URL> は、コンテンツ データベースが切断される Web アプリケーションの URL です。<データベース名> は、切断するコンテンツ データベースの名前です。

  5. SSP コンテンツ データベースを削除します。

    1. SQL Server Management Studio を起動してデータベース サーバーに接続します。

    2. [オブジェクト エクスプローラ] で、[データベース] を展開します。

    3. SSP コンテンツ データベースを右クリックして、[削除] をクリックします。

    4. [オブジェクトの削除] ページで、削除するデータベースが選択されていることを確認し、[OK] をクリックします。

    5. SSP コンテンツ データベースごとに、手順 c. ～ d. を実行します。

  6. 次の手順に従って、ファームを停止します。

    1. サーバーの全体管理 Web サイトを実行しているサーバーの [サービス] スナップインで、次のサービスを停止します。

      • Windows SharePoint Services Administration Services

      • Windows SharePoint Services Search Services

      • Windows SharePoint Services Timer Services

      • Windows SharePoint Services Tracing Services

      • Windows SharePoint Services VSS Writer Services

    2. サーバーの全体管理 Web サイトを実行しているサーバーのコマンド プロンプトで、「iisreset /stop」と入力します。

    3. ファーム内の各サーバー コンピュータ上で手順 6. を繰り返します。

  7. ソース データベース サーバー上のデータベースをバックアップします。

    1. SQL Server Management Studio を起動して、データベース サーバーに接続します。

    2. [オブジェクト エクスプローラ] で、[データベース] を展開します。

    3. 構成データベース (通常、"SharePoint_Config" という名前が付いています) を右クリックし、[タスク] をポイントして、[バックアップ] をクリックします。

    4. [データベースのバックアップ] ダイアログ ボックスの [ソース] 領域で、[バックアップの種類] の一覧から実行するバックアップの種類を選択します。使用するバックアップの種類については、SQL Server 2005 Books Online の「復旧モデルの概要」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=114396&clcid=0x411) を参照してください。

    5. [データベース] をクリックします。

    6. [バックアップ セット] 領域の [名前] ボックスで、名前を入力するか、既定の名前を使用します。

    7. [説明] テキスト ボックスに、バックアップの説明を入力します。

    8. バックアップの保持期間を指定するか、既定値をそのまま使用します。バックアップ セットの有効期限が切れると、それ以降の同名のバックアップ セットでバックアップ セットを上書きすることが可能になります。既定では、バックアップ セットの設定は 0 日で、有効期限が切れることはありません。

    9. [バックアップ先] セクションで、バックアップ セットを格納する場所を指定するか、既定の場所をそのまま使用します。

    10. データベースをバックアップする場合は、[OK] をクリックします。

    11. ファーム内の残りのデータベースについて、手順 c. ～ j. を繰り返します。

  8. Windows エクスプローラで、移動するデータベースのバックアップ (.bak) ファイルを検索し、目的のサーバーにコピーまたは移動します。

    重要

    環境によっては、この手順はデータベース管理者が実行する必要があります。
    目的のデータベース サーバーにバックアップ ファイルのみを移動します。このとき、データベースや他のファイルを移動しないように注意してください。

  9. 目的のデータベース サーバー上でデータベースを復元します。

    1. SQL Server Management Studio を起動して、データベース サーバーに接続します。

    2. [オブジェクト エクスプローラ] で、[データベース] を展開します。

    3. 復元するデータベースを右クリックし、[タスク]、[復元] の順にポイントして、[データベース] をクリックします。

    4. [データベースの復元] ダイアログ ボックスで、復元先と復元元を指定して、復元する 1 つまたは複数のバックアップ セットを選択します。

      復元先と復元元の既定値は、通常、ほとんどの回復シナリオに適合するものです。

    5. [ページの選択] ウィンドウで、[オプション] をクリックします。

    6. [復元オプション] セクションで、[既存のデータベースを上書きする] のみを選択します。使用する環境またはポリシーが他のオプションを必要とする場合を除いて、このセクションで他のオプションを選択しないでください。

    7. [復旧状態] セクションで、次の操作を実行します。

      • 復元する必要があるすべてのトランザクション ログを含めた場合は、[RESTORE WITH RECOVERY] を選択します。

      • 追加のトランザクション ログを復元する必要がある場合は、[RESTORE WITH NORECOVERY] を選択します。

      • 3 つ目のオプションである [RESTORE WITH STANDBY] は、このシナリオでは使用しません。

    8. [OK] をクリックして、復元処理を完了します。

    9. 復元するデータベースごとに、手順 c. ～ h. を繰り返します。

  10. SQL Server を使用して、SQL Server ログイン、固定サーバー ロール、固定データベース ロール、およびこれらのデータベースの権限など、すべてのサービス アカウント用のログオンを目的のサーバーにコピーします。

    目的のデータベース サーバーへの SQL Server の役割と権限のコピー方法については、Microsoft のヘルプとサポート技術情報の記事 246133「SQL Server のインスタンス間でログインおよびパスワードを転送する方法」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=132636&clcid=0x411) を参照してください。トラブルシューティング情報については、Microsoft のヘルプとサポート技術情報の記事 240872「SQL Server を実行しているサーバー間でデータベースを移動するときに、権限の問題を解決する方法」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=123469&clcid=0x411) を参照してください。

    重要

    環境によっては、この手順はデータベース管理者が実行する必要があります。

  11. SQL Server 接続エイリアスを作成して、ファームが新しいデータベース サーバーを参照するように指定します。

    1. SQL SQL Server Native Client ネットワーク ユーティリティ (%SYSTEM%\cliconfg.exe) を起動します。

    2. [全般] タブで、TCP/IP が有効になっていることを確認します。

    3. [別名] タブで、[追加] をクリックします。

      [ネットワーク ライブラリ設定の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。

    4. [サーバー別名] ボックスに、現在の SQL Server インスタンスの名前を入力します。

    5. [ネットワーク ライブラリ] 領域で、TCP/IP をクリックします。

    6. [接続パラメーター] 領域の [サーバー名] ボックスに、サーバー名およびエイリアスに関連付けるインスタンスを入力し、[OK] をクリックします。

    7. SQL Server に接続するすべてのサーバーに対して手順 a. ～ f. を繰り返します。

  12. 次の手順に従って、新しいファームを開始します。

    1. [サービス] スナップインで、次のサービスを開始します。

      • Windows SharePoint Services Administration Services

      • Windows SharePoint Services Search Services

      • Windows SharePoint Services Timer Services

      • Windows SharePoint Services Tracing Services

      • Windows SharePoint Services VSS Writer Services (任意)

    2. コマンド プロンプトで「iisreset /start」と入力します。

    3. ファーム内の各サーバー上で手順 a. と b. を繰り返します。

  13. SSP を新しい場所に復元します。

    1. 復元する特定のバックアップ用のバックアップ GUID を取得するには、次のコマンドを入力して、Enter キーを押します。

      stsadm -o backuphistory -directory <UNC パス>

      ここで、<UNC パス> は、バックアップが格納されている共有フォルダへのパスです。

    2. データベースを復元するには、次のコマンドを入力して Enter キーを押します。

      stsadm -o restore -directory <UNC パス>-restoremethod new-backupid <バックアップ履歴からの GUID>-newdatabaseserver <SQL Server インスタンス>

      ここで、<UNC パス> はバックアップの共有フォルダへの UNC パス、<バックアップ履歴からの GUID> は、復元する特定のバックアップ パッケージの GUID、<SQL Server インスタンス> は、SSP データベースが復元される SQL Server インスタンスの名前です。

  14. 次の手順を実行して、Web アプリケーションを SSP に関連付けます。

    1. SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトの [アプリケーション構成の管理] ページで、[Office SharePoint Server 共有サービス] セクションの [このファームの共有サービスの作成または構成] をクリックします。

    2. [このファームの共有サービスの管理] ページで、Web アプリケーションが SSP に関連付けられていない場合は、[関連付けの変更] をクリックします。

    3. [Web アプリケーションと SSP との関連付けの変更] ページの [SSP 名] リストから SSP を選択します。

    4. [Web アプリケーション] セクションで、SSP に関連付ける Web アプリケーションを選択して、[OK] をクリックします。

すべてのデータベースを同じ名前のデータベース サーバーに移動する

この手順では、すべての Search Server 2008 データベースを同じ名前のデータベース サーバーに移動します。新しいデータベース サーバーは、以下点が元のデータベース サーバーと異なります。

  • より新しいバージョンの SQL Server が実行されます。たとえば、SQL Server 2005 ではなく SQL Server 2008 が実行されます。

  • より新しいバージョンの Windows が実行されます。たとえば、Windows Server 2003 ではなく Windows Server 2008 が実行されます。

  • 新しいサーバーは、64 ビット オペレーティング システムが動作する 64 ビット コンピュータです。32 ビット オペレーティング システムが動作する 32 ビット コンピュータではありません。

この記事では、データベース サーバーのアップグレード方法に関する情報は説明していません。

重要

現在のデータベース サーバーを移行する方法については、「既存のサーバー ファームを 64 ビット環境に移行する (Office SharePoint Server 2007)」の手順を参照してください。

この手順では、複数の Search Server 2008 と SQL Server の組み込みツール (サーバーの全体管理 Web サイトなど)、SQL Server Management Studio または SQL Server Management Studio Express (SSMSE)、および Stsadm コマンド ライン ツールを使用します。データベースを新しいデータベース サーバーに移動するには、以下の手順を実行します。

  1. ファームを停止します。

  2. データベースを切断します。

  3. 古いデータベース サーバーをシャットダウンします。

  4. 古いデータベース サーバーと同じ名前を新しいデータベースのサーバーの名前に割り当てます。

  5. 新しいサーバー上でデータベースを再接続します。

  6. サーバーの全体管理を実行しているサーバーを再起動して、変更を適用し、Search Server 2008 に関連付けられたサービス、Web サイト、およびアプリケーション プールが開始していることを確認します。

重要

この手順を実行するには、少なくとも以下の条件を満たしている必要があります。

  • Farm Administrators SharePoint グループのメンバである必要があります。

  • サーバーの全体管理の Web サイトを実行しているコンピュータで、Administrators グループのメンバである必要があります。

  • 新しいデータベース サーバーと古いデータベース サーバーでの条件:

    • Administrators グループのメンバである必要があります。

    • db_owner 固定データベース ロールのメンバである必要があります。

  • 環境によっては、データベース管理者との間で移行手順を調整する必要があります。データベースを操作する際は、適用されるポリシーとガイドラインに必ず従ってください。

すべてのデータベースを同じ名前のデータベース サーバーに移動する

  1. ファームを停止するには、以下の手順を実行します。

    1. サーバーの全体管理 Web サイトを実行しているサーバーの上の "サービス" スナップインで、以下のサービスを停止します。

      • Windows SharePoint Services Administration Services

      • Windows SharePoint Services Search Services

      • Windows SharePoint Services Timer Services

      • Windows SharePoint Services Tracing Services

      • Windows SharePoint Services VSS Writer Services

    2. サーバーの全体管理 Web サイトを実行しているサーバーのコマンド プロンプトで、「iisreset /stop」と入力します。

  2. 次の手順に従って、ソース データベース サーバーのデータベースを切断します。

    1. SQL Server Management Studio を起動して、データベース サーバーに接続します。

    2. [オブジェクト エクスプローラ] で、[データベース] を展開します。

    3. 切断するデータベースを右クリックして、[タスク] をポイントし、[デタッチ] をクリックします。

    4. [データベースのデタッチ] ダイアログ ボックスで、切断するデータベースを選択します。

    5. [OK] をクリックします。

    6. 展開に含まれるデータベースごとに、これらの手順を繰り返します。

  3. 移動中にデータを損失しないようにするため、「データベースをバックアップする (Search Server 2008)」の手順に従って、ソース データベース サーバー上のデータベースをバックアップします。

  4. 元のデータベース サーバーをシャットダウンします。

  5. 「データベース サーバーを準備する」の手順に従って、元のデータベース サーバーと同じ名前の新しいデータベース サーバーを準備します。さらに、新しいデータベース サーバーのパフォーマンスを向上させるには、以下のソフトウェアをインストールします。

    • Windows Server 2008。詳細については、「Installing Windows Server 2008」またはソフトウェアに付属のマニュアルを参照してください。

    • SQL Server 2008。詳細については、「SQL Server 2008 のインストール」またはソフトウェアに付属のマニュアルを参照してください。

  6. 次の手順に従って、新しいデータベース サーバーにデータベースを再接続します。

    1. SQL Server Management Studio を起動して、データベース サーバーに接続します。

    2. [オブジェクト エクスプローラ] で、[データベース] を展開します。

    3. [データベース] を右クリックし、[アタッチ] をクリックします。

    4. [データベースのアタッチ] ダイアログ ボックスの [アタッチするデータベース] セクションで、[追加] をクリックします。

      1. [データベース ファイルの検索] ダイアログ ボックスで、接続するデータベースを検索します。

      2. データベースをクリックし、[OK] をクリックします。

      3. 接続するデータベースごとに、この手順を繰り返します。

    5. [OK] をクリックします。

    6. 接続したデータベースをオブジェクト エクスプローラ ウィンドウに表示するには、表示を最新の状態に更新します。

  7. 次の手順に従って、ファームを再起動します。

    1. サーバーの全体管理 Web サイトの実行が割り当てられているサーバーの上の "サービス" スナップインで、以下のサービスを開始します。

      • Windows SharePoint Services Administration Services

      • Windows SharePoint Services Search Services

      • Windows SharePoint Services Timer Services

      • Windows SharePoint Services Tracing Services

      • Windows SharePoint Services VSS Writer Services (任意)

    2. サーバーの全体管理 Web サイトの実行が割り当てられているサーバー上のインターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ スナップインで、SharePoint Central Administration v3 と SSP Web サービスを開始します。

関連項目

概念

データベースの保守を行う (Search Server 2008)
コンテンツ データベースを追加、分割、マージする (Search Server 2008)
コンテンツ データベースを移動する (Search Server 2008)
Windows Internal Database または SQL Server Express Edition からコンテンツ データベースを SQL Server のインスタンスに移動する (Search Server 2008)