ファイル サーバーを構成する方法

適用対象: Application Virtualization

次の手順を実行して、ファイル共有として使用され Application Virtualization Desktop Client と Application Virtualization Client for Remote Desktop Services (旧 Terminal Services) にアプリケーションをストリームするローカル コンピュータを構成します。このシナリオは、既存のハードウェア環境に新たなサーバー インフラストラクチャを追加しない場合に適用します。

たとえば、各事業所に設置したファイル共有に対する配布ポイントとして Application Virtualization Management Server を使用している場合、ファイル共有として使用されているコンピュータに仮想アプリケーションをストリームするには、このサーバーを構成しておく必要があります。サーバーとファイル共有を構成するとき、SFT ファイルを読み込んで保存するコンテンツ ディレクトリをセットアップします。SFT ファイルには、(1 つまたは複数の) 仮想アプリケーションが含まれます。

重要

アプリケーションを Application Virtualization Desktop Client と Client for Remote Desktop Services に正しくストリームするために、SFT ファイルは仮想アプリケーションを保存するサーバー上のコンテンツ ディレクトリからストリームします。ICO (アイコン) ファイルと OSD (オープン ソフトウェア記述子) ファイルは、異なるサーバーからストリームするように構成できます。

Application Virtualization ファイル サーバーを構成するには

  1. 以下のインストール手順に従って、配布ポイントとして使用するサーバーを構成します。

    Application Virtualization Management Server をインストールする方法

    注意

    インストール時に、[コンテンツ パス] 画面で \Content ディレクトリを指定します。

  2. \Content ディレクトリを作成します。これは、ファイル共有として使用するコンピュータごとに、サーバーのインストール時に指定したディレクトリです。

    重要

    Application Virtualization Server や IIS サーバーではなく、ファイル共有として使用するコンピュータからアプリケーションをストリームするよう、Application Virtualization Desktop Client を構成します。

  3. \Content ディレクトリを作成したら、このディレクトリを標準ファイル共有として構成します。

参照:

タスク

Application Virtualization Management Server を構成する方法
Application Virtualization Streaming Server を構成する方法
IIS のサーバーを構成する方法

その他のリソース

Application Virtualization Server ベースのシナリオ
電子ソフトウェア配布ベースのシナリオ

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