Application Virtualization Management Server をインストールする方法
適用対象: Application Virtualization
Application Virtualization Management Server は、アプリケーションをクライアントに公開します。大規模な展開に特有の負荷分散環境においては、サーバー グループ内のすべてのサーバーが同じアプリケーションをストリームする必要があります。Application Virtualization Management Server が異なるアプリケーションを公開する場合は、それらのサーバーを別のサーバー グループに割り当てます。この場合、サーバー グループの容量を増やさなければならない場合もあります。
ローカル管理者権限を持つログイン アカウントで、ネットワーク上の対象のコンピュータを指定した場合は、次の手順を実行して Application Virtualization Management Server をインストールし、適切なサーバー グループに割り当てます。
注意
サーバー グループ レコードが存在していない場合は、インストール ウィザードによって作成できます。このグループの Application Virtualization Management Server のメンバシップのレコードも同様です。
インストール処理を完了したら、サーバーを再起動します。
Application Virtualization Management Server をインストールには
対象のコンピュータにインストールされている Application Virtualization Management Server の以前のバージョンを確認し、必要に応じてアンインストールします。
[Microsoft Application Virtualization Management Server のインストール] ウィザードを開くには、ネットワーク上の Application Virtualization システムの [setup.exe] プログラムに移動して、このプログラムをネットワークから実行するか、そのディレクトリを対象のコンピュータにコピーしてから、Setup.exe ファイルをダブルクリックします。
[ようこそ] ページで、[次へ] をクリックします。
[使用許諾契約書] ページで、使用許諾契約書をお読みになり、使用許諾契約書に同意するには、[使用許諾契約書に同意します] をオンにします。[次へ] をクリックします。
[情報の登録] ページで、ユーザー名と [組織] を入力してください。[次へ] をクリックします。
[セットアップの種類] ページで、[カスタム] を選択します。[次へ] をクリックします。[カスタム セットアップ] ページで、[Application Virtualization Server] を除くすべての Application Virtualization システム コンポーネントの選択を解除し、[次へ] をクリックします。
注意
コンポーネントが既にコンピュータにインストールされている場合は、[カスタム セットアップ] ウィンドウで選択を解除すると、そのコンポーネントは自動的にアンインストールされます。
[構成データベース] ページで、利用可能なサーバーの一覧からデータベース サーバーを選択するか、[次のホスト名を使用する] をオンにして [サーバー名] と [ポート番号] データを指定してサーバーを追加します。[次へ] をクリックします。
注意
Application Virtualization Management Server は大文字小文字を区別する SQL をサポートしません。
データベースが利用可能な場合は、オプション ボタンをクリックし、一覧からデータベースを選択し、[次へ] をクリックします。セットアップによって、このより新しいバージョンにアップグレードされます。一覧に名前が表示されていない場合は、指定の場所に名前を入力します。
注意
サーバーに名前を付ける場合、サーバー名にバックスラッシュ文字 (/) を使用しないでください。
データベースをインストールする必要がある場合は、「データベースをインストールする方法」を参照してください。このバージョンの新しいデータベースを作成する場合は、[新規データベースを作成する] を選択し、新しいデータベースに割り当てる名前を指定します。チェック ボックスをオンにし、パスを入力することによって、データベース用の新しい場所を指定することもできます。[接続セキュリティ モード] ページで、ドロップダウン リストから必要な証明書を選択します。[次へ] をクリックします。
注意
[セキュリティで保護された接続モード] 設定の場合、サーバーが公開キー基盤から準備されたサーバー証明書を持っていなければなりません。サーバー証明書がサーバーにインストールされていない場合は、このオプションは使用できないので、選択できません。Network Service アカウントに使用証明書の読み取りアクセス許可を与える必要があります。
[TCP ポート構成] ページで、既定のポート (554) を使用するには、[554既定のポート (554) を使用する] を選択します。カスタム ポートを指定するには、[カスタム ポートを使用する] を選択し、使用するポート番号を指定します。[次へ] をクリックします。
注意
セキュリティで保護されていない環境にサーバーをインストールする場合は、既定のポート (554) を使用するか、カスタム ポートを定義します。
[管理者グループ] ページで、このサーバーの管理を許可されているセキュリティ グループの名前を [グループ名] に指定します。[次へ] をクリックします。指定したグループを確認し、[次へ] をクリックします。
[既定プロバイダ グループ] ページで、既定のプロバイダ グループの名前を指定し、［次へ] をクリックします。
[コンテンツ パス] ページで、SFT ファイルを保存する対象のコンピュータの場所を指定して、[次へ] をクリックします。
注意
管理サーバーに HTTP または RTSP ポートが既に割り当てられている場合は、新しいポートを選択するように求めるメッセージが表示されます。目的のポートを選択し、[次へ] をクリックします。
[プログラムのインストール準備の完了] ページで、Application Virtualization Management Sever をインストールするには、[インストール] をクリックします。
注意
この手順を終了しようとしてエラー 25120 が表示された場合、IIS 管理スクリプトおよびツールを有効にする必要があります。この Windows 機能を有効にするには、[プログラムと機能] コントロール パネルを開き、[Windows の機能の有効化または無効化] を選択して、[インターネット インフォメーション サービス] に移動します。
[Web 管理ツール] の下の [IIS 管理スクリプトおよびツール] を有効にします。[インストール ウィザードの完了] 画面で、ウィザードを閉じるには、[完了] をクリックします。
重要
インストールの完了には数分かかる場合があります。Windows デスクトップの通知領域の上に、インストールが成功したことを示す、ステータス メッセージが点滅します。
要求があってもコンピュータを再起動する必要はありません。ただし、システムのパフォーマンスを最適化するために再起動することをお勧めします。
参照:
その他のリソース
サーバーおよびシステム コンポーネントをインストールする方法
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