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OSD ファイル要素

適用対象: Application Virtualization

Sequencer インストール ディレクトリには、XML スキーマ ファイル、Softricity.xsd があり、このファイルで Open Software Descriptor (OSD) ファイルの有効な構造を定義します。以下は、使用頻度が多い OSD 要素の一部です。

  • SOFTPKG
    ソフトウェア パッケージを定義するすべての要素を含む OSD ファイルのルート要素。
  • CODEBASE
    HREF、FILENAME、および GUID 属性など、このパッケージの .sft ファイルに関する情報。この特定パッケージの配布ポイントを変更する場合は、HREF 属性を編集できます。
  • OS
    シーケンス ウィザードで最初に設定した値に基づいて、このアプリケーションを実行できるオペレーティング システムを定義します。この値には、Softricity.xsd に定義された値のみを指定できます。
  • LOCAL_INTERACTION_ALLOWED
    TRUE に設定すると、指定オブジェクト (イベント、ミューテックス、セマフォ、ファイル マッピング、およびメールスロット) と COM オブジェクトを特定の仮想環境内部に隔離されるのではなくグローバル名前空間に作成できるので、仮想アプリケーションがホスト オペレーティング システムのアプリケーションとやり取りできるようになります。

    例 :
    <SOFTPKG><IMPLEMENTATION>

    <VIRTUALENV><POLICIES>

    <LOCAL_INTERACTION_ALLOWED>TRUE

    </LOCAL_INTERACTION_ALLOWED>

    </POLICIES></VIRTUALENV>

    </IMPLEMENTATION></SOFTPKG>

  • DEPENDENCIES
    別のパッケージから CODEBASE タブを使用することによって、Dynamic Suite Composition (他のパッケージへの依存関係) を定義します。

    例 :
    <DEPENDENCIES><CODEBASE HREF="rtsps://server/package.sft" GUID="7579F4DF-2461-4219-BD43-494E1FDC69E3" SYSGUARDFILE="pkg.1\osguard.cp" SIZE="6572748" MANDATORY="FALSE"/></DEPENDENCIES>

  • PACKAGE NAME
    シーケンス ウィザードの [パッケージ情報] ページに入力したパッケージの共通名。複数のアプリケーションを含むシーケンスされたアプリケーションに使用する単一の名前を指定できます。
  • TITLE
    シーケンスしているアプリケーションの説明的な名前 (オプション)。
  • ABSTRACT
    シーケンス ウィザードの [パッケージ情報] ページの [コメント] フィールドに入力したソフトウェア パッケージの簡単な説明。Sequencer ワークステーションのオペレーティング システムとサービスパック レベル、Sequencer のバージョン、およびシーケンスする技術者の名前などの情報を指定することをお勧めします。
  • SCRIPT
    スクリプト化された特定のイベントをスタートアップ、シャットダウン、またはストリーミング中に発生するように定義します。
  • MGMT_SHORTCUTLIST
    ウィザードで定義されたすべてのショートカットの一覧。
  • MGMT_FILEASSOCIATIONS
    ウィザードで指定されたファイルの種類の一覧。

参照:

概念

[OSD] タブについて

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