最終更新日: 7月 7, 2004
トピック
概要
はじめに
FrontPage 2003 でのサイトの編集方法
FrontPage 2003 でよく行われる Web サイトの変更
高度なカスタマイズ
レポートによるサイトの利用状況とパフォーマンスの評価
最新情報については、http://office.microsoft.com/home/ を参照してください。
概要
Microsoft Windows SharePoint Services で作成したサイトは、Microsoft Office FrontPage 2003 を使用することによって、フォントや書式設定から、テキストやグラフィックス、さらにはナビゲーション構成に至るまで、あらゆる面のカスタマイズが可能です。Windows SharePoint Services で作成したサイトのページには、FrontPage 2003 のすべての機能を適用できます。したがって、FrontPage 2003 の先進的な機能を利用することにより、Web サイトや Web ページのデザイン、コーディング、拡張のいずれにおいても、これまでよりはるかに柔軟で効率的な作業が可能となります。
このドキュメントの内容
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Web ページのデザイン
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リストおよびライブラリの変更
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ナビゲーションの編集
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テーマの変更
はじめに
このホワイト ペーパーでは、Windowsョ SharePoint Services で作成した既定の Web サイトを、Microsoft Office FrontPage 2003 を使用してカスタマイズする方法について説明します。
Windows SharePoint Services で作成したサイトは、FrontPage 2003 を使用することによって、フォントや書式設定から、テキストやグラフィックス、さらにはナビゲーション構成に至るまで、あらゆる面のカスタマイズが可能です。したがって、FrontPage 2003 の先進的な機能を利用することにより、Web サイトや Web ページのデザイン、コーディング、拡張のいずれにおいても、これまでよりはるかに柔軟で効率的な作業が可能となります。
デザイン 新たにトレース ツールが導入されたことにより、プロフェッショナルが描いた Web サイト デザイン (プロフェッショナル デザイン) を基にして簡単に Web ページを作成できるようになりました。また、カスタム テーマを作成してサイトを個性的で統一された書式にしたり、効果を追加する新機能を活用してページの印象を高めたりすることも簡単にできます。
コーディング 高度なコーディング ツールが用意されているため、より迅速かつ効率的に正確なコードを作成することができます。FrontPage においてカスケード スタイル シート (CSS) を編集したり、ASP.NET コントロールを含むページを扱ったりできるほか、設計者どうしでコード スニペットを共有することも可能です。
拡張 さまざまなソースのライブ データを使用して対話型 Web サイトを構築できます。また、XML データ ドリブン型の動的な Web サイトも WYSIWYG 環境で簡単に作成できます。さらに、Web サイトをパッケージ化することによって、他の設計者に Web パッケージを提供したり、サイトの場所を移動したりすることも可能です。
メモ Microsoft Office SharePoint Portal Server 2003 で作成した Web サイトを FrontPage で編集する方法の詳細については、ホワイト ペーパー「Microsoft Office SharePoint Portal Server 2003 で作成した Web サイトを FrontPage 2003 でカスタマイズする」を参照してください。
Windows SharePoint Services
の基本概念
Web サイトをカスタマイズする際のビルディング ブロックとして作用する Windows SharePoint Services には、次のような基本概念があります。
Web
パーツ
Windows SharePoint Services に加えられた主要な機能強化の 1 つが Web パーツです。Web パーツは、Web ページに挿入できる情報モジュールです。たとえば、Windows SharePoint Services および Microsoft Office SharePoint Portal Server で使用できる Web パーツを独自に作成したり、サード パーティから入手したりすることができます。また、Windows SharePoint Services では、リストやドキュメント ライブラリを FrontPage 2003 からだけでなくブラウザからでも Web パーツとしてページに挿入できるようになりました。Web サイトで使用できる Web パーツには、お知らせ、連絡先、共有ドキュメントなどがあります。これらの Web パーツは、[Web パーツ] 作業ウィンドウで使用できるほか、サーバーやオンライン ギャラリーから取得することもできます。
リスト
Windows SharePoint Services のリストは情報の集合体で、Web サイトの訪問者と共有することができます。リストには、テキスト、数値、ハイパーリンク、画像など、さまざまな種類のデータを含めることができます。Windows SharePoint Services には、既定のリストとして、お知らせ、連絡先、イベント、およびリンクがあります。各種のリスト テンプレートが用意されているので、それらを基に独自のリストを簡単に作成できます。作成したリストは、[Web パーツ] 作業ウィンドウを介してサイト上で共有可能となります。Windows SharePoint Services のリストに情報を追加する大きな利点として、リストは許可されたユーザーによるブラウザでの更新が可能であるため、コンテンツの所有者はサイト上の情報を常に最新の状態にしておくことが容易になります。
ライブラリ
Windows SharePoint Services のライブラリは、Word 文書、Excel スプレッドシート、Microsoft PowerPointョ プレゼンテーション、画像、フォームなど、さまざまなのファイルの中央リポジトリとなるものです。ライブラリを Web ページ内で公開されたファイル共有と考えることもできます。SharePoint ライブラリの利点は、ユーザーがブラウザからファイルをアップロードでき、ライブラリ内のファイルへのハイパーリンクが自動的に作成されることです。したがって、ライブラリにドキュメントをアップロードしても、Web マスターが作成するまではドキュメント リンクがないという不便が解消されます。
Windows SharePoint Services に追加された新機能の 1 つにフォーム ライブラリがあります。フォーム ライブラリには、費用報告書や出張許可願いなどの XML 形式のビジネス フォームを保存します。フォーム ライブラリが特に威力を発揮するのは、Microsoft Office InfoPath・2003 などの XML エディタと共に使用した場合です。InfoPath 2003 で作成したフォームをフォーム ライブラリに関連付けることによって、[フォームの入力] をクリックすると、InfoPath が起動し、そのフォームが開きます。フォームへの入力が完了し、保存すると、フォームは自動的にフォーム ライブラリに保存されます。さらに便利で重要な点は、フォーム ライブラリの列に表示するフォームのフィールドを指定でき、サイトの訪問者がフォームのデータを使用できるようになることです。
ビュー
ビューとは、Web パーツ内のデータの表示形式を決める規則のことです。リストやライブラリにはそれぞれに既定のビューがあり、ブラウザから変更できます。ブラウザに定義された既定のビューも FrontPage によって既定のビューとしてページに挿入されます。ビューを使用すると、データを 1 つまたは 2 つのフィールドで並べ替えたり、条件を指定してフィルタ処理を行ってから表示することができます。
サイトのカスタマイズにおいて FrontPage 2003 が大きな威力を発揮するのは、データのビューをページに挿入するときです。たとえば、住所、役職、専門分野などが記載された詳細な従業員リストがある場合、それを基に名前と電子メール アドレスだけを表示するビューを作成し、電子メール リスト ページに挿入することができます。また、ある地域の電子メール アドレス ページであれば、同じ従業員リストを使用して、その地域のチーム メンバの名前と電話番号だけを表示するビューを作成し、そのページに挿入することもできます。このように、Web サイト内で同じデータを再利用できることにより、ページごとに情報を入力したりコピーしたりする必要がないため、時間の節約になり、誤りも少なくなります。
ブラウザでのカスタマイズ
Windows SharePoint Services では、これまでより簡単にサイトとそのコンテンツをブラウザから更新できます。Windows SharePoint Services で作成した Web サイトのカスタマイズに習熟すると、サイトのある部分をブラウザで編集し、他の部分を FrontPage 2003 で編集できるようになります。FrontPage でのカスタマイズに慣れた後でもブラウザで編集することが多いと考えられるアイテムには、次のようなものがあります。
リストおよびドキュメント
ライブラリのコンテンツ サイト上の Web パーツ内のコンテンツの追加および編集には、ブラウザを使用します。Windows SharePoint Services では、データシート ビューを使用することによって、コンテンツの追加および編集にかかる時間を短縮できます。
個人用ビュー Windows SharePoint Services では、ユーザーが自分専用の Web サイト ビューを作成できるようになりました。このようなビューを個人用ビューといい、各ユーザーがそれぞれ独自に Web パーツを構成でき、共有ビューで他のユーザーが参照できる Web パーツを使用する必要はありません。個人用ビューは、各ユーザーがブラウザで作成し、管理します。
Windows SharePoint Services
で作成したサイトのカスタマイズに役立つヒント
このホワイト ペーパーでは、Windows SharePoint Services で作成した Web サイトを FrontPage 2003 によってカスタマイズする方法について説明します。サイトは必要に応じてどのようにでもカスタマイズできます。ロゴやグラフィックを追加したり、色、フォント、書式などを変更したりする簡単なカスタマイズで済ますこともできれば、プロフェッショナル デザインを基に、Windows SharePoint Services で作成される既定の Web サイトとはまったく異なる独自のサイトを作成することもできます。Windows SharePoint Services で作成したサイトをカスタマイズする手順としては、既定のチーム Web サイトを作成し、それに対して色、フォント、書式などの変更を加える方法と、逆にプロフェッショナル デザインに基づいて Web サイトを作成してから、Windows SharePoint Services の要素 (リストやドキュメント ライブラリのビューなど) を追加する方法があります。
ここでは、Windows SharePoint Services で作成した Web サイトのカスタマイズに役立つヒントをいくつか紹介します。
プロフェッショナル デザインを基に Web サイトを作成する場合は、まず空白の Web ページを作成し、そこでデザインを完成させてから Windows SharePoint Services の要素を追加する方が簡単です。
FrontPage 2003 の新機能であるイメージのトレースを使用すると、通常は 1 つの大きなグラフィックス ファイルとして提供されるプロフェッショナル デザインから簡単に Web ページを作成することができます。詳細については、このホワイト ペーパーの「イメージのトレース」を参照してください。
これまでは、Web サイト設計を作成する場合、テキストおよびグラフィックの間隔や配置が乱れることのないように、グラフィックス要素をテーブル内に配置していました。FrontPage 2003 では、要素をテーブル内に簡単に配置できるようになりました。何重にもネストされたテーブルを扱う面倒な作業は不要になり、新機能のレイアウト テーブルやレイアウト セルを使用して視覚的に思いのまま要素を配置できるので、時間を節約できレイアウトの自在性が高まります。
Web サイトが多くのページで構成されていて、すべてのページに同じヘッダー、フッター、および左側のナビゲーションを追加する必要がある場合には、新機能のダイナミック Web テンプレートを使用することによって、各ページに同じサイト デザインを適用できます。ダイナミック Web テンプレートでは、すべてのページのコンテンツを一括して自動更新することもできます。詳細については、このホワイト ペーパーの「ダイナミック Web テンプレート」を参照してください。
FrontPage のナビゲーション機能を使用すると、リンク バーの作成および更新をきわめて容易に行うことができます。たとえば、ナビゲーションが必要なページにカスタム リンク バーを追加するだけで、サイト全体において左側のナビゲーションを統一できます。さらに、リンク バーにリンクを追加したり、リンク バーのアイテムを並べ替えたりした場合には、そのリンク バーがあるすべてのページが自動的に更新されます。これらのナビゲーション機能を使用することによって、これまでより簡単にサイトを最新の状態に保つことができます。詳細については、このホワイト ペーパーの「ナビゲーション」を参照してください。
Windows SharePoint Services で作成した既定の Web サイトには、その最上段に、[ホーム]、[ドキュメントとリスト]、[作成]、[サイトの設定]、[ヘルプ] などのアイテムから成るリンク バーがあります。サイトを設計する際には、これらのアイテムをページの上部ではなく末尾のフッターに配置することもできます。これによって、サイト管理者や許可されたユーザーは、ユーザーの追加および管理、リスト、ドキュメント ライブラリ、およびアンケートの作成などの機能にすばやくアクセスできるようになります。その場合、SharePoint トップ ナビゲーション バーを各ページのフッターに挿入するという方法もありますが、ダイナミック Web テンプレートのフッターに挿入すると、そのダイナミック Web テンプレートが適用されたすべてのページに同じリンク バーが配置されるので便利です。このリンク バーはチーム Web サイトには既定で組み込まれます。詳細については、このホワイト ペーパーの「リンク バー」を参照してください。
ホーム ページのリストやライブラリのコンテンツに対してフィルタ処理を実行することによって、サイトの訪問者にそれぞれが必要としている情報を提供できます。たとえば、販売員ごとの売上額を示す Web サイトでは、フィルタ処理によって目標額を達成した販売員だけを抽出し、表示することもできます。データベースのライブ データに基づくデータ ドリブン型ソリューションも作成できるため、それにフィルタ処理を加えることによって、訪問者が必要とする最新の情報を自動的に表示することが可能となります。詳細については、このホワイト ペーパーの「リストのフィルタ処理」と「データ ドリブン型ソリューション」を参照してください。
Web パーツ ビューの書式を変更するには、テーマの要素をカスタマイズするという方法があります。また、ビューを XSLT データ ビューに変換すると、FrontPage 2003 の WYSIWYG XSLT エディタを使用してデータの書式を自在に設定できます。FrontPage 2003 での XSLT エディタの使用については、このホワイト ペーパーの「データの操作」を参照してください。
FrontPage 2003 でのサイトの編集方法
Windows SharePoint Services で作成した Web サイトを FrontPage 2003 で開き、編集することができます。FrontPage を使いこなせるようになると、Web サイトをあらゆる方法でカスタマイズできます。
サイトを開く方法
FrontPage 2003 でサイトを開くのは簡単です。必要なものは、編集するサイトの Web アドレス (URL)、ユーザー名とパスワード (必要な場合)、およびサイトの編集に必要なアクセス権だけです。Web サイトのアドレスやアクセス権について不明な点がある場合は、サーバー管理者に問い合わせてください。
Windows SharePoint Services
サイトを
FrontPage 2003
で開くには
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FrontPage 2003 を起動し、[ファイル] メニューの [サイトを開く] をクリックします。
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[サイト名] ボックスに Web サイトのアドレス (http://my-site、http://www.litwareinc.com など) を入力し、[開く] をクリックします。プロンプトが表示された場合は、サイトのユーザー名とパスワードを入力します。FrontPage 2003 で Web サイトが開きます。
ヒント Internet Explorer でサイトにアクセスし、[標準のボタン] ツール バーの [Microsoft Office FrontPage で編集] をクリックすることによって、サイトを FrontPage 2003 で開くこともできます。
FrontPage 2003
の操作方法
FrontPage 2003 のユーザー インターフェイスでは、必要なときにすぐに利用できるよう便利な位置にツールが配置されています。画面の左側には、Web サイトをフォルダ一覧またはナビゲーション ウィンドウとして表示できます。
フォルダ一覧は、サイトを構成するフォルダおよびファイルの一覧です。ファイルやフォルダを移動したり、その名前を変更したりすると、それらに対するハイパーリンクがすべて自動的に更新されます。ナビゲーション ウィンドウには、サイトのナビゲーション構成とリンク バーが表示されます。ナビゲーションの変更の詳細については、このホワイト ペーパーの「ナビゲーション」を参照してください。
画面の中ほどには、編集中のページが表示されます。タブをクリックすることによって他のページに切り替えることができます。編集ウィンドウの上部にある [Web サイト] タブをクリックすると、Web サイトの管理オプションを使用し、リモート Web サイト、レポート、ナビゲーション、ハイパーリンク、およびタスクの表示などを行うことができます。
画面の下部では、次の 4 種類のビューを切り替えることができます。
デザイン
ビュー
このビューは WYSIWYG 編集モードです。FrontPage のユーザーのほとんどが主としてこのビューを使用しています。HTML のコーディングに熟練したユーザーも、コード ビューよりデザイン ビューの方を多く使用します。その理由は簡単です。ボタンとメニュー オプションを使用した方が Web ページ作成の速度が上がるからです。たとえば、テキスト エディタで表を作成するためには、多くの文字を入力する必要があります。それに対し、FrontPage のデザイン ビューでは、[表] をクリックすると、わずか数秒で表を作成できます。
分割ビュー
ウィンドウが 2 つに分割され、一方に HTML コード、もう一方に WYSIWYG ビューが表示されます。WYSIWYG ビューで変更を行うと、HTML コードが自動的に更新され、逆に HTML コードに変更を加えると、WYSIWYG ビューが自動的に更新されます。分割ビューは、ユーザーが HTML の知識を持っていて、WYSIWYG モードでの効率的なコーディングと HTML コードの的確な制御という一挙両得をねらう場合に、格好のツールとなります。
コード
ビュー
このビューでは、ページの HTML コードを表示し、編集できます。このビューでもほとんどのメニュー オプションを使用できますが、作業を効率的に進めるためには HTML のコーディングに関する知識が必要です。
ヒント FrontPage 2003 のコード ビューのメニューおよびショートカット キーにより、コードを迅速かつ簡単に作成したり編集したりできます。コード ビューのメニューとそれに対応するショートカット キーを使用すると、インデントの増減、タグやブロックの選択、対応するタグまたはブロックの検索、タグやコメントの挿入などをすばやく行うことができます。さらに、新技術 IntelliSenseョ の導入によってコードの自動作成が可能となったほか、コード スニペットによって、よく使用するコードを Web サイト編集者間で再利用することが容易になりました。
プレビュー
ビュー
このビューでは、作成した Web ページがブラウザでどのように表示されるかを確認することができます。Web ページに加えた変更を保存してよいかどうかを迷ったときに便利です。
変更の適用
Web サイトの編集が終わると、通常はファイルを発行するか、ファイル転送プログラム (FTP) を使用してサーバーに送信します。FrontPage 2003 では、Windows SharePoint Services で作成した Web サイトの編集が完了したら、[ファイル] メニューの [上書き保存] をクリックするだけで、サーバー上のファイルが自動的に更新されます。
FrontPage 2003 でよく行われる Web サイトの変更
Web サイトの基本的な編集作業の多くは、FrontPage 2003 を使用した方が簡単に行うことができます。ここでは、よく行われる一般的な作業について説明します。
テキストの追加
Windows SharePoint Services で作成した Web サイトのページにテキストを追加するには、Web パーツが配置されていない部分をクリックし、テキストを入力します。たとえば、[共有ドキュメント] ページにテキストを追加する場合は、Web パーツ テキストがない部分をクリックし、追加するテキストを入力して、書式を設定します。
ヒント テーブルが使用されているページでは、必要に応じてテーブルの行または列を挿入し、編集可能な領域を作成します。テーブルの行または列を挿入するには、[表] メニューを使用します。
イメージの追加または変更
サイトにイメージを追加するのは簡単です。まず、Web サイト内にイメージ ファイルがあることを確認します (Web サイトにイメージを追加するには、[ファイル] メニューの [インポート] をクリックします)。次に、イメージを配置するページがデザイン ビューで開かれていることを確認し、フォルダ一覧からそのページにイメージをドラッグします。
イメージの削除もポイントしてクリックする簡単な操作で実行できます。たとえば、ホーム ページに既定で挿入される Windows SharePoint Services のロゴを削除する場合は、そのロゴをクリックし、Del キーを押します。
ヒント イメージを削除した後で (この例のように Windows SharePoint Services のロゴを削除した場合など) 別のイメージを挿入する場合は、Del キーを押した後で Enter キーを押します。これによって、空白が挿入され、別のイメージをドラッグできるようになります。
サイトに追加したイメージを編集することもできます。たとえば、イメージをトリミングし、サイズを変更して、再サンプリングによってイメージ ファイルのサイズを縮小したり、イメージを回転したりすることが可能です。このような編集を行うには、[図] ツール バーを使用します。
イメージをクリックすると、[図] ツール バーが表示されます ([図] ツール バーが表示されない場合は、[表示] メニューの [ツールバー] をポイントし、[図] をクリックしてください)。
図
1
:
[
図
]
ツール
バー
[図] ツール バーには以下の機能があります。これらの機能を使用して、イメージのトリミング、回転、色付け、さらにはイメージ マップへの変換などを行うことができます。
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ファイルから画像を挿入します。
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テキストを追加します。画像の上にテキストを挿入することもできます。
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ページ上に配置するサムネイル イメージを自動的に作成します。サムネイル イメージをクリックすると、元の大きさのイメージが表示されます。
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ページ上の特定の位置にイメージを配置します。
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イメージを手前に移動します。
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イメージを背後に移動します。
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イメージを反転します。
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イメージのコントラストを変更します。
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イメージの明るさを変更します。
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イメージをトリミングします。
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イメージの色を透明にします。背景の色または画像が透けて見えるようにすることができます。
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イメージの色を変更します。
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イメージの周囲に斜角の付いた枠線を追加します。
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イメージの全体または一部を選択します。
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イメージにハイパーリンクを追加します。ハイパーリンク (ホット スポット) を追加することによって、そのイメージはイメージ マップとなります。訪問者がイメージのホット スポットをクリックすると、同じページの別の場所または別のページへジャンプします。
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イメージに追加されているハイパーリンクを表示します。
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イメージを編集前の状態に戻します。
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ページの追加
Windows SharePoint Services で作成した Web サイトに Web ページを追加するのは簡単です。[ファイル] メニューの [新規作成] をクリックし、[新規作成] 作業ウィンドウの [空白のページ] をクリックします。
ページ
テンプレートの使用
FrontPage 2003 には多くの Web ページ テンプレートも用意されているので、それらを基に Web ページを作成できます。ページ テンプレートを開くには、まず [ファイル] メニューの [新規作成] をクリックします。次に、[その他のページ テンプレート] リンクをクリックします。[ページ テンプレート] ダイアログ ボックスが開きます。使用するテンプレートの名前をクリックし、[OK] をクリックします。選択したテンプレートに基づくページが作成されます。
図
2
:
[
ページ
テンプレート
]
ダイアログ
ボックス
リストとライブラリ
Windows SharePoint Services で作成した既定の Web サイトのホーム ページには、お知らせ、イベント、リンクという 3 つのリストがあります。そのため、当然ながら、既定のリストで表示するフィールドやリスト アイテムの並べ替え順序などを変更する方法について、よく質問が寄せられます。また、これらのリストを他のページに挿入したり、ホーム ページに他のリストやライブラリ ビューを追加したりする機能に対する要望も多く聞かれます。ここでは、こうした変更の方法について説明します。
リストに表示するフィールドの変更
既定の [お知らせ] リスト、[イベント] リスト、[リンク] リストには、それぞれ固有のフィールドが表示されます。たとえば、既定の [お知らせ] リストには、お知らせのタイトル、お知らせが提出された日付および時刻、提出者、お知らせの本文を表示するフィールドがあります。
リストの表示フィールドを変更するには、まずそのリストがあるページを FrontPage 2003 で開きます。そのリストを右クリックして [リスト ビューのプロパティ] をクリックします。[データ ビューの詳細] 作業ウィンドウの [フィールド] をクリックします。[表示フィールド] ボックスの一覧にフィールドを追加するには、[利用可能なフィールド] ボックスで追加するフィールドをクリックし、[追加] をクリックします。
図
3: [
表示フィールド
]
ダイアログ
ボックス
ヒント
Ctrl キーを押しながら複数のアイテムを選択し、[追加] をクリックします。フィールドを表示しないようにするには、[表示フィールド] ボックスの一覧で削除するフィールドをクリックし、[削除] をクリックします。削除できないフィールドもあります。削除できないフィールドにはアスタリスク (*) が付いています。
ヒント リストから削除しようとしたフィールドが削除不能である場合は、リスト スタイルを変更するという方法があります。詳細については、このホワイト ペーパーの「リスト スタイルの変更」を参照してください。
フィールドの順序を変更するには、[表示フィールド] ボックスの一覧でフィールドをクリックし、[下へ移動] または [上へ移動] をクリックします。フィールドの並べ替えが完了したら、[OK] をクリックします。[ファイル] メニューの [上書き保存] をクリックして、Web ページに加えた変更を保存します。
リス
ト
スタイルの変更
リストの編集に利用できるテンプレートが用意されています。テンプレートを使用してリストのスタイルを変更するのは簡単です。まず、リストを右クリックして [リスト ビューのプロパティ] をクリックします。次に、[データ ビューの詳細] 作業ウィンドウで [スタイル] をクリックします。[ビューのスタイル] ダイアログ ボックスが表示されたら、[HTML ビューのスタイル] ボックスで使用するスタイルをクリックし、[OK] をクリックします。[ファイル] メニューの [上書き保存] をクリックして、Web ページに加えた変更を保存します。
タイトル
バーの削除
既定で表示されるリストには、[お知らせ]、[イベント]、[リスト] などのリスト名が表示されるタイトル バーが含まれます。このタイトル バーを削除するには、リストを右クリックして [Web パーツのプロパティ] をクリックします。[Web パーツのプロパティ] ダイアログ ボックスで [フレームのスタイル] ドロップダウン メニューをクリックし、[なし] をクリックします。[OK] をクリックします。[ファイル] メニューの [上書き保存] をクリックして、Web ページに加えた変更を保存します。
メニュー
オプションの変更
既定では、ホーム ページに表示されたリストに新しいアイテムを追加することができます。ただし、ツール バーを変更することによって、アイテムの追加以外のオプションも使用できるようになります。
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ツール バー オプション
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例
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説明
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ツール バーなし
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アイテムの追加またはフィルタ処理のオプションは表示されません。
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簡易ツール バー
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新しいアイテムを追加するオプションが表示されます。
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詳細ツール バー
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Web パーツ タイトルの下に詳細ツール バーが表示されます。
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表示するツール バー オプションを変更するには、リストを右クリックし、[リスト ビューのプロパティ] をクリックします。[データ ビューの詳細] 作業ウィンドウが表示されたら、[スタイル] をクリックします。[ビューのスタイル] ダイアログ ボックスが表示されます。[オプション] タブをクリックし、使用するツール バーの種類に応じた手順に従って設定してください。
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オプション
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オプション
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手順
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ツール バーなし
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[ツール バーに表示するオプション] チェック ボックスがオフになっていることを確認します。
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簡易ツール バー
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[ツールバーに表示するオプション] ボックスの一覧の [簡易ツールバー] をクリックします。
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詳細ツール バー
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[ツールバーに表示するオプション] ボックスの一覧の [詳細ツールバー] をクリックします。
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[OK] をクリックします。[ファイル] メニューの [上書き保存] をクリックして、Web ページに加えた変更を保存します。
リストのフィルタ処理
フィルタ処理によって、リストやドキュメント ライブラリのデータの一部だけを表示することができます。たとえば、Microsoft のサイトには全従業員の情報が入った従業員リストがあります。このリストを基にアジア太平洋地域 (アジア) の従業員だけのリストを表示するには、全従業員のリストをページに挿入し、[地域] フィールドが [アジア] であるレコードだけを抽出します。そのためには、従業員リストを右クリックし、[リスト ビューのプロパティ] をクリックします。[データ ビューの詳細] 作業ウィンドウが表示されたら、[フィルタ] をクリックします。[フィルタ条件] ダイアログ ボックスが表示されます。[新しい条件節を追加するにはここをクリックします] をクリックします。[フィールド名] ドロップダウン メニューをクリックしてフィルタ処理の条件とするフィールドを選択し、[条件式] ドロップダウン メニューをクリックして比較演算オプションを選択します (オプションには [次の値に等しい]、[次の値より大きい]、[次の値未満] などがあります)。[値] ドロップダウン メニューをクリックし、比較の対象とする値を入力します。この例では、"アジア" と設定します。[新しい条件節を追加するにはここをクリックします] リンクをクリックし、他のフィルタ条件を追加します。フィルタ条件の設定が完了したら、[OK] をクリックします。[ファイル] メニューの [上書き保存] をクリックして、Web ページに加えた変更を保存します。
図
4: [
フィルタ条件
]
ダイアログ
ボックス
リストの並べ替え順序の変更
リストやライブラリのフィールドの並べ替え順序は簡単に変更できます。フィールドの並べ替え順序を変更するリストを右クリックし、[リスト ビューのプロパティ] をクリックします。[データ ビューの詳細] 作業ウィンドウが表示されたら、[並べ替えとグループ化] をクリックします。[並べ替えとグループ化] ダイアログ ボックスが表示されます。並べ替えるフィールドが [並べ替え順序] ボックスの一覧にある場合は、そのフィールドをクリックして、[上へ移動] または [下へ移動] をクリックすることによって、順序を変更できます。[並べ替え順序] ボックスの一覧に並べ替える必要のないフィールドがある場合は、そのフィールドをクリックし、[削除] をクリックします。並べ替えるフィールドが [利用可能なフィールド] ボックスの一覧にある場合は、そのフィールドをクリックし、[追加] をクリックします。フィールドを下位から上位の順序で並べ替える場合は、そのフィールドで [昇順] をオンにし、フィールドを上位から下位の順序で並べ替える場合は、そのフィールドで [降順] をオンにします。作業が終了したら、[OK] をクリックします。[ファイル] メニューの [上書き保存] をクリックして、Web ページに加えた変更を保存します。
図
5: [
並べ替えのプロパティ
]
が選択された
[
並べ替えとグループ化
]
ダイアログ
ボックス
リストの内容をグループ化してリストを折りたたみ可能にする
リストの内容をグループ化すると、長いリストのナビゲーションが容易になります。たとえば、前の例で挙げた従業員リストは、グループ化によって [地域] だけが表示されており、訪問者が地域名をクリックすると、地域別の従業員リストが展開されます。同様に、地域名をクリックすると、地域別の従業員リストが折りたたまれます。このようなリストを作成するには、リストを右クリックし、[リスト ビューのプロパティ] をクリックします。[データ ビューの詳細] 作業ウィンドウが表示されたら、[並べ替えとグループ化] をクリックします。[並べ替えとグループ化] ダイアログ ボックスが表示されます。
図
6: [
グループ化のプロパティ
]
が選択された
[
並べ替えとグループ化
]
ダイアログ
ボックス
[選択可能なフィールド] ボックスの一覧で最初に並べ替えるフィールドをクリックし、[追加] をクリックします。選択したフィールドが [並べ替え順序] ボックスの一覧に追加されます。フィールドを下位から上位の順序で並べ替える場合は、そのフィールドで [昇順] をオンにし、フィールドを上位から下位の順序で並べ替える場合は、そのフィールドで [降順] をオンにします。次に、グループ化に使用するフィールドが [並べ替え順序] ボックスの一覧にあることを確認します。例として挙げた従業員リストでは、[地域] フィールドでグループ化するため、このフィールドが [並べ替え順序] ボックスの一覧の先頭にあります。[グループ ヘッダーを表示する] チェック ボックスと [既定でグループを折りたたむ] がオンになっていることを確認します。[OK] をクリックします。リストが設定に従ってグループ化され、並べ替えられます。
ヒント アイテムをグループ化し、既定で折りたたまない場合は、[既定でグループを折りたたむ] ではなく [既定でグループを展開する] をオンにします。 メモ グループの展開および折りたたみには JavaScript を使用しているため、FrontPage 2003 のデザイン ビューではグループが常に展開されます。データが折りたたまれた状態を確認するには、ブラウザで表示する必要があります。
FrontPage 2003
を使用した新しい
Web
パーツの作成
ブラウザで作成する Web パーツとまったく同じものを FrontPage 2003 でも簡単に作成できます。[ファイル] メニューの [新規作成] をクリックし、[新規作成] 作業ウィンドウの [新しいページ] セクションで [SharePoint リスト] をクリックします。
[SharePoint リスト] ダイアログ ボックスが表示されます。既定のテンプレート (お知らせ、連絡先、ディスカッション掲示板など) を選択し、[OK] をクリックすると、Web パーツが作成されます。ドキュメント ライブラリを作成するには、[ドキュメント ライブラリ] タブをクリックし、テンプレートを選択して、[OK] をクリックします。アンケートを作成するには、[アンケート] タブをクリックし、テンプレートを選択して、[OK] をクリックします。
図
7: [SharePoint
リスト
]
ダイアログ
ボックスの
[
リスト
]
タブ
ヒント ページに Web パーツのビューを挿入する方法については、このホワイト ペーパーの「リスト ビューまたはライブラリ ビューをページに挿入する」を参照してください。
FrontPage 2003
を使用した新しいカスタム
Web
パーツの作成
FrontPage 2003 では、独自のリスト、ドキュメント ライブラリ、アンケートを作成することもできます。お知らせ、連絡先、ドキュメント ライブラリなどの既定のテンプレートを使用して作成した Web パーツのリストやライブラリは既定のフィールドおよびビューで構成されますが、新規 Web パーツ ウィザードでカスタム Web パーツを作成する場合には、リスト、ライブラリ、アンケートに対し、カスタム フィールドの追加や既定で表示されるフィールドの変更など、さまざまなカスタマイズを加えることができます。たとえば、部門従業員リストを作成することになり、個人情報へのハイパーリンク、各従業員の上司の名前を示すドロップダウン メニュー、各従業員の専門分野を記載できる 10 行のテキスト ボックスなどのカスタム フィールドが必要となった場合でも、FrontPage 2003 のリスト作成ウィザードを使用して簡単に作成できます。[ファイル] メニューの [新規作成] をクリックし、[SharePoint リスト] ダイアログ ボックスを開きます。[リスト作成ウィザード] をクリックし、[OK] をクリックします。リスト作成ウィザードでは、フィールドを追加できるだけでなく、ユーザーに自分の入力した情報についてのみ編集を許可するかどうかなどの設定も行うことができます。リスト作成ウィザードで設定を完了し、[完了] をクリックすると、リストが作成されます。
FrontPage 2003 では、カスタム ドキュメント ライブラリとカスタム アンケートもカスタム リストの場合と同じ方法で作成できます。新しいドキュメント ライブラリを作成するには、[ファイル] メニューの [新規作成] をクリックし、[SharePoint リスト] ダイアログ ボックスの [ドキュメント ライブラリ] タブをクリックします。[ドキュメント ライブラリ作成ウィザード] をクリックし、[OK] をクリックします。[ドキュメント ライブラリ作成ウィザード] が開きます。このウィザードでは、ドキュメント ライブラリ名、カスタム フィールド、ビューなどを指定できます。[完了] をクリックすると、ドキュメント ライブラリが作成されます。同じように、新しいアンケートを作成するには、[SharePoint リスト] ダイアログ ボックスの [アンケート] タブをクリックします。[アンケート作成ウィザード] をクリックし、[OK] をクリックします。[アンケート作成ウィザード] が開きます。このウィザードでは、アンケートの名前を指定したり質問を作成したりできます。[完了] をクリックすると、アンケートが作成されます。
ヒント この時点で、リスト、ドキュメント ライブラリ、またはアンケートが作成されています。ブラウザで Web サイトにアクセスし、[ドキュメントとリスト] リンクをクリックすると、作成したリスト、ドキュメント ライブラリ、またはアンケートが表示されます。また、FrontPage 2003 を使用して、そのリスト、ドキュメント ライブラリ、またはアンケートのビューを Web サイトのページに挿入することもできます。Web パーツのビューをページに挿入する方法については、このホワイト ペーパーの「リスト ビューまたはライブラリ ビューをページに挿入する」を参照してください。
FrontPage 2003
を使用した
Web
パーツの編集
FrontPage 2003 で Web パーツのフィールドや設定を変更することができます。FrontPage 2003 のフォルダ一覧で、リスト、ドキュメント ライブラリ、またはアンケートの名前を表すフォルダを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。[リストのプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。[設定] タブでは、リストの名前や説明、一般的な設定などを変更できます。[フィールド] タブでは、Web パーツのフィールドを変更できます。[セキュリティ] タブでは、許可されたユーザーが自分のアイテムだけを変更できるようにするか、すべてのアイテムを変更できるようにするかを指定します。[関連ファイル] タブでは、既定のビューまたはフォームを指定したり、ページを編集したりできます。作業が終了したら、[OK] をクリックします。Web パーツが自動的に更新されます。
図
8: [
リストのプロパティ
]
ダイアログ
ボックスの
[
フィールド
]
タブ
リスト
ビューまたはライブラリ
ビューをページに挿入する
ページにリスト ビューやライブラリ ビューを挿入することによって、必要な情報をそれが必要とされる場所に配置することができます。たとえば、あるプロジェクトについてディスカッションする Web ページがある場合、リンクをクリックして別のページへ移り、また元のページに戻るようにするのではなく、そのページにチーム メンバ リストやドキュメント ライブラリのビューを挿入することができます。リストのフィルタ処理、並べ替え、グループ化によって、リストの一部だけをページに挿入することもできます。
ページにリスト ビューまたはライブラリ ビューを挿入するには、そのページを開き、ビューを挿入する位置をクリックして、[データ] メニューの [Web パーツの挿入] をクリックします。[Web パーツ] 作業ウィンドウが開きます。[Web パーツの一覧] で挿入するリストの名前をクリックし、[選択した Web パーツの挿入] をクリックします。選択したリストのリスト ビュー Web パーツがページに挿入されます。[ファイル] メニューの [上書き保存] をクリックして、Web ページに加えた変更を保存します。
図
9: [Web
パーツ
]
作業ウィンドウ
ナビゲーション
FrontPage 2003 によって、ページ リンクの作成および保守を簡単かつ効果的に行うことができます。ページ リンクを設定すると FrontPage のナビゲーション機能により、ページの移動やページの名前変更を行った場合でも、そのページとリンクしているボタンやハイパーリンクが自動的に更新されます。自動更新されるリンク バーを各ページに追加し、リンクの追加、削除、編集に使用することもできます。FrontPage 2003 にあるようなナビゲーション機能によって、多くのページから成る大規模なサイトの管理や更新を簡単に行うことができます。
リンク
バー
Windows SharePoint Services で作成したサイトの既定のホーム ページには、各見出しの下にリンク バーがあります。たとえば、ホーム ページの [クイック起動] 領域には、[ドキュメント] リンク バー、[画像] リンク バー、[リスト] リンク バー、[ディスカッション] リンク バー、および [アンケート] リンク バーがあります。これらのリンク バーは、FrontPage 2003 で作成し、編集できます。
FrontPage 2003 では、リンク バーをナビゲーション ウィンドウとナビゲーション ビューのどちらでも表示できます。リンク バーは白い記号で表され、サイト全体のナビゲーションは黄色の記号で表されます。ナビゲーション ウィンドウを開くには、フォルダ一覧の一番下にある [ナビゲーション] をクリックします。ナビゲーション ウィンドウでは、Web ページを編集しながらサイトのナビゲーション構成を表示できます。ナビゲーション ウィンドウは、主として、リンク バー アイテムの並べ替え、ページの名前変更、リンク バーからのページの削除などに使用します。リンク バーのリンクを並べ替えるには、順序を変更するページをクリックし、別の位置または別のリンク バーにドラッグします。ページ リンクの名前を変更するには、そのページを右クリックし、[名前の変更] をクリックして、新しい名前を入力します。変更したリンク バーが挿入されているページを開くと、変更内容を確認できます。
図
10:
ナビゲーション
ウィンドウ
ヒント ナビゲーション ウィンドウまたはナビゲーション ビューでリンクの名前を変更しても、ページのファイル名は変更されないため、そのページの URL には影響がありません。変更されるのは、ページのタイトルとリンク バーのリンクだけです。
ナビゲーション ビューを表示するには、[表示] メニューの [ナビゲーション] をクリックします。ナビゲーション ビューでは、ビューの向き (横または縦) と拡大率を変更できます。また、フォルダ一覧とサイトのナビゲーション構成を同時に表示できるため、リンク バーやサイトのナビゲーション構成にページをドラッグすることができます。
図
11:
ナビゲーション
ビュー
ヒント ナビゲーション ウィンドウやナビゲーション ビューでは、ホーム ページをクリックし、追加するページごとに Ins キーを押すことによって、サイトに新しいページを挿入することもできます。
リンク
バーへのリンクの追加
リンク バーにリンクを追加するには、フォルダ一覧からリンク バーにページをドラッグする方法と、リンク バーをクリックし、Ins キーを押して新しいページを作成する方法があります。新しいページを作成する場合は、そのページを右クリックし、[名前の変更] をクリックして、リンクの名前を入力します。
リンク
バー
アイテムの並べ替え
ナビゲーション ウィンドウとナビゲーション ビューのどちらでも、リンク バーのアイテムの順序を変更することができます。移動するページをクリックし、別の位置へドラッグするだけで、アイテムの順序を変更できます。たとえば、[リスト] リンク バーで [To Do] を [連絡先] の前に移動するには、[連絡先] をクリックし、[To Do] の後にドラッグします。
リンク
バーのスタイルの変更
Windows SharePoint Services を使用して Web サイトを作成した場合、その既定のホーム ページに組み込まれるリンク バーでは、テキスト リンクが使用されます。リンク バーでは、テキスト リンクだけでなく、ボタンなどさまざまなスタイルのリンクを使用できます。リンク スタイルを変更するには、リンク バーがあるページでリンク バーをダブルクリックし、[リンク バーのプロパティ] ダイアログ ボックスを開きます。
図
12: [
リンク
バーのプロパティ
]
ダイアログ
ボックス
[スタイルを選択してください] ボックスには、さまざまなスタイルのボタンやリンクが表示されます。スタイルを選択し、[OK] をクリックします。ページ上でリンク バーのスタイルが変更されます。
ヒント スタイルのリストには、インストールされているテーマに含まれるすべてのボタンが表示されます。テーマの詳細については、このホワイト ペーパーの「テーマ」関連のセクションを参照してください。
サイト全体のナビゲーション
ナビゲーション ウィンドウやナビゲーション ビューに表示される黄色の記号は、Web サイト全体のナビゲーション構成を表します。同じページのリンクを複数のリンク バーに追加することができますが、サイト全体のナビゲーションには 1 つのページにつき 1 つのリンクしか表示されません。サイト構成にページを追加するときには、ナビゲーション ビューを使用する必要があります。ページ タイトルにはナビゲーション ビューで指定するページ名が使用され、ナビゲーション バー (ページ間の関係に基づいて自動的に作成されるリンク バー) はナビゲーション ビューで設定されるからです。ページ間の関係を設定したり表示したりする場合にも、一般にナビゲーション ビューを使用します。
ページ
タイトル
ほとんどの Web サイトは Web サイト デザインに基づいて作成されており、ほとんどの Web サイト デザインでは、サイト内を移動しているときに現在位置がわかるように各ページにページ タイトルを配置します。FrontPage を使用すると、ページ タイトルを簡単に追加できます。ページ タイトルを追加する位置をクリックし、[挿入] メニューの [ページ バナー] をクリックします。[ページ バナーのプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。ページ タイトルをボタンにする場合は、[画像] がオンになっていることを確認します。ページ タイトルのボタンにはサイトのテーマに含まれるボタンが使用されます (テーマの詳細については、このホワイト ペーパーの「テーマ」関連のセクションを参照してください)。ページ タイトルをテキストとして表示する場合は、[テキスト] がオンになっていることを確認します。[ページ バナー テキスト] ボックスには、ナビゲーション ビューでそのページに関連付けられたラベルがタイトルとして表示されます。
図
13: [
ページ
バナーのプロパティ
]
ダイアログ
ボックス
ヒント ページ バナーの真価が発揮されるのは、ダイナミック Web テンプレート (DWT) を作成し、ページに適用した場合です。DWT にページ バナーを追加するだけで、その DWT を適用したすべてのページに自動的にページ タイトルが追加されます。さらに、DWT でページ タイトルを変更すると、各ページのタイトルが自動的に更新されます。
ナビゲーション構成に基づくナビゲーション
バー
ページには、サイト内の特定のレベルにあるすべてのページへのリンクを含むリンク バーを自動的に挿入することができます。リンク バーには、ホーム ページより 1 つ下のレベル、現在のページの上位レベル、または現在のページの下位レベルにあるすべてのページのリンクを追加したり、[戻る] ボタンと [進む] ボタンを追加したりすることもできます。ナビゲーション構成に基づくリンク バーを Web ページに挿入するには、[挿入] メニューの [ナビゲーション] をクリックし、[Web コンポーネントの挿入] ダイアログ ボックスを開きます。[バーの種類の選択] ボックスの [ナビゲーション構造に基づくバー] をクリックし、[次へ] をクリックします。[バーの種類を選択] ボックスでリンク スタイルを選択します。[ページのテーマを使用] を選択すると、サイトに適用したテーマに含まれるボタンが使用されます。[次へ] をクリックし、[方向の選択] ボックスで水平スタイルと垂直スタイルのいずれかをクリックします。[完了] をクリックします。[リンク バーのプロパティ] ダイアログ ボックスが開きます。
[上位レベル]、[同じレベル]、[前後] などのオプションから、リンク バーにリンクとして追加するページの種類を表すものをクリックします。ホーム ページへのリンクを追加する場合は [ホーム ページ] チェック ボックスをオンにし、リンク バーを追加するページの上位に位置するページへのリンクを追加する場合は [親ページ] チェック ボックスをオンにします。[スタイル] タブをクリックし、リンク バーのスタイルを選択します。[OK] をクリックすると、リンク バーが作成されます。
図
14: [
リンク
バーのプロパティ
]
ダイアログ
ボックス
インタラクティブ
ボタン
リンク バーやサイト全体のナビゲーション構成とは関係なく、ページにボタンを挿入することもできます。FrontPage 2003 にはインタラクティブ ボタンを作成する機能が追加されました。この機能では、グラフィックス プログラムを使用して各ボタンのグラフィックス ファイルを作成する必要はありません。さらに、通常の状態、ホバー状態、押された状態のボタンがそれぞれ自動的に作成され、ボタンをインタラクティブにするために必要な JavaScript も自動的に作成されます。
インタラクティブ ボタンを作成するには、ボタンを追加する位置をクリックし、[挿入] メニューの [インタラクティブ ボタン] をクリックします。[インタラクティブ ボタン] ダイアログ ボックスが表示されます。[ボタン] ボックスでボタンのスタイルを選択します。ボタン上に表示するテキストを [テキスト] ボックスに入力します。ボタンをリンクするページの URL を [リンク] ボックスに入力します。ボタンのフォントを変更する場合は [フォント] タブをクリックし、ボタンのサイズを変更する場合は [イメージ] タブをクリックします。設定が完了したら、[OK] をクリックします。作成したボタンがページに表示されます。ページを保存するときには、各ボタンの 3 種類のイメージを保存するかどうかを確認するメッセージが表示されます。3 種類のイメージとは、通常の状態、ホバー状態、押された状態をいいます。このページをブラウザで開くと、作成したボタンが表示されます。このボタン上でカーソルを動かすと、ボタンのイメージが変わり、クリックすると、次のページが読み込まれるまでボタンは押された状態になります。
図
15: [
インタラクティブ
ボタン
]
ダイアログ
ボックスの
[
ボタン
]
タブ
テーマの変更
テーマは、Web サイトのデザインを構成する要素となる書式設定ルールおよびグラフィックスを集めたものです。テーマには、ボタンのデザイン、フォントの色、および書式設定ルールが含まれ、Windows SharePoint Services で使用した場合には、Web パーツの表示の書式設定ルールおよび Windows SharePoint Services で作成される Web サイトのすべての要素に対する書式設定ルールが含まれます。
FrontPage 2003 には多くのテーマが用意されており、それらを Windows SharePoint Services で作成したサイトに適用できます。サイトのテーマを変更するには、[書式] メニューの [テーマ] をクリックし、[テーマ] 作業ウィンドウを開きます。[テーマを選択してください] ボックスでページまたはサイトに適用するテーマをクリックし、そのテーマをサイトのすべてのページに適用する場合は [既定のテーマとして適用]、開いているページだけに適用する場合は [選択したページに適用] をそれぞれクリックします。テーマを適用すると、ページまたはサイトの書式が変更されます。カスタム テーマの作成については、このホワイト ペーパーの「色、フォント、書式設定をカスタム テーマによって変更する」を参照してください。
高度なカスタマイズ
FrontPage 2003 を使いこなし、Windows SharePoint Services で作成した Web サイトを自在にカスタマイズできるようになると、きわめて個性的で効果的な Web サイトに作り替えることが可能になります。ここでは、FrontPage 2003 を使用してサイトの作成および管理を簡略化する方法と、サイトに必要な機能を組み込む方法について説明します。
同じコンテンツを複数のページで使用する
ほとんどの Web サイトは、コンテンツの追加によってサイズが大きくなっていきます。サイトのサイズが大きくなるに従い、コンテンツが複数のページに存在することから、管理に手間がかかるようになります。コンテンツに変更を加える場合には、いくつものページを開いて編集する必要があるため、大量の時間を要します。作業が面倒なだけでなく、誤りも発生しやすくなります。FrontPage 2003 には、複数のページにわたるコンテンツの管理に役立つ機能が用意されています。
ダイナミック
Web
テンプレート
ほとんどの Web サイト デザインでは、すべてのページで共通のヘッダーを使用し、サイト全体のナビゲーションを統一し、著作権および連絡先の情報や使用条件などを表示するフッターも各ページで共通です。
企業の場合、通常は、ある 1 人の担当者またはチームが Web サイトを設計、作成し、更新や管理には別の担当者またはチーム (コンテンツ所有者など) が当たります。FrontPage 2003 では、Web ページ内に編集可能な領域を設定できるようになりました。1 つのページをユーザーによるコンテンツの作成および編集が可能な領域と、編集が不可能な領域に分けることができます。たとえば、ページのヘッダー、ナビゲーション領域、フッター、タイトルだけを編集不可能にし、残りの領域を編集可能とすることもできます。これによって、ページの書式を維持でき、ヘッダー、フッター、ナビゲーション領域などをユーザーが誤って削除したり変更したりすることを防止できるうえ、コンテンツの所有者は自分のコンテンツを作成、編集することができます。
Web ページの編集可能領域を設定するには、ダイナミック Web テンプレート (DWT) を使用します。DWT は、編集可能な領域が定義されたページ テンプレートと考えることができます。このテンプレートはページの作成後も適用されたままです。
たとえば、30 ページ (複数ページ) にわたり適用する DWT を作成することもでき、これらのページのフッターを変更する場合には、DWT に変更を加えるだけで、全ページのフッターが自動的に更新されます。1 つのサイトに複数の DWT を適用することもできるので、ある DWT を数ページに適用し、別の DWT を他の数ページに適用し、残りのページには DWT を適用せず、編集可能にするという方法も可能です。
まず、DWT を作成します。DWT ページも通常の Web ページと同じであるため、どのようなページ デザインでも使用できます。DWT ページには拡張子 .dwt を付けます。次の図のように、ホーム ページのデザインやナビゲーションを他のページでも使用する場合は、既定のホーム ページで編集を開始し、不要なコンテンツを削除していく方法もあります。また、この図に示すページ デザインには [ここにページ バナーを追加するには、このページをナビゲーション構成に追加します] というページ バナーがあります。この DWT をページに適用すると、ナビゲーション ビューでホーム ページの下位に位置するページの上部には、自動的にページ タイトルが挿入されます。さらに、この DWT では左側にナビゲーションがあります。したがって、各ページにはホーム ページにあるリンク バーが追加されます。リンク バーに変更を加えると、すべてのページでそのリンク バーが自動的に更新されます。
図
16: FrontPage
でのダイナミック
Web
テンプレートの作成
次に、許可された FrontPage 2003 ユーザーに編集を認めるページ領域を指定します。編集可能にする部分を選択し、[書式] メニューの [ダイナミック Web テンプレート] メニューをクリックして、[編集可能な領域の管理] をクリックします。[編集可能な領域] ダイアログ ボックスが開きます (図 17 を参照)。[領域名] ボックスに領域名 (この例では「body」) を入力し、[追加] をクリックして、[閉じる] をクリックします。これで、DWT に編集可能な領域が定義されました。[ファイル] メニューの [上書き保存] をクリックして、DWT を保存してください。
次に、作成した DWT をページに適用します。Ctrl キーを押しながらクリック (離れた位置にあるページを選択する場合) または Shift キーを押しながらクリック (連続したページを選択する場合) して、フォルダ一覧で複数のページを選択すると、DWT を一度に複数のページに適用することができます。
図
17: [
編集可能な領域
]
ダイアログ
ボックス
ヒント DWT に Web パーツや ASP.NET コントロールまたはコードが含まれている場合、その DWT を適用したページの拡張子は .aspx であることが必要となります。このような DWT を適用した場合、ページを拡張子 .aspx で保存するかどうかを確認するメッセージが表示されます。
DWT を適用するページを選択したら、[書式] メニューの [ダイナミック Web テンプレート] をクリックし、[ダイナミック Web テンプレートの適用] をクリックします。[ダイナミック Web テンプレートの適用] ダイアログ ボックスが表示されます。選択したページに適用する DWT の名前をクリックし、[開く] をクリックします。DWT が各ページに適用されます。これで、DWT を適用したページでは編集可能な領域のコンテンツを編集できます。この例では、編集可能な領域はオレンジ色の枠で囲まれ、"body" という領域名が表示されます。また、ページ バナーによって、ページの上部に "Finance" というページ タイトルが自動的に挿入されます。
DWT で編集可能と定義されていない領域では、ユーザーがコンテンツを変更することはできません。
高度な検索と置換
FrontPage 2003 では検索と置換の機能が強化されており、この機能を使用して Web ページを変更したり、HTML コードに直接変更を加えたりすることができます。たとえば、特定のグラフィックス ファイルへのリンクを一度に別のリンクに置き換えたり、サイト内の至る所にある電子メール アドレスを一括して変更したりすることも可能です。この機能を使用するには、[編集] メニューの [検索] をクリックし、[検索と置換] ダイアログ ボックスを開きます。
FrontPage 2003 の検索と置換ツールが持つ優れた機能の 1 つに、一致するコンテンツが見つかった場合に実行する一連の処理を検索条件として指定できることがあります。たとえば、タグを検索し、そのタグで囲まれたコンテンツを置換することもできます。検索と置換も Web サイトの更新および管理を効率化するツールとして利用できます。
図
18: [
検索と置換
]
ダイアログ
ボックス
デザイン
色、フォント、書式設定をカスタム
テーマによって変更する
「テーマの変更」で説明したように、テーマを使用すると、1 つのページだけでなく、Web サイト全体、さらには複数の Web サイトにわたって、フォント、書式設定、およびグラフィック要素を変更することができます。
カスケード
スタイル
シート
FrontPage 2003 のテーマでは、書式設定ルールを定義するために業界標準のカスケード スタイル シートを使用しています。ただし、ユーザー インターフェイスにより複雑な技術的要素が隠ぺいされているため、カスタム テーマを作成するのにカスケード スタイル シートを開く必要はありません。
作成ではなくカスタマイズ
独自の色、フォント、書式設定、ボタンなどを使用したカスタム テーマを作成する場合には、新たに作成するのではなく、既存のテーマをカスタマイズすることができます。書式設定には多くのオプションがあるため、空白のテーマから始め、書式設定オプションを 1 つずつ設定するよりも、作成しようとしているデザインに似た既存のテーマを探し、それをカスタマイズする方が簡単です。たとえば、テーマでは、予定表の項目の背景色や日付を選択するポップアップ ウィンドウのフォント色など、詳細な書式設定オプションを指定できます。使用する色と似た色が選択されているテーマを利用すると、そのままでも満足できれば、詳細な書式設定オプションを変更する必要がないため、本文やハイパーリンクの書式設定など、より重要な部分の変更に専念できます。
カスタム
テーマの保存
テーマをカスタマイズするためには、まず FrontPage 2003 で既存のテーマを調べ、フォントおよび書式設定が希望に最も近いテーマを見つける必要があります。インストールされているテーマを検索するには、[書式] メニューの [テーマ] をクリックします。[テーマ] 作業ウィンドウが開き、テーマの一覧が表示されます。
使用するテーマをクリックし、[カスタマイズ] をクリックすると、[テーマのカスタマイズ] ダイアログ ボックスが開きます。[名前を付けて保存] をクリックします。[テーマの保存] ダイアログ ボックスが開きます。[新しいテーマのタイトルを入力してください] ボックスにテーマの名前を入力し、[OK] をクリックします。[テーマのカスタマイズ] ダイアログ ボックスでも [OK] をクリックします。これで既存のテーマを新しいテーマとして保存できました。ただし、このテーマはまだサイトに適用されていません。
ヒント 既存のテーマをカスタマイズするのが望ましくない場合は、テーマを一から作成することができます。その場合は、既存のテーマを選択して [カスタマイズ] をクリックするのではなく、[テーマ] 作業ウィンドウの一番下にある [新しいテーマの作成] をクリックします。[名前を付けて保存] をクリックし、テーマの名前を入力して、2 つのダイアログ ボックスで [OK] をクリックします。新たに作成したカスタム テーマが保存されます。
カスタム
テーマをサイトに適用する
カスタム テーマをサイトに適用するには、[テーマ] 作業ウィンドウの [テーマを選択してください] ボックスで適用するテーマをクリックし、[既定のテーマとして適用] をクリックします。このテーマに加えた変更が、新たに作成したページを含め、Web サイトのすべてのページに適用されます。
色の変更
サイトで使用している色を変更するには、[テーマのカスタマイズ] ダイアログ ボックスを使用します。このダイアログ ボックスを開くには、[テーマ] 作業ウィンドウの [カスタマイズ] をクリックします。[色] をクリックし、[ユーザー設定] タブを開くと、見出し、ページの背景、ハイパーリンクなどの色を変更できます。
グラフィックスの変更
ボタン、記号、ページ バナー、背景イメージなどのグラフィックスを変更するには、[テーマのカスタマイズ] ダイアログ ボックスの [グラフィック] をクリックします。ボタン上に表示するテキストのフォント スタイルも変更できます。
フォントの変更
本文や見出しの書式設定を変更するには、[テーマのカスタマイズ] ダイアログ ボックスの [テキスト] をクリックします。
色、グラフィックス、フォントの変更が終了したら、[OK] をクリックします。変更を保存するかどうかを確認するダイアログ ボックスで [はい] をクリックします。
高度なカスタマイズ
テーマにおいて変更できるスタイルの数は 300 を超えます。したがって、Windows SharePoint Services で作成した Web サイトの微小な要素まで変更が可能です。ほとんどのカスタム テーマでは、用意されているスタイルの 10 分の 1 も変更されません。色、グラフィックス、フォントのいずれの領域にも含まれない要素を変更する場合は、カスケード スタイル シートのどのスタイルを変更すると、その要素を変更できるかを確認する必要があります。FrontPage Developer痴 Toolkit のドキュメント「Customizing Themes for Sites Created with Windows SharePoint Services」 (英語) では、Windows SharePoint Services サイトの既定のページの図にカーソルを合わせると、その要素に対応するスタイルの名前が表示されます。
どのスタイルを変更するかがわかったら、[テーマのカスタマイズ] ダイアログ ボックスの [テキスト] をクリックし、さらに [その他のテキスト スタイル] をクリックします。[スタイル] ダイアログ ボックスが開きます。[スタイル] ボックスには、そのテーマで使用されているすべてのスタイルが表示されます。変更するスタイルをクリックし、[変更] をクリックします。[スタイルの変更] ダイアログ ボックスが開きます。
図
19: [
スタイルの変更
]
ダイアログ
ボックス
[書式] をクリックし、変更するオプションをクリックします。オプションには、[フォント]、[段落]、[枠線]、[番号]、[配置] があります。これらのオプションによって、書式のあらゆる面を設定できます。たとえば、フォントの色を変更したりテキストの前後の間隔を増やしたりできるほか、テキストの上側だけに枠線を追加したり、テキストを右揃えしたりすることも可能です。書式設定のオプションはほとんど無数にあります。
変更が終了したら、各ダイアログ ボックスで [OK] をクリックします。テーマを保存するかどうかを確認するダイアログ ボックスが表示されたら、[はい] をクリックします。カスタム テーマが意図したとおりの状態になるまで、各スタイルで、この作業を何度か繰り返さなければならない場合もあります。
イメージのトレース
Windows SharePoint Services で作成した既定のサイトを必ず使用しなければならないわけではありません。Windows SharePoint Services の機能を使用しないホーム ページを作成し、必要に応じてリスト ビューやライブラリ ビューを追加することもできます。Windows SharePoint Services の要素はプロフェッショナル デザインに合わせて書式を設定できるため、SharePoint Services サイトの要素とは思えないようなデザインにすることもできます。FrontPage 2003 の新機能の 1 つにイメージのトレースがあります。この機能は、サイトの完成イメージを表す大きなグラフィックスとして提供されるプロフェッショナル デザインを完全に動作可能な Web サイトに変換するものです。イメージのトレースでは、デザイン ビューで編集しているページの背景としてサイト デザインを取り込み、その上にページを作成することができます。サイト デザインのトレース イメージはページが完成した後で削除できます。
イメージのトレースを使用するには、まず [ファイル] メニューの [インポート] をクリックし、デザイン グラフィックをサイトにインポートします。新しいページを作成し、[表示] メニューの [イメージのトレース] をクリックします。[設定] をクリックすると、[イメージのトレース] ダイアログ ボックスが開きます。[参照] をクリックして使用するデザイン グラフィックを選択し、[開く] をクリックします。[不透明度] スライダ バーを使用して、トレース イメージの不透明度 (透明度) を調整します。
図
20: [
イメージのトレース
]
ツール
ページの背景に淡色化されたデザイン グラフィックが表示されます。あらゆるツールを使用して Web ページを作成できますが、Web ページはトレース イメージ上に作成されます。このようにデザインを見ながらページを作成できるため、設計者から渡された仕様に従ってページを作成する作業を大幅に簡略化できます。ページの作成が完了し、トレース イメージが不要になったら、もう一度 [イメージのトレース] ダイアログ ボックスを開き、トレース ファイルのパスを削除して、[OK] をクリックします。
ビヘイビアによってページに効果を追加する
FrontPage 2003 では、JavaScript を使用した効果を Web ページに簡単に追加できます。ページにグラフィックを挿入した後で、ビヘイビアを使用することによって、クリックされたときにステータス バーを変更したり、ポップアップ ウィンドウを表示したりできるほか、音を鳴らしたり、別のブラウザ ウィンドウを開いたりすることも可能です。ビヘイビアでは、テキストがクリックされたりテキスト上にカーソルが置かれたときに、自分で作成したスクリプトが呼び出されるようにすることも可能です。これらのさまざまなオプションは [ビヘイビア] 作業ウィンドウにあります。この作業ウィンドウを開くには、[書式] メニューの [ビヘイビア] をクリックします。
レイヤ
Web サイト デザインによっては、デザイン要素を重ねることが必要になります。たとえば、ページ上にイメージを配置し、その上に 2 つのテーブル セルにまたがるテキストを配置することが必要となる場合もあります。FrontPage では、レイヤのサポートにより、複数のデザイン要素をページ上の同じ箇所に配置できます。[書式] メニューの [レイヤー] をクリックし、挿入するレイヤごとに [レイヤーの挿入] をクリックします。青いボックスが開き、そこに各レイヤのコンテンツを配置できます。
図
21: [
レイヤー
]
作業ウィンドウ
ヒント レイヤとビヘイビアを組み合わせることにより、デザイン要素をインタラクティブにすることができます。たとえば、あるレイヤにビヘイビアを追加すると、そのレイヤに別のレイヤを表示させることが可能になります。
Web
パッケージによってサイトにニュースと
Web
ログを追加する
FrontPage 2003 には Web パッケージという新機能が追加されました。この機能は、FrontPage 2003 または Windows SharePoint Services で作成したサイトのファイルおよびナビゲーションを 1 つのパッケージにまとめ、別のサブ Web やサーバー上に同じサイトを作成できるようにするものです。FrontPage 2003 には、Windows SharePoint Services で作成した Web サイトですぐに使用できる Web パッケージ ソリューションとして、ニュースおよびレビュー サイトと Web ログが用意されています。
ニュースおよびレビュー
サイト
ニュースおよびレビュー サイトは、ディスカッションができ、リンクをたどってニュースやレビューを読むことができる総合的な Web サイトです。このサイトは、提案フォーム、ヘッドライン、特集記事などで構成されます。既存のサイトにニュースおよびレビューを追加するには、[ファイル] メニューの [新規作成] をクリックし、[新規作成] 作業ウィンドウの [Web パッケージ ソリューション] をクリックします。[Web サイト テンプレート] ダイアログ ボックスが表示されます。[ニュースおよびレビュー サイト] をクリックし、ニュースおよびレビュー サイトを作成する場所を [新しい Web サイトの場所を指定してください] ボックスに指定します。ニュースおよびレビュー サイトを既存のサイトに追加する場合は、[作業中の Web サイトに追加する] チェック ボックスがオンになっていることを確認します。[OK] をクリックすると、ニュースおよびレビュー サイトが作成されます。
Web
ログ
Web ログは、あるトピックに対する考えを体系化せずに記録するのに便利です。Web ログに必要なページは、新しいサイトとして作成できるだけでなく、既存のサイトに追加することも可能です。Web ログを作成するには、[ファイル] メニューの [新規作成] をクリックし、[新規作成] 作業ウィンドウの [Web パッケージ ソリューション] をクリックします。[Web サイト テンプレート] ダイアログ ボックスが表示されます。[Web ログ] をクリックし、Web ログを作成する場所を [新しい Web サイトの場所を指定してください] ボックスに指定します。Web ログを既存のサイトに追加する場合は、[作業中の Web サイトに追加する] チェック ボックスがオンになっていることを確認します。[OK] をクリックすると、Web ログ サイトが作成されます。
Web
パッケージによるサイトの移
動または共有
Web サイトを Web パッケージに変換し、それを基に、ページはもちろん、リスト、ライブラリ、アンケートの構成まで元のサイトと同じサイトを作成することができます。元のサイトのページ、リスト、ライブラリから一部だけを抜き出し、新しいサイトに使用することもできます。
Web
パッケージの作成
Web サイトを基に Web パッケージを作成するには、そのサイトを FrontPage 2003 で開き、[ツール] メニューの [パッケージ] をクリックして、[エクスポート] をクリックします。[Web パッケージのエクスポート] ダイアログ ボックスが表示されます。Web パッケージに取り込む要素を [Web サイト中のファイル] ボックスで選択し、[追加] をクリックします。選択した要素が Web パッケージに追加されます。同様に、Web パッケージに取り込まない要素を [パッケージ中のファイル] ボックスで選択し、[削除] をクリックします。選択した要素が Web パッケージから削除されます。Web パッケージを構成する要素の選択が完了したら、[OK] をクリックします。[名前を付けて保存] ダイアログ ボックスが表示されます。ファイル名を入力し、保存場所を指定します。設定が完了したら、[保存] をクリックします。Web パッケージが作成されます。ファイルには拡張子 .fwp が付きます。
図
22: [Web
パッケージのエクスポート
]
ダイアログ
ボックス
既存の Web パッケージを基に新しい Web サイトを作成するには、まず FrontPage 2003 を開きます。[ツール] メニューの [パッケージ] をクリックし、[インポート] をクリックします。[ファイルを開く] ダイアログ ボックスが表示されます。使用する .fwp ファイルを探してください。ファイルを選択して [開く] をクリックすると、 [Web パッケージのインポート] ダイアログ ボックスが表示されます。作成する Web サイトの場所を [インポート先] ボックスに入力します。[Web パッケージからインポートするアイテム] ボックスで、使用する Web パッケージ要素のチェック ボックスがオンになっていることを確認し、[インポート] をクリックします。Web パッケージ インストーラをインストールして実行するかどうかを確認するダイアログ ボックスが表示されたら、[はい] をクリックします。選択した Web パッケージに基づく Web サイトが作成されます。
図
23: [Web
パッケージのインポート
]
ダイアログ
ボックス
ヒント Web パッケージは Web サイトの構造をコピーするには便利な機能ですが、リストやライブラリのコンテンツは Web パッケージに取り込まれません。サイトの構造だけでなく、リストやライブラリのコンテンツを含めたサイト全体を別の場所に移動するためには、Web パッケージではなく、バックアップおよび復元機能を使用する必要があります。[ツール] メニューの [サーバー] をクリックすると、[Web サイトのバックアップ] と [Web サイトの復元] が表示されます。Web サイトのバックアップおよび復元と Web パッケージの詳細については、ホワイト ペーパー「Backing Up and Moving Web Sites Created with Microsoft Windows SharePoint Services」 (英語) を参照してください。
データの操作
FrontPage 2003 ではデータの操作も簡単になりました。ソースから取得したライブ データに変更を加え、高度なデータ ドリブン型 Web サイトを作成することができます。この機能強化によって、保守コストを削減でき、ユーザーはブラウザだけを使用して Web サイトにデータを投稿できます。FrontPage 2003 のデータ ドリブン型 Web サイトは Windows SharePoint Services によって実現されるもので、Windows SharePoint Services データ、XML、Web サービス、OLE データベース (OLEDB) データ ソースを表示できます。
FrontPage 2003 では、XML ファイル、データベース、XML SOAP サービスなど、さまざまなデータ ソースのデータ ビューの作成および変更に各種 WYSIWYG ツールを使用できます。FrontPage 2003 には WYSIWYG XSLT (XSL Transformation) エディタも組み込まれており、XSLT や XSLT コードの知識がなくても、XML などのデータ ソースのデータを書式設定し、Web ページに表示することができます。たとえば、XSLT の編集方法を知らなくても、ツール バーの [斜体] ボタンをクリックするだけで、データ ビューのテーブル セルを斜体にすることが可能です。XML データの書式設定を可能にする業界標準の言語である XSLT を使用することにより、FrontPage 2003 においてライブ データの詳細な書式設定を行い、ページに表示することができます。このとき、ライブ データを静的なデータとして保存する必要はありません。さらに、これらのデータ ビューは、並べ替え、グループ化、フィルタ処理、条件付き書式などの業界標準のレポート ツールも備えています。
データ
ドリブン型ソリューション
Windows SharePoint Services で作成した Web サイトに企業の情報やデータを表示するには、いくつかの方法があります。まず、Microsoft Office InfoPath 2003 などの Windows SharePoint Services に対応した XML エディタを使用して XML フォームを作成し、フォーム ライブラリに保存することができます。XML データをフォーム ライブラリに保存するだけでなく、フォーム データのフィールドをリストとしてサイトに表示することも可能です。リストは並べ替えやフィルタ処理が可能であり、他の Web パーツに接続してデータを拡張することもできます。
さまざまなデータ ソースのライブ データや静的データをデータ ビューに表示するデータ ドリブン型ソリューションを作成するという方法もあります。データ ビューでは、あらゆるデータ ソースのライブ データを Web サイトに保存することなく XML に変換し、読み取り専用で表示することができます。データ ソースには、SharePoint のリストおよびライブラリ、XML ファイル、ライブ XML データ フィード、Web サービス、サーバー側のスクリプト、OLEDB データベースなどがあります。データ ビューでは ASP.NET ページを使用します。ASP.NET ページは Microsoft .NET サーバー テクノロジを基礎とするもので、動的な Web ページであるため、サイトの訪問者に常に最新のデータを提供することができます。
FrontPage 2003 には、Windows SharePoint Services で作成した Web サイトにおいて使用可能なデータ ソースを集めた、データ ソース カタログという作業ウィンドウがあります。データ ビューを Web ページに挿入するには、このデータ ソース カタログを使用します。データ ソース カタログを開くには、[データ] メニューの [データ ビューの挿入] をクリックします。
図
24: [
データ
ソース
カタログ
]
作業ウィンドウ
データ ビューでは、静的なデータを保存せず、データ ソースを参照することによってデータを表示します。また、データの書式設定は FrontPage 2003 WYSIWYG XSLT エディタで行うことができるため、XSLT の知識がなくても、使い慣れたメニュー オプションやボタンを使用して、データ ビューのデータに書式設定を施すことができます。もちろん、XSLT コードの編集方法を知っている場合は、コード ビューで編集することもできます。
さまざまなソースのデータを表示できることには、時間とリソースを節約できるという利点があります。そのつど既存のデータ ソースから最新のデータを取得するため、別のグループがレポートを提出するのを待つ必要がなく、そのレポートが受け取ったときには既に古くなっていたなどという事態も避けられます。次に、データ ビューによって拡充できる Web サイトの例を示します。
-
販売部門のイントラネット サイトでは、在庫超過の状態にあるため販売促進を強化する必要がある製品のリストを自動的に表示できます。このような製品のリストは、完全に独立した在庫管理システムから取得したデータを使用して簡単に作成できます。
-
業務管理イントラネット サイトでは、会計、在庫管理、顧客関係管理、販売、エンジニアリングなど、各分野のデータベースから主要な部門データを取得し、自動的に表示できるため、各部門によるレポートの作成を待たずにビジネス指標を確認することができます。
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オンライン販売の Web サイトでは、製品リスト、在庫数、製品情報などを集中化された製品リストから取得し、表示できます。製品リストを更新すると、Web サイトも自動的に更新されるため、市場動向の変化に即応できます。
データ ビューは柔軟性にも優れており、スタイルを変更したり、フィルタ処理によって指定した条件に合致するレコードだけを表示したりできるほか、データの並べ替えやグループ化も思いどおりに行うことができます。リストを右クリックし、[データ ビューのプロパティ] をクリックすると、[データ ビューの詳細] 作業ウィンドウが開きます。さらに [ビュー設定の管理] では、スタイル、フィルタ処理、並べ替え、グループ化のオプションを変更できます。スタイル、フィルタ処理、並べ替え、およびグループ化の詳細については、このホワイト ペーパーの「リストとライブラリ」を参照してください。
図
25:
ビュー設定管理オプション
さらに、条件付き書式を利用して、指定した条件に合致するデータを強調することができます。たとえば、受取勘定のリストでは満期となっている勘定を赤の太字で示し、販売機会のリストでは成立した取引を緑の背景と黄色のフォントで表示すると、リストがわかりやすくなります。データ ビューはライブ データに基づいているため、データが変更されると、指定された条件付き書式のルールに適合するかどうかによって、書式が変わります。
Web サイトにライブ データ ビューを表示する機能の大きなメリットは、サイトの訪問者が必要とする情報をそれが必要とされる場所に表示できることです。さらに、組み込まれている WYSIWYG XSLT エディタを使用してデータを思いどおりに書式設定できるため、データ ビューをより効果的に表示することができます。
たとえば、Windows SharePoint Services リスト、XML ファイル、ライブ XML データ ソース、SQL Server データベースなどのデータ ソースから取得したデータを基に従業員リストのデータ ビューを作成し、Web サイトに表示するとします。このデータは、指定したページに指定したスタイルで挿入されます (詳細については「リスト スタイルの変更」を参照してください)。リスト内をクリックし、書式設定オプションを選択して、スタイルを変更することもできます。このとき、表のオートフォーマット、フォント スタイル、表の枠線、行間など、あらゆる書式設定オプションを選択できます。それに対し、これらの WYSIWYG 書式設定オプションをデータ ビューで使用する場合は、組み込まれている XSLT エディタを使用してデータ表現の書式設定を変更します。
Web
パーツの操作
Windows SharePoint Services で作成した既定の Web サイトには、お知らせ、連絡先、リンク、共有ドキュメントなど、さまざまな Web パーツが含まれています。これらの Web パーツを使用する大きな利点の 1 つは、許可されたユーザーがブラウザで Web パーツを更新、編集できることです。FrontPage 2003 と Windows SharePoint Services を使用することによって、コンテンツ管理者が Web マスターの手を借りずに Web サイト上の情報を更新できます。たとえば、ある Web ページにチーム メンバを表示する従業員リスト Web パーツのビューがあるとします。許可された訪問者は、この従業員リストを更新する必要がある場合、別の担当者に依頼しなくてもブラウザから自分で更新することができます。Web パーツは、許可された訪問者が Windows SharePoint Services Web サイトで [作成] をクリックして作成できるほか、FrontPage 2003 でも作成できます。また、FrontPage 2003 では、サイト上の Web パーツのビューを ASP.NET (.aspx) ページに挿入できます。このような Web パーツには、許可された訪問者が Web パーツのコンテンツを編集できるオプションを追加することもできます。
Web パーツを Web パーツ領域 (Web パーツ用に指定された Web ページ内の領域) に挿入すると、許可されたユーザーがブラウザで Web パーツの表示形式を変更することも可能になります。Web パーツ領域では、ユーザーが Web パーツの表示形式を編集できるだけでなく、Web パーツのコンテンツを編集することもできます。たとえば、Web パーツを Web パーツ領域に表示した場合、ユーザーが Web パーツの隣にある [ヘルプ] ドロップダウン メニューをクリックすると、[共有 Web パーツの変更] などのオプションが表示されます。[共有 Web パーツの変更] をクリックすると、ページに [リスト ビュー] オプションが表示されます。許可されたユーザーは、編集ツール バーを削除したり既定のビューを変更でき、さらにはビューのタイトルやサイズも変更できます。
Web ページに Web パーツ領域を挿入するには、[データ] メニューの [Web パーツ領域の挿入] をクリックします。ページ内に Web パーツ領域が表示されます。Web パーツ領域の [クリックして Web パーツを挿入する] をクリックします。[Web パーツ] 作業ウィンドウが表示されます。表示する Web パーツをページ上の Web パーツ領域にドラッグします。この方法で独自の Web パーツ ページを作成することができます。
図
26: Web
パーツ領域がある
Web
パーツ
ページ
ヒント FrontPage 2003 に付属の Web パーツ ページ テンプレートを使用して Web パーツ ページを作成することによって、時間を節約することもできます。[ファイル] メニューの [新規作成] をクリックし、[その他のページ テンプレート] をクリックします。[ページ テンプレート] ダイアログ ボックスが表示されます。[Web パーツ ページ] タブをクリックし、使用するテンプレートをクリックして、[OK] をクリックします。新しいページが作成されます。このページには Web パーツ領域が既に挿入されています。
[Web パーツ] 作業ウィンドウには Web パーツ ギャラリーのリストもあります。既定では、[Web パーツ] 作業ウィンドウでサイトのタイトルをクリックすると、サイト内の Web パーツが表示されます。さらに、[仮想サーバー ギャラリー] をクリックして、サーバーにインストールされている Web パーツを選択したり、[オンライン ギャラリー] をクリックして、Microsoft Office Online Services Web サイトに公開されている Web パーツを選択したりすることもできます。
Web
パー
ツの接続
Web パーツを接続することによって、Web パーツ間で情報を共有でき、別の Web パーツのデータ ビューを表示することも可能になります。たとえば、従業員の電子メール アドレスと電話番号が記載されたリストと、あるプロジェクトの連絡先のリストがある場合、この 2 つの Web パーツを接続することによって、プロジェクト リストで連絡先の名前をクリックすると、その連絡先の電子メール アドレスと電話番号が表示されるようになります。Web パーツ接続を設定するには、リストまたはライブラリを右クリックし、[Web パーツ接続] をクリックします。Web パーツ接続ウィザードが開き、表示される指示に従って接続を設定できます。
FrontPage 2003 を使用してデータ ドリブン型の Web サイトを作成する方法については、http://msdn.microsoft.com/en-us/library/aa218643.aspx(英語)にあるホワイト ペーパー「Building XML-Data Driven Web Sites with FrontPage 2003」 (英語) 参照してください。
レポートによるサイトの利用状況とパフォーマンスの評価
FrontPage 2003 には、サイトの利用状況とパフォーマンスを確認し、潜在的な問題を発見できる優れたツールがあります。これらのツールは Windows SharePoint Services を使用して作成したサイトで使用できます。サーバー管理者がレポート機能を有効にしている場合には、利用状況分析レポートも作成できます。サイトの利用状況分析レポートは、サーバー管理者が指定した間隔で定期的に生成されます。
FrontPage 2003 でレポートを表示するには、[表示] メニューの [レポート] をクリックします。サイトの概要、ファイル、共有コンテンツ、問題、ワークフロー、利用状況など、さまざまな種類のレポートを選択できます。
「サイトの概要」レポートには、ヒット数とダウンロード数、サイト内にあるファイルと画像の数、どこにもリンクされていないため不要と思われるファイルの数、表示速度の遅いページ、古くなったファイルなど、サイトに関する主要な情報が表示されます。このレポートは、よく発生する問題を見つけだすのに便利であり、表示された情報に基づいて問題を解決することができます。
利用状況分析レポートでは、アクセス頻度の高いページや、アクセス数が少ないため、表示または更新が不要と考えられるページを特定することもできます。
利用状況概要レポートには、訪問者数、ページごとのヒット数、ダウンロード バイト数、上位の参照元、上位の参照元ドメインなどの情報が表示されるため、サイトの利用状況がひとめでわかります。
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1003 照会番号 392-02321