2007 Office system の概要

更新日: 2009年4月

適用対象: Office Resource Kit

 

トピックの最終更新日: 2015-03-09

この記事の内容 :

  • Office リソース キットについて

  • Office system の IT 担当者向けの新機能

    • セットアップ アーキテクチャ

    • 言語に依存しないアーキテクチャ

    • カスタマイズ モデル

    • Office system リリースのシステム要件

    • 以前のバージョンの Office からの移行

2007 Office リソース キットについて

2007 Microsoft Office system の Office リソース キットは、2007 Office system の展開戦略の新機能および変更点に関する情報を提供します。この 2007 Office リソース キットのドキュメントは、組織内で Office のインストールの計画、実行、および保守を担当する IT 担当者を対象としており、新しいコンテンツや更新されたコンテンツが定期的に公開されます。「2007 Office system の概要」セクションでは 2007 Office system の新機能の概要やシステム要件について説明しています。このセクションは、2007 Office リソース キットのコンテンツの手引きとして利用できます。

[!メモ] 2007 Office system を展開するための主な管理ツールは製品に付属しており、以前のバージョンの Office の場合と異なり、ダウンロードでは利用できなくなっています。以前のバージョンの Office リソース キットを確認するには、「2007 Office Resource Kit」で「関連項目」のリンクを参照してください。

2007 Office system の Office リソース キットは次のセクションに分かれています。

  • 2007 Office リリース製品評価。Microsoft Office Access 2007 や Microsoft Office Excel 2007 への移行、および Fluent ユーザー インターフェイスに関するホワイト ペーパーを用意しています。

  • 2007 Office リリースの計画とアーキテクチャ。2007 Office system のセットアップの動作のしくみと、以前のバージョンの Office からの移行計画、2007 Office system、Microsoft Office Outlook 2007、および Information Rights Management のグループ ポリシーについて説明します。

  • 2007 Office リリースの展開。インストールのカスタマイズ、ユーザーのコンピュータへの 2007 Office system のインストール、複数言語の展開の実施、新しいファイル形式への移行など、特定の展開作業を実行する方法について説明します。また、Office Outlook 2007 の展開作業についても説明します。

  • 2007 Office リリースの操作。2007 Office system 管理更新プログラムの最新情報、製品更新プログラムの配布方法に関する情報など、2007 Office system を展開した後でインストール環境を保守および管理するための情報を提供します。

  • 2007 Office リリースのセキュリティと保護。2007 Office system のセキュリティ モデルの概要と、セキュリティの計画および展開に関する情報を示します。

  • 2007 Office リリースのトラブルシューティング。2007 Office system のトラブルシューティングのリソースを提供します。

  • 2007 Office リリースのテクニカル リファレンス。セットアップ、ファイル形式、移行リソース、言語の国際化対応、メッセージング、セキュリティなど、2007 Office system の詳細な技術情報を提供します。

2007 Office リソース キットのコンテンツは、ダウンロード可能な形式および印刷可能な形式のファイルとして入手できます。詳細については、「2007 Office リソース キットのダウンロード可能なコンテンツ」を参照してください。

2007 Office system の IT 担当者向け新機能

2007 Office system には、IT 管理者が Office のインストール環境を構成、展開、保守するための新機能および拡張機能が用意されています。こうした機能にはそれぞれ利点があり、管理者の作業効率の向上や管理コストの削減に役立ちます。たとえば、次の点が変更されています。

  • より効率的なインストール プロセスをサポートする新しいセットアップ アーキテクチャ。

  • 複数言語による展開を簡素化する言語に依存しないアーキテクチャ。

  • Office をインストール、カスタマイズ、および保守するための合理化されたカスタマイズ モデル。

  • Microsoft Office Word 2007、Office Excel 2007、Microsoft Office PowerPoint 2007 の新しい既定の XML (拡張マークアップ言語) ファイル形式。オープン スタンダードに基づく XML ファイル形式により、さまざまなデータ ソースから迅速にドキュメントを作成できるので、ドキュメントの構成、データ マイニング、およびコンテンツの再利用が促進されます。

  • 新しい 2007 Office system セキュリティ機能。この機能は、次の原則に基づいて設計されています。

    • アプリケーション機能が既定でセキュリティを保護する。

    • ユーザーが回答できない可能性のある質問は表示しない。

    • アプリケーション機能を制限せずに脅威を軽減することにより、ユーザーの生産性を維持する。

    • 個別の状況に応じて変更できる柔軟なセキュリティ モデルを提供する。

  • 新しい Microsoft Office Fluent ユーザー インターフェイス (UI)。この UI は、これらのアプリケーションが提供する一連の機能をユーザーが容易に探し出して使用できるようにすることを目的としています。

このセクションの内容 :

  • セットアップ アーキテクチャ

  • 言語に依存しないアーキテクチャ

  • カスタマイズ モデル

  • Office system リリースのシステム要件

  • 以前のバージョンの Office からの移行

セットアップ アーキテクチャ

2007 Office system 用のセットアップ プログラムは、より効率的なインストール プロセスをサポートするように再設計されています。ほとんどのツールと手順が新しくなっていますが、全体としての目標は以前展開された Office と同じです。つまり、可能な限り効率的に、ユーザーのコンピュータに正しい構成をインストールすることです。

2007 Office system リリースでは、このプロセスの複雑な部分のほとんどを新しいセットアップ プログラムが受け持ちます。最も複雑な部分をセットアップ プログラムがユーザーの代わりに背後で実行するので、製品をカスタマイズして配布する手順が、以前のどのバージョンよりも簡単になりました。

セットアップ機能の比較

次の表は、2007 Office system リリースのセットアップ機能と、以前のバージョン (Microsoft Office 2000、Office XP、および Office 2003) の最も近い機能を比較したものです。

以前のバージョン 2007 Office system リリース 機能

Windows インストーラ (Msiexec.exe)

セットアップ プログラム (Setup.exe)

インストール用プログラム

管理インストール ポイント

ローカル インストール ソース (LIS)

プログラム ファイルが格納される場所

製品あたり 1 つの MSI ファイル

製品あたり複数の MSI ファイル

Windows インストーラ ファイル

コア英語バージョンと MUI パック

言語に依存しないアーキテクチャ

一度に複数の言語を展開する

Setup.ini ファイル

Config.xml ファイル

インストール ファイルをカスタマイズする

セットアップ コマンド ライン

Config.xml ファイル

インストール ファイルをカスタマイズする

カスタム インストール ウィザード

Office カスタマイズ ツール (OCT)

製品のインストールをカスタマイズする

カスタム メンテナンス ウィザード

Office カスタマイズ ツール

製品のインストールをカスタマイズする

Office プロファイル ウィザード

グループ ポリシーの設定

グループ ポリシー管理コンソール (GPMC) とグループ ポリシー オブジェクト エディタ Microsoft 管理コンソール (MMC) スナップインを使用してポリシー設定を管理する

セットアップ ファイル

以前のバージョンの Office では、各製品が単一の Windows インストーラ パッケージ (MSI ファイル) で構成されていました。Setup.exe の主な役割は、Windows インストーラ (Msiexec.exe) を呼び出してパッケージをインストールすることで、セットアップのコマンド ラインが Windows インストーラに渡されていたため、コマンド ラインで Windows インストーラのプロパティを設定してインストール プロセスを管理することが可能でした。

2007 Office system リリースでは、1 つの Office 製品が複数の MSI ファイルで構成されます。セットアップ (Windows インストーラではなく) によって、言語に依存しないコア製品パッケージと 1 つ以上の言語固有パッケージが組み合わされ、完全な製品が構築されます。個々の MSI ファイルは、インストールまたは使用できる製品自体ではないので、正しい MSI ファイルのセットを組み合わせてインストール プロセスを最初から最後まで連係して機能させるにはセットアップが必要です。

インストールする Office 製品は、インストール ポイント上の XML ファイルで定義されます。セットアップはこれらの XML ファイルのデータを読み取り、製品に必要な MSI ファイルのセットを組み合わせます。さらに、必要なすべてのファイルをローカル インストール ソースにコピーした後で初めて、インストール プロセスを完了するために Windows インストーラを呼び出します。

[!メモ] Windows インストーラのコマンド ライン (Msiexec.exe) を使用して 2007 Office リリースの製品をインストールすることはできず、また、セットアップのコマンド ラインで Windows インストーラのプロパティを設定することもできません。ただし、新しい展開ツールを使用すると、以前のバージョンのようにインストール プロセスのすべての要素をカスタマイズできます。詳細については、「2007 Office system のセットアップのアーキテクチャの概要」を参照してください。

言語に依存しないアーキテクチャ

以前のバージョンの Office をインターナショナル設定でインストールした場合は、最初にコアの英語バージョンをインストールし、次に 1 つ以上の Multilingual User Interface (MUI) Pack を展開して、追加の言語バージョンをユーザーに提供していました。カスタム インストール ウィザードを使用して MUI Pack を構成し、MUI Pack のインストールが英語の本体のインストールに続けて行われるように Setup.ini ファイルを編集することもできました。

2007 Office リリースのアーキテクチャは言語に依存していません。言語パックを続けてインストールする必要はなくなり、プロセスは単一のインストールに凝縮されました。最初のネットワーク インストール ポイント (コア製品を必ず含む) を作成した後で、必要なすべての追加言語フォルダを同じ場所にコピーします。これらの言語フォルダには、英語をはじめとする任意の言語で完全な製品を構築するために、セットアップによってコア製品と組み合わされる言語固有のパッケージ (文書パーツ) が含まれます。複数言語を使用するネットワーク インストール ポイントを作成した後で、セットアップを使用して、使用可能な言語オプションの中から各ユーザー用に正しい言語バージョンを自動的に組み合わせるプロセスを管理できます。

ユーザーが特定の Office 製品用のセットアップを実行すると、セットアップは複数の使用可能な言語があることを検出し、コア パッケージに対して、Windows で設定されたユーザーのロケールに一致する言語を自動的に結び付けます。1 つの言語バージョンだけがローカル インストール ソースにコピーされ、1 つの製品だけがコントロール パネルの [プログラムの追加と削除] に表示されます。言語フォルダをネットワーク インストール ポイントにドラッグすること以外に追加手順は必要なく、ニューヨークのユーザーには英語、東京のユーザーには日本語、パリのユーザーにはフランス語というように、適切な言語バージョンをインストールできます。

複数言語のインストールのカスタマイズも同様に効率化されています。展開する言語の数に関係なく、カスタマイズ ファイルは製品ごとに 1 つだけ作成します。ほとんどの構成オプションはコア製品に適用されます。言語固有のカスタマイズのうちの少数、たとえば、日本語入力システム (IME) の機能のインストール状態は、該当する場合は適用され、そうでない場合は無視されます。

[!メモ] インストールをカスタマイズするときに、セットアップでユーザーのコンピュータに複数の言語をインストールするように指定することも、ユーザーのロケールの設定に関係なくセットアップで特定の言語をインストールするように指定することもできます。新しい複数言語アーキテクチャの詳細については、「2007 Office system のセットアップのアーキテクチャの概要」の「言語に依存しない設計」を参照してください。

カスタマイズ モデル

以前のバージョンの Office 製品では、セットアップのカスタマイズやインストール後の Office の管理にいくつかのツールが必要でしたが、2007 Office system では、一貫した効率的なモデルが用意されています。インストールをカスタマイズする方法は複数あります。どの方法でカスタマイズするのが最適かは、カスタマイズする対象や、ユーザーが既定の構成を変更できるようにするかどうかによって異なります。

カスタマイズ ツールを選択する

2007 Office system の各カスタマイズ方法の違いの概要と、各方法での推奨シナリオまたは必須シナリオを次の表で説明します。

ツールまたは方法 シナリオ 結果

Office カスタマイズ ツールを使用して、セットアップ カスタマイズ ファイル (MSP ファイル) を作成する

以下を含む、ほとんどのカスタマイズで推奨されます。

  • ライセンス条項に同意し、ボリューム ライセンス キーを入力する

  • ユーザーの操作なしでセットアップを実行する

  • 機能とユーザー設定をカスタマイズする

  • Outlook プロファイルを配布する

セットアップによって、この MSP ファイルが適用されるすべてのコンピュータに、既定の構成がインストールされます。

インストール後にほとんどの設定をユーザーが変更できます。

Config.xml ファイルを編集する

以下のカスタマイズで必須です。

  • ネットワーク インストール ポイントへのパスを指定する

  • インストールする言語を指定する

  • セットアップでカスタム Config.xml またはセットアップ カスタム ファイルを指定する

  • Office をインストールせずにローカル インストール ソースをユーザーのコンピュータにコピーする

  • 最初のインストールに続けて追加製品をインストールする

この Config.xml ファイルを使用してインストールされるすべてのコンピュータに対して、指定した製品と言語がセットアップによってインストールされます。

Config.xml に指定された設定は、セットアップ カスタマイズ ファイルの重複する設定より優先されます。

オプションまたはプロパティをセットアップのコマンド ラインに追加する

以下のカスタマイズのみで利用できます。

  • セットアップでカスタム Config.xml またはセットアップ カスタム ファイルを指定する

  • 既存のインストールを変更する

  • 製品を修復する

  • 製品をアンインストールする

セットアップで、最初に Office をインストールするときか、メンテナンス モードで実行するときにカスタマイズが適用されます。

コマンド ラインで Windows インストーラのプロパティを設定することはできません。

グループ ポリシー オブジェクト エディタ Microsoft 管理コンソール (MMC) スナップインを使用して、ポリシー設定を指定する

ユーザー設定およびコンピュータ設定に、厳しく制限された構成や管理がゆるやかな構成を作成するために使用します。

管理者がグループ ポリシーを使用して構成を 1 回定義すると、以降はオペレーティング システムによってその状態が適用されます。

コンピュータのグループ ポリシーはコンピュータの起動時に適用され、ユーザーのグループ ポリシーはユーザーのログオン時に適用されます。また、グループ ポリシーは、その後もバックグラウンドで定期的に適用されます。

このセクションの内容 :

  • Office カスタマイズ ツール

  • Config.xml ファイル

  • セットアップのコマンド ライン オプション

  • グループ ポリシー

Office カスタマイズ ツール

セットアップ プログラムに組み込まれている Office カスタマイズ ツール (OCT) は、2007 Office system 製品のインストールをカスタマイズするための主要ツールです。別のツールをインストールする必要はありません。その代わり、次のように /admin コマンド ライン オプションを使用してセットアップを実行し、このツールを起動します。

setup.exe /admin

OCT を使用して作成したセットアップ カスタマイズ ファイルを、(初回または新規のインストールで) ネットワーク インストール ポイントのルートにある Updates フォルダに格納すると、対象の製品をインストールするときに、セットアップでそのファイルが適用されます。セットアップ カスタマイズ ファイルは、Windows インストーラ MSP ファイルを拡張したものです。各ファイルは、Microsoft Office Professional 2007、Microsoft Office OneNote 2007 など、特定の製品用に構成されます。セットアップのコマンド ラインで MSP ファイルを指定する必要はありません。セットアップを実行して Office 製品をインストールするときに、セットアップによって、インストールする製品に対応するセットアップ カスタマイズ ファイルが Updates フォルダで検索されます。セットアップで製品がインストールされるときに、このファイル内のカスタマイズ内容が適用されます。

OCT は、ボリューム ライセンス バージョンの 2007 Office system でのみ使用できます。Office Standard 2007、Office Small Business 2007、Office Professional Plus 2007、および Office Enterprise 2007 はボリューム ライセンスを通じて購入できます。詳細については、「2007 Microsoft Office スイートの購入に関するご案内」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=121942\&clcid=0x411) を参照してください。

複数のセットアップ カスタマイズ ファイルを作成して、複数のユーザー グループ用に Office を構成できます。セットアップを実行するときに、セットアップのコマンド ライン オプション /adminfile を使用するか、config.xml ファイルを使用して、各インストールで使用する適切なカスタマイズ ファイルを指定します。

OCT の詳細については、「2007 Office system の Office カスタマイズ ツール」を参照してください。

Config.xml ファイル

Config.xml ファイルは、次のようなインストール オプションの構成に使用します。

  • ネットワーク インストール ポイントのパスを指定する。

  • インストールする製品を指定する。

  • ログ記録、セットアップ カスタマイズファイルやソフトウェア更新プログラムの場所など、セットアップ オプションをカスタマイズする。

  • ユーザー名、会社名など、インストール オプションを設定する。

  • Office をインストールせずにローカル インストール ソース (LIS) をユーザーのコンピュータにコピーする。

  • インストールする言語を追加または削除する。

OCT と Config.xml ファイルの両方を使用してインストールをカスタマイズする場合は、Config.xml ファイルで定義した設定が、セットアップ カスタマイズ MSP ファイルより優先されます。Config.xml ファイルの使用の詳細については、「2007 Office system の Config.xml ファイル」を参照してください。

セットアップのコマンド ライン オプション

Setup.exe コマンド ラインは次の作業で使用します。

  • Office カスタマイズ ツールを実行して、セットアップ カスタマイズ (MSP) ファイルを作成する。

  • 特定のカスタマイズ ファイル (MSP ファイル) へのパスまたはカスタマイズ ファイルを格納するフォルダへのパスを指定する。

  • インストール時にセットアップによって使用される Config.xml ファイルを指定する。

  • セットアップをメンテナンス モードで実行し、既存の Office インストールを変更する。

  • セットアップを実行し、ユーザーのコンピュータの指定された製品を修復する。

  • セットアップを実行して、指定した製品をユーザーのコンピュータから削除する。

セットアップのコマンド ライン オプションの使用方法の詳細については、「2007 Office system のセットアップのコマンド ライン オプション」を参照してください。

グループ ポリシー

グループ ポリシーとは、管理者がユーザーおよびコンピュータに対して特定のコンピューティング構成を実装できるインフラストラクチャです。ポリシー設定は、Active Directory フォレストのスコープ内にあるメンバ サーバーおよびドメイン コントローラーにも適用されます。グループ ポリシー設定はグループ ポリシー オブジェクト (GPO) に含まれており、選択された Active Directory ディレクトリ サービス コンテナ (サイト、ドメイン、または組織単位 (OU)) にリンクされています。GPO 内の設定は、影響を受けるターゲットによって、Active Directory の階層的特性を使用して評価されます。

GPO 内のグループ ポリシー設定を構成するには、管理者はグループ ポリシー管理コンソール スナップインからグループ ポリシー オブジェクト エディタ Microsoft 管理コンソール (MMC) スナップインを使用します。2007 Office system のポリシー設定は、管理用テンプレート ファイル (.adm および ADMX ファイル) に含まれています。2007 Office system 管理用テンプレート ファイルをダウンロードするには、Microsoft ダウンロード センターの「2007 Office system 管理用テンプレート ファイル (ADM、ADMX、ADML) および Office カスタマイズ ツール バージョン 2.0」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=78161\&clcid=0x411) に移動してください。詳細については、「グループ ポリシーの概要 (2007 Office system)」および「2007 Office system でグループ ポリシーを使用して設定を適用する」を参照してください。

OCT で利用できるほとんどの設定は Office 管理用テンプレート ファイルに含まれていますが、グループ ポリシーは Windows レジストリの異なる領域に記録されます。2007 Office system ポリシー設定はレジストリのポリシー ブランチに格納されます。これらの設定にはアクセス制御リスト (ACL) による制約があり、管理者以外のユーザーは設定を変更できません。一方、OCT 設定は、ユーザーが変更できます。

2007 Office リリースのシステム要件

Microsoft Office 2003 から 2007 Office system にアップグレードする場合、ハードウェアのアップグレードは必要ありませんが、サポートされるオペレーティング システムへのアップグレードが必要になることがあります。Microsoft Office 2000 または Microsoft Office XP から 2007 Office system にアップグレードする場合、お使いのハードウェアとオペレーティング システムが 2007 Office system のシステムの最小要件を満たすようにする必要があります。

2007 Office system のアプリケーションをインストールする前に、お使いのコンピュータがシステムの最小要件を満たしていることを確認することを強くお勧めします。

[!メモ] 2007 Office system クライアントは、Windows 64 ビット プラットフォーム (Windows XP、Windows Server 2003、および Windows Vista) 上で動作する 32 ビット アプリケーションです。この場合、次のセクションのシステム要件で示すように、機能が制限されることがあります。

このセクションの内容 :

  • Microsoft Office Basic 2007

  • Microsoft Office Standard 2007

  • Microsoft Office Home and Student 2007

  • Microsoft Office Professional 2007

  • Microsoft Office Small Business 2007

  • Microsoft Office Professional Plus 2007

  • Microsoft Office Enterprise 2007

  • Microsoft Office Ultimate 2007

  • Microsoft Office Accounting 2007

  • Microsoft Office Access 2007

  • Microsoft Office Excel 2007

  • Microsoft Office InfoPath 2007

  • Microsoft Office Groove 2007

  • Microsoft Office OneNote 2007

  • Microsoft Office Outlook 2007

  • Microsoft Office PowerPoint 2007

  • Microsoft Office Publisher 2007

  • Microsoft Office Word 2007

  • Microsoft Office Multi-Language Pack 2007

  • 詳細情報

Microsoft Office Basic 2007

次の表に、Microsoft Office Basic 2007 のシステム要件を示します。

コンポーネント 必要条件

コンピュータとプロセッサ

500 MHz 以上のプロセッサ。

メモリ

256 MB 以上の RAM。Outlook クイック検索には 512 MB 以上の RAM が推奨されます。Office Word の文法および文脈に応じたスペル チェック機能が有効になるのは、コンピュータに 1 GB 以上のメモリがある場合です。

ハード ディスク

1.5 GB のメモリ。このディスク領域の一部は、インストール後に元のダウンロード パッケージをハード ディスクから削除した場合には解放されます。

ドライブ

CD-ROM または DVD ドライブ。

ディスプレイ

解像度が 1024 x 768 以上のモニタ。

オペレーティング システム

Windows XP Service Pack (SP) 2、Windows Server 2003 SP1、またはそれ以降のオペレーティング システム。Office クリーンアップ ウィザードは 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。

その他

一部のインク機能には Windows XP Tablet PC Edition またはそれ以降が必要です。音声認識機能にはヘッドホン型マイクとオーディオ出力デバイスが必要です。Information Rights Management 機能には Windows Rights Management Services を実行する Windows 2003 Server SP1 以降へのアクセスが必要です。

Office Outlook 2007 の一部の高度な機能には Microsoft Exchange Server 2000 以降への接続が必要です。Dynamic Calendar にはサーバー接続が必要です。クイック検索には Windows デスクトップ サーチ 3.0 が必要です。

一部の高度なグループ作業機能には Windows SharePoint Services 3.0 を実行する Windows Server 2003 SP1 以降への接続が必要です。一部の高度な機能には Microsoft Office SharePoint Server 2007 が必要です。

Internet Explorer 6.0 以降 (32 ビット ブラウザのみ)。インターネット機能にはインターネット アクセスが必要です。有償の場合があります。

補足

実際のシステム要件や製品の機能は、システム構成やオペレーティング システムによって異なる場合があります。

Microsoft Office Standard 2007

次の表に、Office Standard 2007 のシステム要件を示します。

コンポーネント 必要条件

コンピュータとプロセッサ

500 MHz 以上のプロセッサ。

メモリ

256 MB 以上の RAM。Outlook クイック検索には 512 MB 以上の RAM が推奨されます。Office Word の文法および文脈に応じたスペル チェック機能が有効になるのは、コンピュータに 1 GB のメモリがある場合です。

ハード ディスク

1.5 GB のメモリ。このディスク領域の一部は、インストール後に元のダウンロード パッケージをハード ディスクから削除した場合には解放されます。

ドライブ

CD-ROM または DVD ドライブ。

ディスプレイ

解像度が 1024 x 768 以上のモニタ。

オペレーティング システム

Windows XP SP2、Windows Server 2003 SP1、またはそれ以降のオペレーティング システム。Office クリーンアップ ウィザードは 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。

その他

一部のインク機能には Windows XP Tablet PC Edition またはそれ以降が必要です。音声認識機能にはヘッドホン型マイクとオーディオ出力デバイスが必要です。Information Rights Management 機能には Windows Rights Management Services を実行する Windows 2003 Server SP1 以降へのアクセスが必要です。

Office Outlook 2007 の一部の高度な機能には Microsoft Exchange Server 2000 以降への接続が必要です。Dynamic Calendar にはサーバー接続が必要です。クイック検索には Windows デスクトップ サーチ 3.0 が必要です。

一部の高度なグループ作業機能には Windows SharePoint Services 3.0 を実行する Windows Server 2003 SP1 以降への接続が必要です。一部の高度な機能には Office SharePoint Server 2007 が必要です。PowerPoint スライド ライブラリには Office SharePoint Server 2007 が必要です。

Internet Explorer 6.0 以降 (32 ビット ブラウザのみ)。インターネット機能にはインターネット アクセスが必要です。有償の場合があります。

補足

実際のシステム要件や製品の機能は、システム構成やオペレーティング システムによって異なる場合があります。

Microsoft Office Home and Student 2007

次の表に、Office Home and Student のシステム要件を示します。

コンポーネント 必要条件

コンピュータとプロセッサ

500 MHz 以上のプロセッサ。OneNote オーディオ検索には 2 GHz 以上のプロセッサが推奨されます。ヘッドホン型マイクが必要です。オーディオ検索は一部の言語では使用できません。

メモリ

256 MB 以上の RAM。Office Word の文法および文脈に応じたスペル チェック機能が有効になるのは、コンピュータに 1 GB のメモリがある場合です。OneNote オーディオ検索には 1 GB 以上の RAM が推奨されます。

ハード ディスク

1.5 GB。このディスク領域の一部は、インストール後に元のダウンロード パッケージをハード ディスクから削除した場合には解放されます。

ドライブ

CD-ROM または DVD ドライブ。

ディスプレイ

解像度が 1024 x 768 以上のモニタ。

オペレーティング システム

Windows XP SP2、Windows Server 2003 SP1、またはそれ以降のオペレーティング システム。"OneNote 2007 に送る" 印刷ドライバは 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。Office クリーンアップ ウィザードは 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。

その他

一部のインク機能には Windows XP Tablet PC Edition またはそれ以降が必要です。音声認識機能にはヘッドホン型マイクとオーディオ出力デバイスが必要です。Information Rights Management 機能には Windows Rights Management Services を実行する Windows 2003 Server SP1 以降へのアクセスが必要です。

一部の高度なグループ作業機能には Windows SharePoint Services 3.0 を実行する Windows Server 2003 SP1 以降への接続が必要です。PowerPoint スライド ライブラリには Office SharePoint Server 2007 が必要です。

一部の機能には、Windows デスクトップ サーチ 3.0、Windows Media Player 9.0、Microsoft DirectX 9.0b、Microsoft Active Sync 4.1、マイク 1、オーディオ出力デバイス、ビデオ録画デバイス (Web カメラなど)、TWAIN 対応のデジタル カメラやスキャナ、Windows Mobile 2003 powered Smartphone または Windows Mobile 5 powered Smartphone または Pocket PC、あるいはユニバーサル プラグ アンド プレイ (UPnP) をサポートするルーターが必要です。ノートブックを共有するには、同じネットワーク上のユーザーである必要があります。

Internet Explorer 6.0 以降 (32 ビット ブラウザのみ)。インターネット機能にはインターネット アクセスが必要です。有償の場合があります。

補足

実際のシステム要件や製品の機能は、システム構成やオペレーティング システムによって異なる場合があります。

Microsoft Office Professional 2007

次の表に、Office Professional 2007 のシステム要件を示します。

コンポーネント 必要条件

コンピュータとプロセッサ

500 MHz 以上のプロセッサ。Business Contact Manager には 1 GHz 以上のプロセッサが推奨されます。

メモリ

256 MB 以上の RAM。Business Contact Manager には 512 MB 以上の RAM が推奨されます。Business Contact Manager は一部の言語では使用できません。Outlook クイック検索には 512 MB 以上の RAM が推奨されます。Office Word の文法および文脈に応じたスペル チェック機能が有効になるのは、コンピュータに 1 GB のメモリがある場合です。

ハード ディスク

2 GB。このディスク領域の一部は、インストール後に元のダウンロード パッケージをハード ディスクから削除した場合には解放されます。

ドライブ

CD-ROM または DVD ドライブ。

ディスプレイ

解像度が 1024 x 768 以上のモニタ。

オペレーティング システム

Windows XP SP2、Windows Server 2003 SP1、またはそれ以降のオペレーティング システム。Office クリーンアップ ウィザードは 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。

その他

一部のインク機能には Windows XP Tablet PC Edition またはそれ以降が必要です。音声認識機能にはヘッドホン型マイクとオーディオ出力デバイスが必要です。Information Rights Management 機能には Windows Rights Management Services を実行する Windows 2003 Server SP1 以降へのアクセスが必要です。

Office Outlook 2007 の一部の高度な機能には Microsoft Exchange Server 2000 以降への接続が必要です。クイック検索には Windows デスクトップ サーチ 3.0 が必要です。Dynamic Calendar にはサーバー接続が必要です。

一部の高度なグループ作業機能には Windows SharePoint Services 3.0 を実行する Windows Server 2003 SP1 以降への接続が必要です。一部の高度な機能には Office SharePoint Server 2007 が必要です。PowerPoint スライド ライブラリには Office SharePoint Server 2007 が必要です。複数のコンピュータ間でデータを共有するには、ホスト コンピュータで Windows Server 2003 SP1、Windows XP Professional SP2、またはそれ以降を実行する必要があります。

Internet Explorer 6.0 以降 (32 ビット ブラウザのみ)。インターネット機能にはインターネット アクセスが必要です。有償の場合があります。

補足

実際のシステム要件や製品の機能は、システム構成やオペレーティング システムによって異なる場合があります。

Microsoft Office Small Business 2007

次の表に、Office Small Business 2007 のシステム要件を示します。

コンポーネント 必要条件

コンピュータとプロセッサ

500 MHz 以上のプロセッサ。Business Contact Manager には 1 GHz 以上のプロセッサが推奨されます。

メモリ

256 MB 以上の RAM。Business Contact Manager には 512 MB 以上の RAM が推奨されます。Business Contact Manager は一部の言語では使用できません。Outlook クイック検索には 512 MB 以上の RAM が推奨されます。Office Word の文法および文脈に応じたスペル チェック機能が有効になるのは、コンピュータに 1 GB のメモリがある場合です。

ハード ディスク

2 GB。このディスク領域の一部は、インストール後に元のダウンロード パッケージをハード ディスクから削除した場合には解放されます。

ドライブ

CD-ROM または DVD ドライブ。

ディスプレイ

解像度が 1024 x 768 以上のモニタ。

オペレーティング システム

Windows XP SP2、Windows Server 2003 SP1、またはそれ以降のオペレーティング システム。Office クリーンアップ ウィザードは 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。

その他

一部のインク機能には Windows XP Tablet PC Edition またはそれ以降が必要です。音声認識機能にはヘッドホン型マイクとオーディオ出力デバイスが必要です。Information Rights Management 機能には Windows Rights Management Services を実行する Windows 2003 Server SP1 以降へのアクセスが必要です。

Office Outlook 2007 の一部の高度な機能には Microsoft Exchange Server 2000 以降への接続が必要です。クイック検索には Windows デスクトップ サーチ 3.0 が必要です。Dynamic Calendar にはサーバー接続が必要です。

一部の高度なグループ作業機能には Windows SharePoint Services 3.0 を実行する Windows Server 2003 SP1 以降への接続が必要です。一部の高度な機能には Office SharePoint Server 2007 が必要です。PowerPoint スライド ライブラリには Office SharePoint Server 2007 が必要です。複数のコンピュータ間でデータを共有するには、ホスト コンピュータで Windows Server 2003 SP1、Windows XP Professional SP2、またはそれ以降を実行する必要があります。

Internet Explorer 6.0 以降 (32 ビット ブラウザのみ)。インターネット機能にはインターネット アクセスが必要です。有償の場合があります。

補足

実際のシステム要件や製品の機能は、システム構成やオペレーティング システムによって異なる場合があります。

Microsoft Office Professional Plus 2007

次の表に、Office Professional Plus 2007 のシステム要件を示します。

コンポーネント 必要条件

コンピュータとプロセッサ

500 MHz 以上のプロセッサ。

メモリ

256 MB 以上の RAM。Outlook クイック検索には 512 MB 以上の RAM が推奨されます。Office Word の文法および文脈に応じたスペル チェック機能が有効になるのは、コンピュータに 1 GB のメモリがある場合です。

ハード ディスク

2 GB。このディスク領域の一部は、インストール後に元のダウンロード パッケージをハード ディスクから削除した場合には解放されます。

ドライブ

CD-ROM または DVD ドライブ。

ディスプレイ

解像度が 1024 x 768 以上のモニタ。

オペレーティング システム

Windows XP SP2、Windows Server 2003 SP1、またはそれ以降のオペレーティング システム。Office クリーンアップ ウィザードは 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。

その他

一部のインク機能には Windows XP Tablet PC Edition またはそれ以降が必要です。音声認識機能にはヘッドホン型マイクとオーディオ出力デバイスが必要です。Information Rights Management 機能には Windows Rights Management Services を実行する Windows 2003 Server SP1 以降へのアクセスが必要です。

Office Outlook 2007 の一部の高度な機能には Microsoft Exchange Server 2000 以降への接続が必要です。クイック検索には Windows デスクトップ サーチ 3.0 が必要です。Dynamic Calendar にはサーバー接続が必要です。

一部の高度なグループ作業機能には Windows SharePoint Services 3.0 または Office SharePoint Server 2007 を実行する Windows Server 2003 SP1 以降への接続が必要です。PowerPoint スライド ライブラリには Office SharePoint Server 2007 が必要です。

Internet Explorer 6.0 以降 (32 ビット ブラウザのみ)。インターネット機能にはインターネット アクセスが必要です。有償の場合があります。

補足

実際のシステム要件や製品の機能は、システム構成やオペレーティング システムによって異なる場合があります。

Microsoft Office Enterprise 2007

次の表に、Office Enterprise 2007 のシステム要件を示します。

コンポーネント 必要条件

コンピュータとプロセッサ

500 MHz 以上のプロセッサ。OneNote オーディオ検索には 2 GHz 以上のプロセッサが推奨されます。ヘッドホン型マイクが必要です。

メモリ

256 MB 以上の RAM。OneNote オーディオ検索には 1 GB 以上の RAM が推奨されます。ヘッドホン型マイクが必要です。オーディオ検索は一部の言語では使用できません。Outlook クイック検索には 512 MB 以上の RAM が推奨されます。Office Word の文法および文脈に応じたスペル チェック機能が有効になるのは、コンピュータに 1 GB のメモリがある場合です。

ハード ディスク

2 GB。このディスク領域の一部は、インストール後に元のダウンロード パッケージをハード ディスクから削除した場合には解放されます。

ドライブ

CD-ROM または DVD ドライブ。

ディスプレイ

解像度が 1024 x 768 以上のモニタ。

オペレーティング システム

Windows XP SP2、Windows Server 2003 SP1、またはそれ以降のオペレーティング システム。"OneNote 2007 に送る" 印刷ドライバは 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。Microsoft Office Groove 2007 フォルダ同期は 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。Office クリーンアップ ウィザードは 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。

その他

一部のインク機能には Windows XP Tablet PC Edition またはそれ以降が必要です。音声認識機能にはヘッドホン型マイクとオーディオ出力デバイスが必要です。Information Rights Management 機能には Windows Rights Management Services を実行する Windows 2003 Server SP1 以降へのアクセスが必要です。

Office Outlook 2007 の一部の高度な機能には Microsoft Exchange Server 2000 以降への接続が必要です。クイック検索には Windows デスクトップ サーチ 3.0 が必要です。Dynamic Calendar にはサーバー接続が必要です。

一部の高度なグループ作業機能には Windows SharePoint Services 3.0 または Office SharePoint Server 2007 を実行する Windows Server 2003 SP1 以降への接続が必要です。PowerPoint スライド ライブラリには Office SharePoint Server 2007 が必要です。ブラウザ対応の Office InfoPath フォームと追加のグループ作業機能には、Office SharePoint Server 2007 への接続が必要です。Office Groove 2007 Messenger 統合には Windows Messenger 5.1 以降または Microsoft Office Communicator 1.0 以降が必要です。Office Groove 2007 中継サービスへの 5 年間のサブスクリプションが含まれます。

一部の機能には、Windows デスクトップ サーチ 3.0、Windows Media Player 9.0、Microsoft DirectX 9.0b、Microsoft Active Sync 4.1、マイク 1、オーディオ出力デバイス、ビデオ録画デバイス (Web カメラなど)、TWAIN 対応のデジタル カメラやスキャナ、Windows Mobile 2003 powered Smartphone または Windows Mobile 5 powered Smartphone または Pocket PC、あるいはユニバーサル プラグ アンド プレイ (UPnP) をサポートするルーターが必要です。ノートブックを共有するには、同じネットワーク上のユーザーである必要があります。

Internet Explorer 6.0 以降 (32 ビット ブラウザのみ)。インターネット機能にはインターネット アクセスが必要です。有償の場合があります。

補足

実際のシステム要件や製品の機能は、システム構成やオペレーティング システムによって異なる場合があります。

Microsoft Office Ultimate 2007

次の表に、Office Ultimate 2007 のシステム要件を示します。

コンポーネント 必要条件

コンピュータとプロセッサ

500 MHz 以上のプロセッサ。OneNote オーディオ検索には 2 GHz 以上のプロセッサが推奨されます。ヘッドホン型マイクが必要です。オーディオ検索は一部の言語では使用できません。Business Contact Manager には 1 GHz 以上のプロセッサが推奨されます。

メモリ

256 MB 以上の RAM。OneNote オーディオ検索には 1 GB 以上の RAM が推奨されます。ヘッドホン型マイクが必要です。オーディオ検索は一部の言語では使用できません。Business Contact Manager には 512 MB 以上の RAM が推奨されます。Business Contact Manager は一部の言語では使用できません。Outlook クイック検索には 512 MB 以上の RAM が推奨されます。Office Word の文法および文脈に応じたスペル チェック機能が有効になるのは、コンピュータに 1 GB のメモリがある場合です。

ハード ディスク

3 GB。このディスク領域の一部は、インストール後に元のダウンロード パッケージをハード ディスクから削除した場合には解放されます。

ドライブ

CD-ROM または DVD ドライブ。

ディスプレイ

解像度が 1024 x 768 以上のモニタ。

オペレーティング システム

Windows XP SP2、Windows Server 2003 SP1、またはそれ以降のオペレーティング システム。"OneNote 2007 に送る" 印刷ドライバは 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。Office Groove 2007 フォルダ同期は 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。Office クリーンアップ ウィザードは 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。

その他

一部のインク機能には Windows XP Tablet PC Edition またはそれ以降が必要です。音声認識機能にはヘッドホン型マイクとオーディオ出力デバイスが必要です。Information Rights Management 機能には Windows Rights Management Services を実行する Windows 2003 Server SP1 以降へのアクセスが必要です。

Office Outlook 2007 の一部の高度な機能には Microsoft Exchange Server 2000 以降への接続が必要です。クイック検索には Windows デスクトップ サーチ 3.0 が必要です。Dynamic Calendar にはサーバー接続が必要です。

一部の高度なグループ作業機能には Windows SharePoint Services 3.0 または Office SharePoint Server 2007 を実行する Windows Server 2003 SP1 以降への接続が必要です。PowerPoint スライド ライブラリには Office SharePoint Server 2007 が必要です。ブラウザ対応の InfoPath フォームと追加のグループ作業機能には、Office SharePoint Server 2007 への接続が必要です。Office Groove 2007 Messenger 統合には Windows Messenger 5.1 以降または Office Communicator 1.0 以降が必要です。Office Groove 2007 中継サービスへの 5 年間のサブスクリプションが含まれます。

一部の機能には、Windows デスクトップ サーチ 3.0、Windows Media Player 9.0、Microsoft DirectX 9.0b、Microsoft Active Sync 4.1、マイク、オーディオ出力デバイス、ビデオ録画デバイス (Web カメラなど)、TWAIN 対応のデジタル カメラやスキャナ、Windows Mobile 2003 powered Smartphone または Windows Mobile 5 powered Smartphone または Pocket PC、あるいは UPnP をサポートするルーターが必要です。ノートブックを共有するには、同じネットワーク上のユーザーである必要があります。

Internet Explorer 6.0 以降 (32 ビット ブラウザのみ)。インターネット機能にはインターネット アクセスが必要です。有償の場合があります。

補足

実際のシステム要件や製品の機能は、システム構成やオペレーティング システムによって異なる場合があります。

Microsoft Office Accounting 2007

次の表に、Office Accounting 2007 のシステム要件を示します。

コンポーネント 必要条件

コンピュータとプロセッサ

1 GHz 以上のプロセッサ。

メモリ

512 MB 以上の RAM。

ハード ディスク

2 GB。このディスク領域の一部は、インストール後に元のダウンロード パッケージをハード ディスクから削除した場合には解放されます。

ドライブ

CD-ROM または DVD ドライブ。

ディスプレイ

解像度が 1024 x 768 以上のモニタ。

オペレーティング システム

Windows XP SP2、Windows Server 2003 SP1、またはそれ以降のオペレーティング システム。Office クリーンアップ ウィザードは 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。

その他

カスタマイズされた請求書、販売注文書、見積書、顧客入金伝票、顧客明細書、発注書を作成するには Microsoft Office Small Business Edition 2003 以降が必要です。Microsoft Office Word または Excel にデータをエクスポートするには Microsoft Office XP 以降が必要です。

財務データを共有するには Microsoft Office Outlook 2003 with Business Contact Manager SP2 以降が必要です。複数のコンピュータ間でデータを共有するには、ホスト コンピュータで Windows Server 2003 SP1、Windows XP Professional SP2、またはそれ以降を実行する必要があります。Office Accounting 分析パックには Microsoft Office Excel 2003 および Office Access 2003 以降が必要です。オンラインの会計転送には Office Live が必要です。

Internet Explorer 6.0 以降 (32 ビット ブラウザのみ)。インターネット機能にはインターネット アクセスが必要です。有償の場合があります。サードパーティのサービスは追加料金で利用できます。

補足

実際のシステム要件や製品の機能は、システム構成やオペレーティング システムによって異なる場合があります。

[!メモ] Microsoft Office Accounting 2007 は米国でのみ入手できます。

Microsoft Office Access 2007

次の表に、Office Access 2007 のシステム要件を示します。

コンポーネント 必要条件

コンピュータとプロセッサ

500 MHz 以上のプロセッサ。

メモリ

256 MB 以上の RAM。

ハード ディスク

1.5 GB。このディスク領域の一部は、インストール後に元のダウンロード パッケージをハード ディスクから削除した場合には解放されます。

ドライブ

CD-ROM または DVD ドライブ。

ディスプレイ

解像度が 1024 x 768 以上のモニタ。Office クリーンアップ ウィザードは 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。

オペレーティング システム

Windows XP SP2、Windows Server 2003 SP1、またはそれ以降のオペレーティング システム。

その他

一部の高度なグループ作業機能には Windows SharePoint Services 3.0 を実行する Windows Server 2003 SP1 以降への接続が必要です。電子メールを利用したデータ収集には Office Outlook 2007 が必要です。

Internet Explorer 6.0 以降 (32 ビット ブラウザのみ)。インターネット機能にはインターネット アクセスが必要です。有償の場合があります。

補足

実際のシステム要件や製品の機能は、システム構成やオペレーティング システムによって異なる場合があります。

Microsoft Office Excel 2007

Office Excel 2007 を使用するには、次のコンポーネントが必要です。

コンポーネント 必要条件

コンピュータとプロセッサ

500 MHz 以上のプロセッサ。

メモリ

256 MB 以上の RAM。

ハード ディスク

1.5 GB。このディスク領域の一部は、インストール後に元のダウンロード パッケージをハード ディスクから削除した場合には解放されます。

ドライブ

CD-ROM または DVD ドライブ。

ディスプレイ

解像度が 1024 x 768 以上のモニタ。

オペレーティング システム

Windows XP SP2、Windows Server 2003 SP1、またはそれ以降のオペレーティング システム。Office クリーンアップ ウィザードは 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。

その他

一部のインク機能には Windows XP Tablet PC Edition またはそれ以降が必要です。音声認識機能にはヘッドホン型マイクとオーディオ出力デバイスが必要です。Information Rights Management 機能には Windows Rights Management Services を実行する Windows 2003 Server SP1 以降へのアクセスが必要です。

一部の高度なグループ作業機能には Windows SharePoint Services 3.0 を実行する Windows Server 2003 SP1 以降への接続が必要です。

Internet Explorer 6.0 以降 (32 ビット ブラウザのみ)。インターネット機能にはインターネット アクセスが必要です。有償の場合があります。

補足

実際のシステム要件や製品の機能は、システム構成やオペレーティング システムによって異なる場合があります。

Microsoft Office InfoPath 2007

次の表に、Microsoft Office InfoPath 2007 のシステム要件を示します。

コンポーネント 必要条件

コンピュータとプロセッサ

500 MHz 以上のプロセッサ。

メモリ

256 MB 以上の RAM。

ハード ディスク

1.5 GB。このディスク領域の一部は、インストール後に元のダウンロード パッケージをハード ディスクから削除した場合には解放されます。

ドライブ

CD-ROM または DVD ドライブ。

ディスプレイ

解像度が 1024 x 768 以上のモニタ。

オペレーティング システム

Windows XP SP2、Windows Server 2003 SP1、またはそれ以降のオペレーティング システム。Office クリーンアップ ウィザードは 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。

その他

Information Rights Management 機能には Windows Rights Management Services を実行する Windows 2003 Server SP1 以降へのアクセスが必要です。

一部の高度なグループ作業機能には Windows SharePoint Services 3.0 を実行する Windows Server 2003 SP1 以降への接続が必要です。電子メール ベースのグループ作業には Office Outlook 2007 が必要です。フォームを電子メール メッセージとして送信するには Office Outlook 2007 が必要です。Office Word ドキュメントの変換には Office Word 2007 が必要です。Office Excel ドキュメントの変換には Office Excel 2007 が必要です。ブラウザ対応の Office InfoPath フォームと追加のグループ作業機能には、Office SharePoint Server 2007 が必要です。

Internet Explorer 6.0 以降 (32 ビット ブラウザのみ)。インターネット機能にはインターネット アクセスが必要です。有償の場合があります。

補足

実際のシステム要件や製品の機能は、システム構成やオペレーティング システムによって異なる場合があります。

Microsoft Office Groove 2007

次の表に、Office Groove 2007 のシステム要件を示します。

コンポーネント 必要条件

コンピュータとプロセッサ

500 MHz 以上のプロセッサ。

メモリ

256 MB 以上の RAM。

ハード ディスク

1 GB。このディスク領域の一部は、インストール後に元のダウンロード パッケージをハード ディスクから削除した場合には解放されます。

ドライブ

CD-ROM または DVD ドライブ。

ディスプレイ

解像度が 1024 x 768 以上のモニタ。

オペレーティング システム

Windows XP SP2、Windows Server 2003 SP1 またはそれ以降のオペレーティング システム。Office Groove 2007 フォルダ同期とその他の一部の機能は 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。Office クリーンアップ ウィザードは 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。

その他

Windows SharePoint Services との統合には Office SharePoint Server 2007 または Windows SharePoint Services 3.0 を実行するコンピュータへの接続が必要です。組み込みの Office InfoPath 2007 フォーム ツールには Office InfoPath 2007 が必要です。Office Groove 2007 メッセンジャー統合には Windows Messenger 5.1 以降または Communicator 1.0 以降が必要です。Office Groove 2007 中継サービスへの 5 年間のサブスクリプションが含まれます。

Internet Explorer 6.0 以降 (32 ビット ブラウザのみ)。インターネット機能にはインターネット アクセスが必要です。有償の場合があります。

補足

実際のシステム要件や製品の機能は、システム構成やオペレーティング システムによって異なる場合があります。

Important重要
Office Groove 2007 をインストールすると Office Groove アカウントがアップグレードされます。アップグレード プロセス開始後の、Office Groove アカウントの以前のバージョンへのダウングレードや復帰はサポートされません。複数のコンピュータで Office Groove アカウントを実行するには、各コンピュータを Office Groove 2007 にアップグレードする必要があります。アカウントをアップグレードする前に、Readme ドキュメントで Office Groove 2007 の詳細を参照してください。

Microsoft Office OneNote 2007

次の表に、Office OneNote 2007 のシステム要件を示します。

コンポーネント 必要条件

コンピュータとプロセッサ

500 MHz 以上のプロセッサ。OneNote オーディオ検索には 2 GHz 以上のプロセッサが推奨されます。ヘッドホン型マイクが必要です。オーディオ検索は一部の言語では使用できません。

メモリ

256 MB 以上の RAM。OneNote オーディオ検索には 1 GB 以上の RAM が推奨されます。ヘッドホン型マイクが必要です。オーディオ検索は一部の言語では使用できません。

ハード ディスク

1 GB。このディスク領域の一部は、インストール後に元のダウンロード パッケージをハード ディスクから削除した場合には解放されます。

ドライブ

CD-ROM または DVD ドライブ。

ディスプレイ

解像度が 1024 x 768 以上のモニタ。

オペレーティング システム

Windows XP SP2、Windows Server 2003 SP1、またはそれ以降のオペレーティング システム。"OneNote 2007 に送る" 印刷ドライバは 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。Office クリーンアップ ウィザードは 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。

その他

一部の機能には、Windows デスクトップ サーチ 3.0、Windows Media Player 9.0、Microsoft DirectX 9.0b、Microsoft Active Sync 4.1、マイク、オーディオ出力デバイス、ビデオ録画デバイス (Web カメラなど)、TWAIN 対応のデジタル カメラやスキャナ、Windows Mobile 2003 powered Smartphone または Windows Mobile 5 powered Smartphone または Pocket PC、あるいはユニバーサル プラグ アンド プレイ (UPnP) をサポートするルーターが必要です。ノートブックを共有するには、同じネットワーク上のユーザーである必要があります。

Internet Explorer 6.0 以降 (32 ビット ブラウザのみ)。インターネット機能にはインターネット アクセスが必要です。有償の場合があります。

補足

実際のシステム要件や製品の機能は、システム構成やオペレーティング システムによって異なる場合があります。

Microsoft Office Outlook 2007

次の表に、Microsoft Office Outlook 2007 のシステム要件を示します。

コンポーネント 必要条件

コンピュータとプロセッサ

500 MHz 以上のプロセッサ。

メモリ

256 MB 以上の RAM。

ハード ディスク

1.5 GB。このディスク領域の一部は、インストール後に元のダウンロード パッケージをハード ディスクから削除した場合には解放されます。

ドライブ

CD-ROM または DVD ドライブ。

ディスプレイ

解像度が 1024 x 768 以上のモニタ。

オペレーティング システム

Windows XP SP2、Windows Server 2003 SP1、またはそれ以降のオペレーティング システム。Office クリーンアップ ウィザードは 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。

その他

一部のインク機能には Windows XP Tablet PC Edition またはそれ以降が必要です。音声認識機能にはヘッドホン型マイクとオーディオ出力デバイスが必要です。Information Rights Management 機能には Windows Rights Management Services を実行する Windows 2003 Server SP1 以降へのアクセスが必要です。

Office Outlook 2007 の一部の高度な機能には Microsoft Exchange Server 2000 以降への接続が必要です。クイック検索には Windows デスクトップ サーチ 3.0 が必要です。Dynamic Calendar にはサーバー接続が必要です。

一部の高度なグループ作業機能には Windows SharePoint Services 3.0 を実行する Windows Server 2003 SP1 以降への接続が必要です。一部の高度な機能には Office SharePoint Server 2007 への接続が必要です。

Internet Explorer 6.0 以降 (32 ビット ブラウザのみ)。インターネット機能にはインターネット アクセスが必要です。有償の場合があります。

補足

実際のシステム要件や製品の機能は、システム構成やオペレーティング システムによって異なる場合があります。

Microsoft Office PowerPoint 2007

次の表に、Microsoft Office PowerPoint 2007 のシステム要件を示します。

コンポーネント 必要条件

コンピュータとプロセッサ

500 MHz 以上のプロセッサ。

メモリ

256 MB 以上の RAM。

ハード ディスク

1 GB。このディスク領域の一部は、インストール後に元のダウンロード パッケージをハード ディスクから削除した場合には解放されます。

ドライブ

CD-ROM または DVD ドライブ。

ディスプレイ

解像度が 1024 x 768 以上のモニタ。

オペレーティング システム

Windows XP SP2、Windows Server 2003 SP1、またはそれ以降のオペレーティング システム。Office クリーンアップ ウィザードは 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。

その他

一部のインク機能には Windows XP Tablet PC Edition またはそれ以降が必要です。音声認識機能にはヘッドホン型マイクとオーディオ出力デバイスが必要です。Information Rights Management 機能には Windows Rights Management Services を実行する Windows 2003 Server SP1 以降へのアクセスが必要です。

一部の高度なグループ作業機能には Windows SharePoint Services 3.0 を実行する Windows Server 2003 SP1 以降への接続が必要です。PowerPoint スライド ライブラリには Office SharePoint Server 2007 が必要です。

Internet Explorer 6.0 以降 (32 ビット ブラウザのみ)。インターネット機能にはインターネット アクセスが必要です。有償の場合があります。

補足

実際のシステム要件や製品の機能は、システム構成やオペレーティング システムによって異なる場合があります。

Microsoft Office Publisher 2007

次の表に、Microsoft Office Publisher 2007 のシステム要件を示します。

コンポーネント 必要条件

コンピュータとプロセッサ

500 MHz 以上のプロセッサ。

メモリ

256 MB 以上の RAM。

ハード ディスク

1.5 GB。このディスク領域の一部は、インストール後に元のダウンロード パッケージをハード ディスクから削除した場合には解放されます。

ドライブ

CD-ROM または DVD ドライブ。

ディスプレイ

解像度が 1024 x 768 以上のモニタ。

オペレーティング システム

Windows XP SP2、Windows Server 2003 SP1、またはそれ以降のオペレーティング システム。Office クリーンアップ ウィザードは 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。

その他

一部のインク機能には Windows XP Tablet PC Edition またはそれ以降が必要です。音声認識機能にはヘッドホン型マイクとオーディオ出力デバイスが必要です。

文書の送信には Office Outlook 2007、Outlook Express 6.0、または Windows Live メールを使用できます。受信者は各種の電子メール クライアントおよび Web ベースのサービスを使用して表示できます。

Internet Explorer 6.0 以降 (32 ビット ブラウザのみ)。インターネット機能にはインターネット アクセスが必要です。有償の場合があります。

補足

実際のシステム要件や製品の機能は、システム構成やオペレーティング システムによって異なる場合があります。

Microsoft Office Word 2007

次の表に、Office Word 2007 のシステム要件を示します。

コンポーネント 必要条件

コンピュータとプロセッサ

500 MHz 以上のプロセッサ。

メモリ

256 MB 以上の RAM。Office Word 2007 の文法および文脈に応じたスペル チェック機能が有効になるのは、コンピュータに 1 GB のメモリがある場合です。

ハード ディスク

1.5 GB。このディスク領域の一部は、インストール後に元のダウンロード パッケージをハード ディスクから削除した場合には解放されます。

ドライブ

CD-ROM または DVD ドライブ。

ディスプレイ

解像度が 1024 x 768 以上のモニタ。

オペレーティング システム

Windows XP SP2、Windows Server 2003 SP1、またはそれ以降のオペレーティング システム。Office クリーンアップ ウィザードは 64 ビット オペレーティング システムでは使用できません。

その他

一部のインク機能には Windows XP Tablet PC Edition またはそれ以降が必要です。音声認識機能にはヘッドホン型マイクとオーディオ出力デバイスが必要です。

文書の送信には Office Outlook 2007、Outlook Express 6.0、または Windows Live メールを使用できます。受信者は各種の電子メール クライアントおよび Web ベースのサービスを使用して表示できます。

Internet Explorer 6.0 以降 (32 ビット ブラウザのみ)。インターネット機能にはインターネット アクセスが必要です。有償の場合があります。

補足

実際のシステム要件や製品の機能は、システム構成やオペレーティング システムによって異なる場合があります。

Microsoft Office Multi-Language Pack 2007

Office Multi-Language Pack 2007 を使用するには、次のコンポーネントが必要です。

コンポーネント 必要条件

コンピュータとプロセッサ

500 MHz 以上のプロセッサ。

メモリ

256 MB 以上の RAM。

ハード ディスク

インストールに 2 GB、インストールする言語あたり 750 MB ~ 1.5 GB のハード ディスク空き容量。
インストールに使用されるディスク領域の一部はインストール後に解放されます。

ドライブ

DVD-ROM ドライブ。

ディスプレイ

解像度が 1024 x 768 以上のモニタ。

オペレーティング システム

Windows XP SP2 以降または Windows Server 2003 以降。

その他

次の 1 つ以上の 2007 Office system 製品がインストールされている必要があります : Office Home and Student 2007、Office Standard 2007、Office Basic 2007、Office Small Business 2007、Office Professional 2007、Office Professional Plus 2007、Office Enterprise 2007、Office Ultimate 2007、Office Word 2007、Office Excel 2007、Office Outlook 2007、Office PowerPoint 2007、Office Access 2007、Office OneNote 2007、Microsoft Office Visio 2007、Microsoft Office Project 2007、Office InfoPath 2007、Microsoft Office SharePoint Designer 2007、Office Publisher 2007、Office Groove 2007。

詳細情報

2007 Office スイートに含まれていないサーバーやプログラムには、より高性能のシステム メモリとサポート ソフトウェアが必要です。

Microsoft Office Enterprise Project Management (EPM) ソリューションの要件に関する詳細については、「Microsoft Office Enterprise Project Management Solution のシステム要件」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=93530\&clcid=0x411) を参照してください。EPM ソリューションには、Microsoft Office Project Professional 2007、Microsoft Office Project Server 2007、Microsoft Office Project Web Access、Microsoft Office Project Portfolio Server 2007、Microsoft Office Project Portfolio Web Access などがあります。

Office Groove 2007、Microsoft Office Groove Enterprise Services 2007 などの製品の統合および展開要件については、「Microsoft Office Groove のシステム要件」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=93531\&clcid=0x411) を参照してください。

Office SharePoint Server 2007、Microsoft Office SharePoint Server 2007 for Search、Microsoft Office Forms Server 2007 などの製品の統合および展開要件については、「Microsoft Office サーバーのシステム要件」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=93532\&clcid=0x411) を参照してください。

以前のバージョンの Office からの移行

2007 Office system の変更は、以前のバージョンの Office からの移行作業に以下の点で影響する可能性があります。

  • Office system のインストール、カスタマイズ、および更新

  • ファイル形式

  • セキュリティ

  • ユーザー インターフェイス

  • オブジェクト モデル

  • Access 2007

  • Excel 2007

  • Outlook 2007

  • Word 2007、PowerPoint 2007、および OneNote 2007

機能の変更については、「2007 Office system での相違点」を参照してください。2007 Office system への移行については、「2007 Office system に移行する」を参照してください。

2007 Office system のインストール、カスタマイズ、および更新

以前のバージョンの Office では、セットアップをカスタマイズし、インストール後の Office を管理するために、複数のツールが必要でした。前に述べたように、2007 Office system の新しいセットアップのアーキテクチャでは、Office をインストールおよび管理するプロセスが簡素化されています。この変更は主に管理者の作業に影響し、展開方法の変更が必要になる可能性があるので、十分に検討する必要があります。

  • インストール。2007 Office system では、言語に依存しないコンポーネントはすべて 1 つのコア パッケージに含まれており、言語固有のコンポーネントはそれぞれ別のパッケージに含まれています。基本的な 2007 Office リリースのインストールは、コア パッケージと 1 つの言語で構成されます。言語を追加する場合は、言語固有のパッケージをネットワーク インストール ポイントにコピーするだけで済みます。すべてのパッケージは、まったく同じ方法で、グローバル コアに接続されます。2007 Office system のセットアップのアーキテクチャの詳細については、「新しいセットアップのアーキテクチャを評価する」を参照してください。

  • カスタマイズ。2007 Office system のセットアップのコンポーネントである Office カスタマイズ ツール (OCT) を使用して、セットアップ カスタマイズ ファイルを作成できます。カスタマイズ ファイルを使用することによって、ユーザー グループごとに 2007 Office system の構成を変更することができます。構成ファイルの詳細については、「ユーザー グループごとに 2007 Office system の異なる構成を作成する」を参照してください。OCT を使用する方法の詳細については、「2007 Office system の Office カスタマイズ ツール」を参照してください。

  • 更新。Microsoft Office 2003 では、管理インストール ポイントを使用して製品をインストールしていました。2007 Office system では、ローカル インストール ソースが必要になります。完全なインストール ソースが常にローカル コンピュータ上で利用できるので、ソフトウェア更新プログラムの配布処理がより効率的になり、信頼性が向上しています。2007 Office system では、更新の必要がないネットワーク インストール ポイントを作成することから、クライアント コンピュータとインストール ソースが非同期の状態になることがありません。新規インストールを最新の状態に維持するには、ネットワーク インストール ポイントのフォルダに更新プログラムをコピーするだけで済みます。ローカル インストール ソースの詳細については、「2007 Office system に必須のローカル インストール ソース」を参照してください。Office を更新する方法の詳細については、「2007 Office system の統合された更新処理」を参照してください。

ファイル形式

Office Word 2007、Office Excel 2007、および Office PowerPoint 2007 の既定のファイル形式が XML (拡張マークアップ言語) 形式に変更されています。この変更はユーザーからの要求に対応したもので、以下の利点があります。

  • さまざまなデータ ソースから迅速にドキュメントを作成できるようになります。

  • データ マイニングやコンテンツの再利用が容易になります。

  • Word、Excel、および PowerPoint ファイルのサイズが小さくなります。

  • 壊れたファイルのデータの回復が容易になります。

新しいファイル形式への移行や既存のファイル形式との共存を容易にするために、以下の点が考慮されています。

  • Office 2003 およびそれ以前のバージョンで使用されていたファイル形式は、2007 Office system でも利用できます。展開時に既定のファイル形式を変更することも、インストール後にユーザーが既定のファイル形式を変更することもできます。

  • 以前のバージョンの Office を使用するユーザーが、新しい形式を使用してファイルを読み取り、編集、および保存できるようにする、Microsoft Office 2000、Office XP、および Office 2003 用の更新プログラムが用意されています。

  • Office 2000、Office XP、および Office 2003 用のコンバータが用意されています。以前のバージョンの Office を使用するユーザーは、新しいファイル形式で作成されたファイルを開くことができます。

  • Office Migration Planning Manager (OMPM) によって、環境の変更による影響を評価したり、ファイルを一括変換したりすることができます。

新しいファイル形式の詳細については、「2007 Office system のファイル形式リファレンス」を参照してください。ファイルの共存の詳細については、「以前のバージョンの Office および他のプログラムを利用して作業する」を参照してください。OMPM の詳細については、「2007 Office system に移行する」および「2007 Office system の Office Migration Planning Manager リファレンス」を参照してください。

セキュリティ

セキュリティ センターは 2007 Office system の新機能で、Office アプリケーションのすべてのセキュリティ設定を 1 か所で管理できます。セキュリティ センターは、ファイルを開くときのセキュリティ関連のメッセージに代わるドキュメント アクション バーも表示します。既定では、ファイル内の潜在的に危険なコンテンツは、メッセージを表示せずにブロックされるので、ファイルを開くときにセキュリティの決定は行われません。コンテンツがブロックされた場合は、ドキュメント アクション バーが表示され、ユーザーに通知されます。ドキュメント アクション バーをクリックすると、無効になっているコンテンツと、コンテンツを有効または無効にするオプションがダイアログ ボックスに表示されます。

セキュリティ センターでは、よりわかりやすく、柔軟性の高い新しいセキュリティ設定 (以前は、低、中、高、および最高) が用意されています。

この変更によって、ユーザーに対する教育と計画が必要になります。変更されたセキュリティ機能の詳細については、「2007 Office system での相違点」を参照してください。2007 Office system のセキュリティ機能の計画および構成の詳細については、「2007 Office リリースのセキュリティと保護」セクションのリソースを参照してください。

ユーザー インターフェイス

Office Word 2007、Office Excel 2007、Office Access 2007、Office PowerPoint 2007、および Office Outlook 2007 では、以前のバージョンのメニュー バーに代わって新しいリボン インターフェイス (Microsoft Office Fluent ユーザー インターフェイス) が採用されています。リボンは画面上部の領域で、複数のタブに分かれています。コマンドは各タブ内に整理されています。この変更によって、ユーザーは快適に 2007 Office system の機能を探して使用することができるようになります。ユーザーの教育が必要になります。

多くのコマンドは以前と同じように動作します。新しいリボン インターフェイスによって、マクロやアプリケーション コードを若干変更する必要があります。一部のコマンドは変更されているので、マクロやアプリケーション コードを修正する必要があるかどうかを判断するには、「2007 Office system での相違点」を参照してください。

Microsoft Office Fluent ユーザー インターフェイスの詳細については、「Microsoft Office Fluent User Interface Resource Center」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=111045\&clcid=0x411) を参照してください。

オブジェクト モデル

2007 Office system では機能が強化されたので、オブジェクト モデルにも異なる点があります。この変更のために、すべてのアプリケーションをテストして、2007 Office system と互換性があることを調べる必要があります。オブジェクト モデルの一部の機能は追加、変更、または削除されています。状況によっては、機能が使用できる場合でも、Office の将来のバージョンでは削除される可能性があります。オブジェクト モデルの変更の詳細については、「2007 Office system での相違点」を参照してください。

Access 2007

Office Access 2007 では、新しいファイル形式が導入されています。以前のバージョンでは MDB 形式が使用されていましたが、Office Access 2007 のファイルは新しい ACCDB 形式で保存されます。ACCDB 形式の主な機能の 1 つとして、複合データを格納する機能があります。複合データを格納するには、新しいシステム テーブル MSysFlattenedMapping と、一連の組み込みスキーマ テーブルが存在している必要があります。MSysFlattenedMapping テーブルと組み込みスキーマ テーブルは、新しい ACCDB ファイルを作成したときに自動的に作成されます。

Office カスタム インストール ウィザード (CIW) を使用してポリシーを設定し、すべての新しいデータベースの既定の形式を ACCDB 形式ではなく、MDB 形式にすることができます。この設定を使用して、Office Access 2007 の展開が完了するまで、ユーザーが ACCDB ファイルを作成することを防止することができます。

ユーザーは、Office Access 2007 のリボンの [データベース] タブにある [データベースの変換] コマンドを使用して、MDB データベースを ACCDB 形式に変換できます。変換したデータベースは、Office Access 2007 でのみ開くことができます。Office Access 2007 では、ユーザーは [データベースの保存形式] オプションを使用して以前の形式でデータベースを保存できます。データベースが ACCDB ファイル形式で作成されており、複合データ、オフライン データ、または Office Access 2007 で作成された添付ファイルが含まれている場合、ユーザーは以前のバージョンの形式でデータベースを保存できません。

Office Access 2007 での機能の変更の詳細については、「Office Access 2007 での変更点」を参照してください。

Excel 2007

新しいユーザー インターフェイスとファイル形式の変更に加えて、Office Excel 2007 では以下の点が大きく変更されています。

  • グリッド サイズ。Office Excel 2007 ワークシートのグリッド サイズが、1,000,000 行× 16,000 列に大幅に拡大されています (Office Excel 2003 では 65,536 行× 256 列)。この変更によって、範囲名が新しい参照と競合する可能性があります。また、ワークシートを以前のバージョンの形式で保存する機能にも影響します。

  • 数式と関数。インストール プロセスを向上させるために、分析ツールは Office Excel 2007 に統合されています。これによって、分析ツールの関数呼び出しの構文を、組み込み関数で使用される構文と同じになるように変更する必要があります。また、統合された関数の一部がユーザー定義の関数と競合する場合もあります。統計関数では、変更によって精度が向上しています。マルチスレッド化された計算によって、複数の論理プロセッサを使用するコンピュータで実行した場合、Office Excel 2007 のパフォーマンスが向上します。

  • グラフ。Office PowerPoint 2007 や Office Word 2007 (互換モードではない) で作成されたグラフは、Microsoft Graph OLE オブジェクトではなく、ネイティブ形式のグラフになります。PowerPoint や Word のグラフのデータは、Graph のデータシートではなく、Office Excel 2007 で保存されます。Microsoft Graph オブジェクト モデルを使用するように作成されたマクロは変更する必要があります。既存のマクロは Office Excel 2007 でも動作しますが、グラフは新しいオブジェクト モデルに移行する必要があります。

  • グラフ。Office PowerPoint 2007 や Office Word 2007 (互換モードではない) で作成されたグラフは、Microsoft Graph OLE オブジェクトではなく、ネイティブ形式のグラフになります。PowerPoint や Word のグラフのデータは、Graph のデータシートではなく、Office Excel 2007 で保存されます。Microsoft Graph オブジェクト モデルを使用するように作成されたマクロは変更する必要があります。既存のマクロは Office Excel 2007 でも動作しますが、グラフは新しいオブジェクト モデルに移行する必要があります。

Office Excel 2007 での機能の変更の詳細については、「Excel 2007 での変更点」を参照してください。

Outlook 2007

Office Outlook 2007 では、予定表、仕事、およびその他の機能が強化されています。最も大きな変更の 1 つは、Exchange Server メールボックスに接続したときの Office Outlook 2007 のセキュリティ オプションを管理するために、Exchange セキュリティ フォーム (ESF) と呼ばれるカスタム フォームを使用する代わりに、グループ ポリシーを使用する点です。これによって、ネットワーク環境で Office Outlook 2007 をロックするために使用する方法が変わります。グループ ポリシーの制限事項によって、ESF の使用が必要になる場合もあります。たとえば、ホストされている Exchange 環境では、ESF を使用して Office Outlook 2007 をロックする必要があります。

Office Outlook 2007 での機能の変更の詳細については、「Outlook 2007 での変更点」を参照してください。

Word 2007、PowerPoint 2007、および OneNote 2007

Office Word 2007、Office PowerPoint 2007、および Office OneNote 2007 では、移行中にファイルやアプリケーションの変更が必要になるかどうかを判断するために確認する必要がある変更点があります。機能の変更の詳細については、「2007 Office system での相違点」を参照してください。

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入手可能なドキュメントの詳細な一覧については、「2007 Office リソース キット」を参照してください。