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アイテム保持ポリシーの作成

適用先 : Exchange Server 2010

アイテム保持ポリシーを使用すると、1 つまたは複数の保持タブをグループ化して、それらをメールボックスに適用できます。メールボックスには複数のアイテム保持ポリシーを設定することはできません。保持タグは、いつでもアイテム保持ポリシーにリンクしたり、アイテム保持ポリシーから削除したりすることができます。アイテム保持ポリシーの詳細については、「保持タグおよびアイテム保持ポリシーについて」を参照してください。

メッセージング レコード管理 (MRM) に関連する他のタスクについては、「メッセージング レコード管理の展開」を参照してください。

前提条件

  • 作成中のアイテム保持ポリシーと同じ名前のアイテム保持ポリシーが Exchange 組織に存在していない。
  • 新しいアイテム保持ポリシーに関連付け可能なアイテム保持ポリシーが 1 つ以上存在している。
    Dd335110.note(ja-jp,EXCHG.140).gif注 :
    アイテム保持ポリシーは、保持タグへのリンクなしで作成できます。保持タグはいつでもアイテム保持ポリシーに追加または削除できます。ただし、タグをアイテム保持ポリシーにリンクして管理フォルダー アシスタントを実行するまで、タグはメールボックスには適用されません。

シェルを使用してアイテム保持ポリシーを作成する

この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「メッセージングのポリシーと準拠のアクセス許可」の「メッセージング レコード管理」。

Dd335110.note(ja-jp,EXCHG.140).gif注 :
EMC を使用してアイテム保持ポリシーを作成することはできません。

この例では、アイテム保持ポリシー RP-VPs を作成し、タグ RPT-VPs-Default、RPT-VPs-Inbox、および RPT-VPs-DeletedItems をそのアイテム保持ポリシーにリンクします。

New-RetentionPolicy "RP-VPs" -RetentionPolicyTagLinks "RPT-VPs-Default","RPT-VPs-Inbox","RPT-VPs-DeletedItems"

構文およびパラメーターの詳細については、「New-RetentionPolicy」を参照してください。

その他のタスク

アイテム保持ポリシーを作成した後で、次の操作も実行できます。