アイテム保持ポリシーの作成
適用先 : Exchange Server 2010
アイテム保持ポリシーを使用すると、1 つまたは複数の保持タブをグループ化して、それらをメールボックスに適用できます。メールボックスには複数のアイテム保持ポリシーを設定することはできません。保持タグは、いつでもアイテム保持ポリシーにリンクしたり、アイテム保持ポリシーから削除したりすることができます。アイテム保持ポリシーの詳細については、「保持タグおよびアイテム保持ポリシーについて」を参照してください。
メッセージング レコード管理 (MRM) に関連する他のタスクについては、「メッセージング レコード管理の展開」を参照してください。
前提条件
- 作成中のアイテム保持ポリシーと同じ名前のアイテム保持ポリシーが Exchange 組織に存在していない。
- 新しいアイテム保持ポリシーに関連付け可能なアイテム保持ポリシーが 1 つ以上存在している。
注 : アイテム保持ポリシーは、保持タグへのリンクなしで作成できます。保持タグはいつでもアイテム保持ポリシーに追加または削除できます。ただし、タグをアイテム保持ポリシーにリンクして管理フォルダー アシスタントを実行するまで、タグはメールボックスには適用されません。
シェルを使用してアイテム保持ポリシーを作成する
この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「メッセージングのポリシーと準拠のアクセス許可」の「メッセージング レコード管理」。
注 : |
---|
EMC を使用してアイテム保持ポリシーを作成することはできません。 |
この例では、アイテム保持ポリシー RP-VPs を作成し、タグ RPT-VPs-Default、RPT-VPs-Inbox、および RPT-VPs-DeletedItems をそのアイテム保持ポリシーにリンクします。
New-RetentionPolicy "RP-VPs" -RetentionPolicyTagLinks "RPT-VPs-Default","RPT-VPs-Inbox","RPT-VPs-DeletedItems"
構文およびパラメーターの詳細については、「New-RetentionPolicy」を参照してください。
その他のタスク
アイテム保持ポリシーを作成した後で、次の操作も実行できます。