Exchange 2007 SP1 のインストール時に "アクセス許可が不足しているため、セットアップが失敗しました" というエラー メッセージが表示される

 

適用先: Exchange Server 2007 SP1

トピックの最終更新日: 2008-12-09

ここでは、Windows Server 2008 を実行しているコンピュータに Microsoft Exchange Server 2007 Service Pack 1 (SP1) をインストールしようとするときに発生することがあるインストール エラーを、管理コマンド プロンプトを使用して解決する方法について説明します。

Windows Server 2008 ベースのコンピュータに Exchange 2007 SP1 をインストールしようとすると、次のエラー メッセージが表示されます。

アクセス許可が不足しているため、セットアップが失敗しました。現在のユーザーがローカル管理者のアクセス許可を持っていることを確認してください。

エラー :ソースが見つかりませんでしたが、いくつかまたはすべてのログを検索できませんでした。

アクセス不可能なログ : セキュリティ

管理権限を備えた資格情報を持つアカウントを使用してログオンした場合でも、この問題は発生します。

原因

この問題は、Windows Server 2008 のユーザー アカウント制御 (UAC) 機能のために発生することがあります。UAC によって、管理者はシステム全体の変更を行うアプリケーションを実行する前にこのアプリケーションを明示的に承認することが要求されます。この要求は、管理者のセッションにも適用されます。

解決方法

この問題を解決するには、管理コマンド プロンプトから Exchange 2007 SP1 セットアップ プログラムを実行します。そのためには、以下の手順を実行します。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[コマンド プロンプト] を右クリックして、[管理者として実行] をクリックします。
  2. 管理コマンド プロンプトで、Exchange 2007 SP1 セットアップ プログラムを実行します。

詳細情報

Windows Server 2008 のユーザー アカウント制御の詳細については、「User Account Control」 (英語) を参照してください。

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。