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監視サーバーのレポートの展開 (推奨)

トピックの最終更新日: 2009-01-23

監視サーバーには、Microsoft SQL Server Reporting Services によって公開された一連の標準レポートが格納されています。これらのレポートは、レポート マネージャで公開された Web サイトで使用できます。

監視サーバー レポート パックは、監視サービスを開始した後、Microsoft SQL Server Reporting Services のインスタンスに展開できます。このステップはオプションです。

Dd425085.note(ja-jp,office.13).gif注:
監視サーバー レポート パックを展開するには、まず SQL Server Reporting Services をインストールする必要があります。詳細については、「SQL Server Reporting Services のインストール」を参照してください。また、ユーザーのログオン アカウントに、レポート パックの展開先となる Reporting Services インスタンスのコンテンツ マネージャの役割が割り当てられている必要があります。ユーザーに SQL Report Services の役割を割り当てる方法の詳細については、「Creating and Managing Role Assignments (ロールの割り当ての作成と管理).

監視サーバー レポートを展開するには

  1. 展開ウィザードの [ステップ 4: 監視サーバー レポートの展開] で、[実行] をクリックします。

  2. [監視サーバーのレポート パックの展開ウィザードへようこそ] ページで、[次へ] をクリックします。

  3. [レポート パック アカウントの指定] ページで、このサーバーに使用する新しいサービス アカウントまたは既存のサービス アカウントの名前を入力し、そのアカウントのパスワードを入力して、[次へ] をクリックします。

    Dd425085.note(ja-jp,office.13).gif注:
    既定のアカウントは RTCReportPack です。新しいアカウントを作成する場合は、組織の Active Directory のパスワード要件を満たす複雑なパスワードを使用します。
  4. [レポート パックの構成] ページで、レポート サーバーの URL を入力し、[次へ] をクリックします。

    Dd425085.Caution(ja-jp,office.13).gif注意:
    レポートは、HTTPS Web サイトのみに公開できます。レポートを公開する場合は、URL 内にレポート サーバーの名前を使用する必要があります。レポート パックを展開する前に、Web サイトの [クライアント証明書を無視する] がオンになっていることを確認します。レポート パックを展開した後、必要に応じて [クライアント証明書] の設定を変更することができます
  5. [グループの承認] ページで、次のいずれかの操作を行います。

    • 監視サーバー レポートの読み取り専用アクセスをドメイン グループに許可するには、[ドメインを選択してください] でグループのドメインを選択し、[既存グループの名前を入力してください] にグループ名を入力します。
    • グループにアクセスを許可しない場合は、[この手順をスキップし、レポートを表示するためのアクセス許可を割り当てない] をクリックします。この場合は、レポート パックを展開した後に、次の手順に従って手動でアクセスを構成します。
    Dd425085.note(ja-jp,office.13).gif注:
    監視サーバー レポート パックをフォレスト内の別のドメインの SQL Server Reporting Server に展開した場合は、ドメイン ローカル グループを使用して読み取り専用アクセスを付与することはできません。この場合は、グローバル グループまたはユニバーサル グループしか使用できません。
    Dd425085.Caution(ja-jp,office.13).gif注意:
    このドメイン グループのメンバには、通話詳細記録 (CDR) データベースおよび QoE データベース内の個人識別情報 (発信者や呼び出し先の URI、電話番号など) に対する読み取り専用アクセスを付与します。
  6. [展開レポート パックの準備完了] ページで、[次へ] をクリックします。

  7. ウィザードが完了したら、[[完了] をクリックしたらログを表示する] チェック ボックスをオンにして、[完了] をクリックします。

  8. ログ ファイルの [実行結果] 列に "成功" と表示されていることを確認します。各タスクの末尾に "成功" という文字列があるかどうかを調べて、レポート パックが展開されたことを確認します。終了したら、ログ ウィンドウを閉じます。

これで、ウィザードで指定した Reporting Services インスタンスを使用してレポートを表示できるようになります。https://<fqdn>/reportserver?%2fOCSReports という形式の URL を使用します。

Dd425085.note(ja-jp,office.13).gif注:
レポート サーバーは監視サーバーとは異なるサービス アカウントを使用します。したがって、レポート サーバーと監視サーバーのアカウントの有効期限が切れる前に、両方のパスワードを変更する必要があります。
監視サーバー レポート パックのデータ ソースは、サービス アカウントに加えて、保存されている資格情報を使用して監視データベースにアクセスします。このアカウントのパスワードを変更した場合は、データ ソースの保存されている資格情報も更新する必要があります。レポート パックのデータ ソースは、レポート パックの OCSReports フォルダにあります。アクセスするには、http(s)://<FQDN>/Reports を開きます。

レポートの読み取り専用アクセスを手動で構成するには

  1. 前の手順の [レポート パックの構成] ページで指定した URL を開き、[SQL Reporting Services] ページを表示します。

  2. OCSReports フォルダをクリックします。

  3. [プロパティ] タブをクリックします。

  4. [セキュリティ] をクリックします。

  5. [ロールの新規割り当て] をクリックします。

  6. [ロールの新規割り当て] ページの [グループ名またはユーザー名] ボックスに、読み取り専用アクセスを付与するグループまたはユーザーの名前を入力します。

  7. [OCS レポート ブラウザ] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。